東京ノアール 捨てられた小犬みたいな眼をする男

こんにちは。Victoriaです。

東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白

東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白

さて、発売を待ちわびていた「東京ノアール」。
超多忙のため、まとまった時間がとれず、
本日も読めず・・・




師走は忙しい・・・




なので、改めて、epilogueを読んでみた。




東良美季さまが、
なぜ、太賀麻郎さまの連載を始めることになったかといういきさつが詳しく書かれていて、
雑誌連載時には、
「放蕩息子の帰還〜太賀麻郎物語」っていうタイトルで、
放蕩息子っていうのは、
太賀麻郎さまだけじゃなくて、
東良美季さまもそうだったんだってこととか、
すごく興味深いエピソード満載なんだけど、




一カ所、
ドキッとしたところがあって、




「太賀麻郎という男は、ほんの時折、
雨の夜に捨てられた小犬みたいな眼をする奴だった」




っていう文章。





うん、
私も、
小犬みたいな眼をする奴にすごく弱い。





小学生のころ、
学校帰りに野良犬が家まで着いてきて、
玄関先にちょこんと座って帰らないっていう事件が頻発。
その頃から、
なぜだかわかんないけど、なつかれると追い払うことができず、
そのうち、あの犬、まだ来ないのかな〜なんて、
校門出て、犬の姿が見えないと、
ちょっとそのへんうろうろして時間つぶしして、
犬を現れるのを待ったりなんかして、
最後は犬より私のほうがなついてた・・・みたいなことを繰り返してる気がする。





犬じゃなくて猫が家に住み着くようになったこともあったんだけど、
十代後半くらいからは、
動物じゃなくて、人間が着いてくるようになって・・・





男。







なぜ、今、ここで、この話題になったのか、
自分でもよくわからないけれども、
人生を総括すると、結局、






小犬のような眼





に導かれた人生だったなあ・・・と。






別に、不満だとか、言ってるわけじゃないんだけど、
恋愛のスタートは、いつも、





小犬のような眼





をした男が着いてくるところから始まってたなあ・・・と思って。





気がついたら、
持ち主である私以上にリラックスしちゃって、
あっという間に男の持ち物で家中がうまってしまい、
唯一侵食されてない場所は台所だけだっていう・・・





・・・ということで、本日の結論 :





捨てられた小犬みたいな眼をする男にはノーと言えない・・・





Victoriaでした。


・・・


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恋愛がうまくいかないのは、自分のせい? - Victoriaの日記
「東京ノアール」 VS 参考書 - Victoriaの日記