恋が続かない理由

こんにちは。Victoriaです。


さて、夏は出会いの季節。


日常の生活を離れ、

解放感あふれる非日常の空間で芽生えた愛を、

イベントの多い秋に大事に育てて、

いざ、クリスマス・バレンタインへ・・・



という、壮大な筋書き通りにコトを運ぶつもりが、

早速、破局したカップルの情報が・・・



なんや、もう終わったんかい!
二週間も続いとらんがや!



・・・



本人的には、

「もともと縁がなかったということで」

なんてキレイにまとめて、

さっさと次に進もうというポジティブな姿勢を示しており、

それはそれで評価すべきだとは思いつつ、

いやあ、それじゃあ、いつまでたっても誰ともつきあえないよ・・・

と思うこともあり、

ちょっとそれじゃあ、ダメなんじゃない?って苦言を呈してみたりなんかしたんだけど・・・


・・・

話を聞くと、

二人は、7月から8月にかけて、急速に接近したらしく、

ついに、二人きりで初デート、という間際まで話が進んでいたらしい。

ところが、そこで、彼女の方に異変が・・・


どうやら、最近受けた試験の結果が思わしくなかったらしく、

将来の進路を大幅に変更する必要に迫られた彼女、


進路変更を決心するまでの二週間あまり、

誰とも会わず、

もちろん、誰ともメールもせず、

毎日書き込んでいたSNSの日記も休止。


彼女としては、

自分を見つめ直すために、

一切の連絡を絶って集中したかったらしいんだけど、

彼にも一言の説明もなかったらしく、

「じゃあ、明日、会おうね、楽しみにしてるよ」

的なメールを最後に放置された彼は、当然パニック。


あちこちに電話したりなんかして、

彼女の消息を必死で確認。


そうこうするうちに、

彼女の決心が固まり、

そのことを、まず、SNSの日記で公開。


それを見た彼は・・・


なんで、オレより先に日記なんだよ???



・・・で、彼からは、


キミが選んだ人生なんだから、

がんばってね。



的な、最大限の励ましのメールが届いたらしいんだけど、

どう見ても、その文面は冷たい。



いやあ、そうだろうなあ・・・



人生最大の決断を下す時に、

全く当てにされなかったら、

プライド傷つくよね・・・



・・・

彼女の言い分は、

専門的なことは、部外者である彼に相談したってわからないことで、

これは自分の問題だから、一人で気持ちの整理をしたかったってことらしいんだけど、

それならそうで、

「しばらくメール返しできないけど、ゴメンね」

の一言があれば、

ムダに気をもんで、あちこちに連絡取るなんて言うストレスを、

彼に与えることもなかったんだよね・・・



彼女としては、

このことで彼と別れる気なんてさらさらなかったらしく、

どうやって修復しようかと考えているようだけど、

いったん冷めてしまった彼の気持ちをつなぎとめるのは、

結構、難しいと思うなあ、残念ながら。



たまたま彼は別の業界で働く人だったから、

細かいことはわからなかったかもしれないけど、

人生で直面する試練というのは、

結構、どんな世界で生きていても、

根は同じようなもののことが多いから、

ちらっと説明すれば、きっとわかってくれたはず。


それを、

「あなたには説明してもわからないと思ったから」

なんて言い訳されたら、

彼に伝わるメッセージは、

「私はあなたのことなんか当てにしてないし、

今はあなたのことを考える余裕なんてないから、

しばらく一人にして!」

ってことで、


よっぽど忍耐強い人でないかぎり、

そういう状況って耐えられないよね。



こういうのって、

恋の駆け引きの問題じゃなくて、

基本的な人間としての思いやりの問題だと思うの。



・・・ということで、本日の結論 :


ひきこもる前には、

恋人に一言連絡してね。




Victoriaでした。