無重力セックス (7) 太賀麻郎女性説

こんにちは。Victoriaです。


さて、太賀麻郎著「無重力セックス」の帯は、
あの、代々木忠監督がお書きになっております。


5000人抱いた男の無重力セックス これが、女が悦ぶ!モテる愛し方

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代々木忠監督といえば、

プラトニック・アニマル」を教科書に、
「本当に気持ちのいいセックス パート4」を書かせていただきました。
本当に気持ちのいいセックス パート4 (10)総集編 - Victoriaの日記


太賀麻郎さまは、
代々木忠監督の「淫乱パフォーマンス」シリーズで、
数々の女性の本能をよびさます、
まさに「神」のパフォーマンスを披露なさっているということで、
このお二人のセックス観はかなり似ているのではないか、と思われるんだけれども、




今回、「無重力セックス」を読んで、
よく似たことを言っているけど、
太賀麻郎さまと代々木忠監督は、
全然違うということをものすごく感じたのね。




代々木忠監督も、
本当に気持ちのいいセックスというのは、
小手先のテクニックに頼ってたらダメだ、
男は女に主導権をまかせ、
女の中の淫乱を呼び覚ませ・・・っていうことをおっしゃっていて、
これは、太賀麻郎さまが言ってることと、
だいたい同じだと思うんだけど、




ただ、
いいセックスというのを考える時、
代々木忠監督は、
あくまで男目線で考えてるなあ・・・って感じがして、





目の前で、
惚れた女がヨガったら、
オスの本能が悦ぶぜ・・・みたいな。




だけど、
太賀麻郎さまの場合は、
全然違う。




セックスに没入すると、
たぶん、太賀麻郎さまと相手の女性の間の境界線っていうのが、
どんどんなくなっていって、
最後にはひとつに溶け合ってしまう。



だから、
女性が感じている時には、
ホントに自分も同じように感じているんじゃないかって思うの。




たぶん、
女性と交わる時、
アンテナを受信専用に切り替えて、
相手の波長に合わせていくのが、
天才的にうまいんじゃないかな。




今回、
初めて本をお書きになるということで、
ずいぶん、言葉に直すのに苦労なさったんじゃないかと思うんだけど、
というのは、
5000人の女性と現在進行形だった当時は、
そんなメンドクサイこと、いちいち考えてなかったはずで、
頭で考える前に、
身体が動いたっていうか、



きっと、
言葉で説明するようなことじゃないって考えていて、

結局、
わかる人にはわかるし、
わからない人にはわからいんだよね・・・って感じだったから、
今まで、本を書くこともなかったんじゃないかしら。



・・・


本当に気持ちのいいセックスをしたければ、
パートナーとよく話し合いなさいって言われるけれども、
女の側から言わせてもらえれば、




それができれば苦労しないのよ・・・




だって、
たいていの男は、
目の前で女が裸になったら、
完全にオスになってしまって、
彼女を満足させてあげよう、とか、
やさしくしてあげよう、なんて考えは、
とりあえず、頭からぶっ飛んでしまうんじゃないかって感じがする。




セックスで気持ちよくなるっていうのは、
どちらか一方ががんばれば済む問題じゃなく、
結局、二人の共同作業っていうか、
その場、その場の相手の反応によって、
次にこちらがどうするかっていうことがランダムに決まっていく種類のもので、
一般論であれがいい、これはダメなんて言ったところで、
あんまり実戦では役に立たないでしょ?




「どこをどうして欲しいのか、言ってくれないと、わかんないよ」




なんて言われる時点で、
もう、その相手には、何言ってもムダだと思うから、



「いいのよ、終わった後でやさしく抱きしめてくれれば」


なんてセリフでお茶を濁して・・・



全然、よくなかったセックスの後で、
やさしく抱きしめてくれてもね・・・




・・・

話戻して、
太賀麻郎さまが、
女と波長を合わせるのがうまいという話なんだけれども、
どうして、5000人もの女性とできたのかっていうことを考えていくと、
これはもう、テクニックの問題じゃなくて、
女が求めていることを本能的に知ってるっていうか、
女自身も気づいていなかった本当の姿を探り当ててくれて、
セックスしながら解放してくれる、みたいなところがあって、
ほかの男とのセックスでは得られない感動があったからだと思う。



セックスに関しては、
太賀麻郎さまは、
完全に女側の論理で動いてたんじゃないかな・・・




精力絶倫で、
男の中の男だったはずなのに、
不思議よね・・・



それでね・・・



普通のオヤジ達には、
そういうのって、脅威だったと思う。



自分とのセックスでは一向にイクことがない女が、
太賀麻郎さまにはメロメロになるのを見せつけられたら、
当然、



嫉妬



したと思うのよ。




太賀麻郎さまが現役だった時期は、
ホント、短くて、
あっけなく引退してしまうんだけれども、



もちろん、
いろいろな事情があって、
もう、潮時かな・・・みたいなのもあったとは思うけど、
やめる、やめないってなった時に、
積極的に引き留める動きがなかったとしたら、
男の嫉妬のせい?かしらってちょっと思って・・・





稼ぐだけ稼がせておいて、
あっけなくポイッとされるっていうのは、
多くのAV女優のたどる運命だと思うんだけど、
なんか、それとだぶっちゃって・・・




・・・ということで、本日の結論 :


だからね、
太賀麻郎さまは女であるっていうのは、
ある意味、当たってると思うのよ・・・





Victoriaでした。



・・・


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