サンリオ、ミッフィーと和解

こんにちは。Victoriaです。

さて、昨年、このようなニュースがありました。
サンリオ「キャシー」、ミッフィーに似すぎ? - Victoriaの日記

サンリオがキティちゃんのお友達として作ったキャラクター、ウサギのキャシーちゃんが、
ディック・ブルーナのウサギのミッフィーちゃんの盗作だと訴えられたという・・・

それが、急転直下、和解に至ったらしく、
訴訟費用を東日本大震災の被災地の復興支援のため、寄附することにしたとのこと。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110607-00000574-san-bus_all

>>サンリオは7日、ウサギのキャラクター「ミッフィー」の知的所有権を管理するメルシス(オランダ)が、サンリオの「キャシー」はミッフィー著作権や商標権を侵害したとして関連製品の生産を停止するよう起こした係争で、メルシス社と和解に合意したと発表した。

 3月の東日本大震災を受け、ミッフィーの生みの親である作家のディック・ブルーナ氏とメルシス、サンリオで互いの訴訟を取り下げることに合意。メルシスとサンリオが共同で、訴訟にかかる費用を被災地の復興支援に充てることを決めた。共同で15万ユーロ(約1750万円)を義援金として寄付する。

 メルシスの差し止め請求を受け、アムステルダム地方裁判所は昨年11月、サンリオに生産の差し止めを求める仮処分命令を下したが、サンリオは権利侵害はしていないとして異議を申し立てた。

 これに対してメルシスは本訴訟を起こし、サンリオはミッフィーの商標権の取り消しを求める訴訟を起こしていた。<<

サンリオ社も声明文を発表。
http://www.sanrio.co.jp/corporate/release/detail/382

>>サンリオとメルシスの両社は日本の人々の思いと共にあります。サンリオ、メルシス、ディック・ブルーナは3月11日の東日本大震災の犠牲者の皆様に深く哀悼の意を表するとともに、被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。このような情況を鑑みメルシスとサンリオは訴訟を行うことにより費やす両社の諸費用をむしろ日本の復旧・復興のために寄付すべきであるという結論に至りました。そのような考えからメルシスとサンリオは、和解することといたしました。なお、サンリオは自らの意思により、既に、2009年11月以降、キャラクター「キャシー」を新たに企画される製品(ライセンス製品を含む)に使用しておりません。

さらにメルシスとサンリオはお互いのキャラクターを相互に尊重する立場を堅持してまいります。係争中のすべての訴訟を取り下げ、メルシスとサンリオは共同で15万ユーロ(約1,750万円)を東日本大震災への義援金として寄付いたします。<<

そうよね・・・
子どもたちに夢を届けるのがミッションのウサギを巡って、
大人がドロドロの訴訟をするのって、
いけないと思うわ・・・

それで、問題のキャシーとミッフィーですが・・・

やっぱり、全然似とらんがや!

Victoriaでした。