恋愛がうまくいかないのは、自分のせい?

こんにちは。Victoriaです。

さて、実は、ある本が週末に届く予定だったので、
週末を全部読書にあてるつもりで、
エステをキャンセルして気合い入れて待ってたんだけど、
一向に宅配便は届かず。




待っているのは、これ。

東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白

東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白





Amazonの内容紹介を読むと、
なんだかすっごくヘビーな感じが・・・




ちょっと引用してみましょう。



>>人を殺しても尚強くある、強靭な心を持て。生き延びろ。
ーー東京の暗部の闇について語った、実録ノアール(暗黒物語)。

闇の論理、狂う女、死にゆく男、AV業界の伝説男優が見た、闇は限りなく深かった。
風俗、詐欺、業界再編、幼児虐待、ヤクザ、クスリ、逃亡、圧倒的なスケールで、
東京の暗部と業界でしか生きられない人々を描いた実話をベースにした「実録」暗黒小説。<<





むむむ・・・
これは、小説なんスか?





太賀麻郎さまによると、




「参考書のように分厚い本」



とのことなので、
とっても楽しみ・・・





・・・


それで、
読書の一日にするつもりが、
あてがはずれたので、
闇の世界という意味では同じかな、と、
これを読んでみた。


パチンコ「30兆円の闇」 (小学館文庫)

パチンコ「30兆円の闇」 (小学館文庫)



先日読んだ、「細木数子 魔女の履歴書」をお書きになった、
悪を暴く系のルポで知られた溝口敦氏の著作。

細木数子 魔女の履歴書 (講談社+α文庫)

細木数子 魔女の履歴書 (講談社+α文庫)


パチンコ産業は30兆円の市場規模らしいんだけど、
これがどれほどすごいかというと、


中央競馬の年間売上 3兆円
・宝くじ 1兆円
・ゲームセンター 5870億円
・テレビゲームとゲームソフト 4460億円




本書では、
パチンコ業界の闇の部分を、
あらゆる方面の人に取材をかけて調べてあり、

本気で読めば、きっとすごく衝撃的な内容のはず。





が、しかし・・・




なんせ、動く金額がケタ違いにハンパなく、
かえってピンと来ず・・・




やっぱり、人間、
お金持ってる、持ってないにかかわらず、
何か、時間つぶし的な娯楽って必要で、
それがたまたま日本の場合、パチンコだったわけで、
「飲む、打つ、買う」の分野をクリーンにしようって本気で乗り出しても、
ムダなんじゃないかって気が・・・





ということで、この話題終了。



・・・


先日読んだ「女子をこじらせて」。

女子をこじらせて

女子をこじらせて



Victoriaの「女子をこじらせて」トークはいったんは終了したものの、
何かすっきりしない感じが残っていて、
何なんだろうって考えてみたんだけど、




恋愛のこじらせだけにポイントを絞ってみると、
雨宮まみさんが恋愛をこじらせた原因は、




「恋愛がうまくいかないのは、自分のせいではないか」




っていう強迫観念にとらわれているからなんじゃないかって思って、

本書の最後で、雨宮まみさん自身が、もう自分探しは終わったって言ってるから、
今はそんなことないと思うけど、
こじらせてる最中の雨宮まみさんは、
そういう考え方自体が、自分を縛っているんだということに全く気づかず、
どんどん悩みの負のスパイラルに陥っていっちゃうのね。




それって、小さい頃、親に、




「いい子にしてないと、ひどい目にあうよ」



って、脅されて、
それをうのみにしたまんま、
気がついたら思春期になってた、って感じで、
しつけが厳しいっていうのも、
善し悪しよね・・・




それでね・・・
恋愛がうまくいかない時、
どっちが悪いっていうのは、ないと思うのね。





たしかに、
つきあっていると、
あの時、ああ言ったのが悪かったのかな、とか、
あんなことしなければよかった、とか、
いろいろ後悔することは多くて、
特に、別れる時に、
どこがいけなかったのか正直に言って、なんて相手に迫ると、
相手は何か言わないと場が収まらないから、





「キミに縛られるのが苦痛だった」
「オレはもっと自由を楽しみたかった」
「グチを聞くのが苦痛だった」
「デート代は割り勘にしてほしかった」
・・・




出るわ出るわ、
そんなに私はあなたにストレスを与えていたの?
それって結局、私の存在自体が気に入らなかったってこと?
みたいな・・・




・・・ということで、本日の結論 :




別れるときに、
どこがイヤだったのか、相手に聞くのはやめよう・・・




それで、
恋愛には、どっちが悪いっていうのはないって話なんだけど、




「キミに縛られるのがイヤだった」
っていう男がいる一方、
「ボクのことは何から何まで知っていてほしい♪」
って感じで、スケジュール帳を平気で共有したがる男もいるわけで、





女だってそれは同じで、
とにかく朝から晩まで束縛したいし、束縛されまくりたいからって、
ヒマを見てはメールを打ちまくってる女もいれば、
「おはよう、起きたよ♪」
っていうメールが来るだけで、




ウザッ、朝の7時からメールかよ、
おねーさまはまだおねむなの!




って冷たく放置する女もいるわけで、
結局、あるのは、




相性。




恋愛がうまくいかない人って、
自分がモテる、モテないをすごく気にするけど、
とにかく、たくさんの人に広く浅くもてたいっていう時の戦略と、
運命の人に早く出会ってラブラブになりたいっていう時の戦略は違っていて、
幸せになることが最終目標なんだったら、
やたら、恋愛の数をこなす必要は全然なくて、
本当に好きな人が現れるまで待っていればよく、
キミのどこがいけない、あそこがキライ、なんて言う人とは、
さっさと別れたほうがよっぽどスッキリするわけで、





・・・ということで、本日の結論 :



恋愛は、
性格矯正の場ではない。



ホント、
勉強やビジネスと同じように、
まじめに取り組むようなもんじゃないってつくづく思う・・・




だって、
いずれ、本音でつき合うしかないわけでしょ?





生まれつきの性格とか性癖は、
恋愛したくらいじゃ治らないです・・・





ちなみにVictoriaの場合、
もうお気づきだとは思いますが、





ドS




なので、
Sの人とは、すれ違ってもお互い見向きもしない・・・




求む!
Mの男子!





Victoriaでした。