運命の人に出会うために

こんにちは。Victoriaです。

さて、先日から「東京ノアール」を読んでいるVictoria・・・

東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白

東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白



今日はこの本を読んでみました。



「メンタツ」の中谷彰宏さま。



太賀麻郎さまとは、
全然違うタイプで、



「ビジネスの基本は相手の身になって考えることだ」



というのが持論の中谷彰宏さまに語られると、
恋愛の法則もビジネスの法則に見えてくるから不思議・・・






この本を通して中谷彰宏さまが言っているのは、





いい女を口説くことは不可能。
だから、男は、口説き上手になる方法を考えるのではなく、
どうしたら口説かなくてすむかを考えよう。






じゃあどうやって女性にアプローチするのか?






中谷彰宏さまの答は、






口説くのではなく、
魔法をかけてあげよう。






・・・

本書には、



「魔法をかける方法55」



が載っていて、
はっきり言ってこれはかなり上級者コースなんじゃないかっていう方法もいっぱいあったんだけど、





例えば、クラブのアフターでごはんを食べにいく時、
お目当ての女性が「友達も連れて行っていい?」と聞いたら、
「いいよ」と言って全員まとめておごってあげて、
なおかつ、
帰りのタクシー代は、
彼女のお友達にもひとりひとりに渡してあげよう、とか・・・



うん、
もちろん、そこまでしてくれる男性がいたら、
それはモテモテだろうと思うけど、
タクシー代はおろか、
デートスポットも、
相手があらかじめ自分の定期で行ける範囲内で選んでるんじゃないかって疑惑を振り払いつつ、
メニュー選びもコスパを優先してしまうのが現実で、
そんな男性が存在するなんて考えたこともないので、
ピンと来ない・・・




なので、
具体例はおいといて、
中谷彰宏さまが「口説くな」と言うココロは何かっていうと、





いい女は自分の好みが明確に見えているので、
自分がそれに合致すれば、
まったく口説く必要はない。
つまり、いい男といい女は会った瞬間から恋人で、
一生つきあうことが決まっている。






う〜ん、
深いお言葉。






「口説く」という発想は、
そもそも自分の好みが絞りきれていない人の発想で、
好みに幅があるから、
何度も何度も会ってお互いを探り合う必要がある、
それはヘナチョコ君とヘナチョコちゃんの恋愛だっていうんだけど、






そうかもしれない。





それは、
自分のタイプがひとつに決まって、
他を寄せ付けなくなるっていうのとはちょっと違って、
人間としての成熟のたまものっていうか、





人の好みは様々で、
だから一人の人に女が集中しないで、
うまい具合に女がばらけてカップルがあちこちで誕生するわけだけど、
好みのタイプうんぬん以前の問題で、





恋愛するために必要な人間としての成熟が足りない





のが原因で、
口説いても口説いてもすべってしまうってあるかも・・・




例えば、
中谷彰宏さまも言ってるんだけど、





女性のことを、すぐに、



「キミって○○のタイプだよね」




って決めつけようとする人とか・・・





こういう人は、
自分がとらえていた「○○のタイプ」から外れる行動を女性がとると、





「そんな人だとは思わなかったよ」





と言って去っていくパターンが多いらしいんだけど、





中谷彰宏さまは、
そういう時には、




「キミみたいな人は初めてだ」





と言って、
驚こうって言ってて、





うん、
たしかにそんな風に言われると嬉しいよね・・・





自分がほめられた気がするっていうことで嬉しいのに加え、
相手の男性の度量の広さっていうのに感動して、
惚れ直すし・・・






・・・
前回、
運命の人と結ばれるためには、
遠くから見守る愛も必要だって話をしたんだけど、
東京ノアール (5) 好きな女性に想いは伝わるか? - Victoriaの日記
相手が、運命の人かどうかって、
どうやってわかるんだろう・・・って考えてみたのね。






私が思う運命の人の条件は二つあって、


  • 口説く必要がない
  • ケンカしない



お互い一目惚れで、
会ったその日からいっしょに住んじゃうっていうのもそうだけど、
長年いい友達で、
気づいたら相手のいない人生は考えられないっていうのも、
どこかのポイントで口説くってことはしてないはず。





ホントに相性がいいと、
口説くっていう段階はすっ飛ばしちゃうんだろうね・・・





ケンカしないっていうのは、
わりと最近になってようやく気づいたんだけど、
20代には、世の中全体のありとあらゆることに文句があり、
それをぶつける相手を必要として、
誰かとつき合ってたような部分もあって、
あの頃つきあってた相手には全員に謝りたい・・・





でも、
何でも言い合える間柄だっていうのと、
自分のイライラやグチをぶつけるっていうのは、
違うと思うし、





せっかく二人でいるのに、
その場にはいない他の誰かの話ばっかりするって、
おかしいよね・・・




・・・

中谷彰宏さまは、
運命の人と出会うのにガツガツする必要はないって言ってて、
つまり、
恋愛だけでなく、
仕事上でも運命の出会いっていうのはそうしょっちゅうあるものではなく、
死ぬまでに巡り会えればいいんだってことで、
その代わり、
運命の人と巡り会えると、
一人でいるときよりも自由に生きられるんだよって・・・





・・・ということで、本日の結論 :



運命の人に巡り会うまで、
どんなに時間がかかっても、
ずっとひとりぼっちでがんばっているから、
いとおしさも増すのね・・・





Victoriaでした。