女心をつかむ極意

こんにちは。Victoriaです。

先日、この本を読んで、すっかり堀文子さんのファンになってしまったVictoria・・・

今日はこの本を読みました。
対談集 堀文子粋人に会う

対談集 堀文子粋人に会う

堀文子さんが、タイトル通り、各界の粋人にあっておしゃべりなさっているだけの本なんだけど、
どのページを開いても、文字がぐいぐいと心に突き刺さってくるような、パワフルな本で、

勉強になりました。

それでね・・・
アサヒビールの会長をつとめられた樋口廣太郎氏との対談があって、
メセナとは文化活動である」
っていう、とても遠大なテーマでおしゃべりは続き、
アサヒビールが京都にたてた大山崎山荘美術館のことに話題が移った時、
堀文子さんが、
「センペルセコイヤの木が見たい」
っておっしゃるのね。

美術館を建てるときに、いったんは切らなければならない運命にあったんだけど、
樋口廣太郎氏が、どうしても切りたくないということで、
大変苦労なさって、残したという大木。

堀文子さんは、自宅前に生えていた樹齢500年のホルトノキを守りたい一心で、
不動産業者から土地ごと買い上げたっていうくらい、
木に対しては思い入れの強いお方だから、
ここで、お二人はとっても意気投合なさったのね。

樋口廣太郎氏が、
「いつでもご案内しますよ。僕もいっしょに行きましょう」
っておっしゃったんだけど、堀文子さんは、
「でも、こんな忙しい方にお手間をとらせるなんて」
って、遠慮なさるのよ。

そこで、樋口廣太郎氏がおっしゃった言葉に、
Victoria、とっても感動しちゃって。
「忙しいのに手間をとっていくから値打ちがあるんじゃないですか」

女心をつかむ極意はコレだと思った。

「なんで、オレってもてないんだろう?結構、いい男なのになあ・・・」
って、首をひねっているあなた。
「最近忙しいから、時間ないんだよな〜。試験が終わってヒマになったら、会いに行くよ」
とか、言ってませんか?

私は、テメェのひまつぶしかっつーの!

ということで、
女心をつかむ極意 : 好きな女には時間を作ってわざわざ会いに行け!

女はね、
「私のためにわざわざ・・・」
っていうのに、弱い動物だってこと、覚えておいてくださいね。

Victoriaでした。