結婚こそが幸せか?

こんにちは。Victoriaです。

日経ビジネスオンラインで、「女の幸せは結婚か?」という記事発見。
いい男と出会っていないんだね (2ページ目):日経ビジネスオンライン

遥洋子さんが、
「休日に何してるの?」と仕事関係の既婚男性に聞かれ、「疲れて寝てます」などと答えようものなら、
「早く結婚しなさいよ」という説教が待っててウザイんですけど、どう答えたらいいでしょう?
という、30代独身女性からの質問に答えています。

遥洋子さんの答は、いい男と出会っていないんだね:日経ビジネスオンラインを見ていただくとして、簡単に要約すると、
「余計なお世話じゃ!」

・・・
これ読んでてちょっとびっくりしちゃったんだけどね・・・

遥洋子さん、よっぽど、こういう質問をされてきたらしく、なんだか、読者からの質問に答えながら、マジギレしてるのよ。

同じ女性として、その気持ちはよくわかるんだけれども、

でも、一方で、そんな、目くじらたてるようなことか、っていうのもあって、

そういうこと聞いてくるおじさま方って、
独身女性のプライベートに一歩踏み込んだ会話をすることによって、
仲良くなりたいだけなんじゃないかと思うのね・・・

もうちょっとサービスして、
話につきあってあげても別に損しないんじゃないかしらね・・・?

そうねえ、Victoriaだったら、

おじさま 「Victoriaちゃん、休日とかって何してるのかなあ?」
Victoria 「あら、女磨きに決まってるじゃない・・・うふふ・・・

・・・

「結婚こそ女の幸せである」
っていう神話の信者って、男性にも女性にもたくさんいると思うんだけど、
そういう人たちの考えは、

  独身生活の幸せ < 結婚生活の幸せ

ってことだと思うのね。

逆に、遥洋子さんのように、それに懐疑的な人もたくさんいて、
そういう人たちは、

  結婚生活の幸せ < 独身生活の幸せ

あるいは、そこまで否定的でなくても、

  結婚生活の幸せ ? 独身生活の幸せ

だと思うのね。

この問題の難しさは、
結局、自分の結婚生活、あるいは、独身生活を基準にして考えるしかなく、
「もし、結婚してなかったら・・・」
「もし、独身じゃなかったら・・・」
っていうのが、あくまで仮定の話だから、根拠がないっていう点にあると思うんだけど・・・

私はね、
「結婚」と「独身」のふたつを並べて考えるからいけないんだと思うの。
たぶん、世の中には、
「幸せな結婚」
「幸せな独身」
「不幸な結婚」
「不幸な独身」
の4つがあって、
それを順番に並べた時、
不幸な独身 < 不幸な結婚 < 幸せな独身 < 幸せな結婚

ってなる人は、
「結婚こそが幸せである」
って主張すると思うし、

不幸な結婚 < 不幸な独身 < 幸せな結婚 < 幸せな独身

ってなる人は、
「結婚しても幸せになるとは限らないんだから、独身でも幸せならそれでいいんじゃない?」
って言うと思うの。

・・・
それでね・・・
女の人で、結婚に懐疑的っていうか、結婚に夢が持てない人たちが危惧していることの中に、
「結婚したら、自分の時間が持てなくなるんじゃないか?」
っていうのがあると思うの。

つまり、これは、
「女が、自分の領域についてどう考えるか」
っていう問題ね。

幸せな家庭を築いていらっしゃる方、
あるいは、幸せな家庭を築いていらっしゃる知り合いのある方は、
その家庭を思い浮かべていただきたいんですけど、

幸せな家庭に見られる共通点って、
家族がリビングに集合して、めいめいの部屋に帰りたがらない
ってことなのね。

子どもは、お母さんが料理してるそばで宿題やりたがるし、
夕食が終わっても、なんとなくみんながリビングでテレビ見たりなんかして、まったりしながら、
「ねえ、ねえ、お母さん、聞いて・・・」
って、その日あったことをお母さんに話そうとする。

お父さんもリビングでごろんと横になって、
「お父さん、じゃま!」
とか言われつつ、そこを動こうとしない。

つまり、家族の幸せって、
お母さんの周りに集まってくるのよ。

お母さんは、いつだってリビングにいて、
家族の話を聞く準備ができていなくちゃいけないってことね。

そうすると、お母さんに、自分一人の時間っていうものは、必然的になくなるわけ。

だから、画家の堀文子さんのように、
「誰にもじゃまされない、一人だけの時間・空間がなかったら、生きていけない」
っていうタイプの人は、結婚には向いてない。

堀文子さんほど徹底しなくても、
ある程度、一人になる時間や空間がないとやっていけないというタイプの女の人が結婚生活を幸せにやっていくためには、
よほど、公私の区別をはっきりして、完璧に一人になれる環境を整えるしかない。

男の人だと、それは結構、簡単なことで、
結婚しても、独身の時と変わらず、100%仕事に没頭できるのが普通だけど、

女が結婚して、子どもが産まれると、
それはほぼ不可能に近い。

だから、
「目標に向かって自分自身を磨いていきたい」
という人生観を持ってる女の人にとっては、
よほど自分の人生観を尊重してくれる相手でなければ結婚生活は不幸になるから、独身のほうがいいだろうし、

「自分の時間を犠牲にしてでも家族のために尽くしたい」
っていう人生観を持ってる女の人にとっては、
結婚することそのものが、幸せの前提になってるわけだから、
独身を貫くなんて、考えられないんだと思う。

昔に比べて、現代の世の中は、
女の人生の選択肢の幅がぐっと広がったわけだから、
「もっといろいろ挑戦したい」
って思って、結婚を先送りにしたり、全くしない人が増えてくるのは当然だと思う。

でもね・・・
そういう女性をバックアップしてくれて、
「キミの幸せがボクの幸せなんだよ」
って言って尽くしてくれる男性がいれば、
それは、ひとりでがんばるよりも、喜びは2倍になるわけだから、
どんな女も喜んで結婚すると思うの。

ということで、本日の結論 :
人生に目標があってがんばってる女性を口説くには、
「キミの夢はボクの夢。ボクは全面的にキミの夢を応援するよ!」

Victoriaでした。