消去法の恋

こんにちは。Victoriaです。


さて、しばらく前に読み出して、
途中で止まっているこの本。

草食系男子に恋すれば

草食系男子に恋すれば




止まってしまったきっかけをつくったのは、
この方。

東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白

東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白



太賀麻郎さまが、




俺は雑食





というコメントを寄せてくださり、






恋愛市場では雑食が勝つ!





ということにはたと気づいて、



草食系 VS 肉食系



というくくりで、
恋愛を語ることはできないよねって思ったのね。





ただ、
草食系の恋の話がすごく中途半端になってたので、
今日は、





消去法の恋






について考えてみたいと思います。




<消去法の恋>



いわゆる「肉食系」と言われる人っていうのは、
恋愛対象としてどういう相手を自分が求めているのかというのがわりと自覚できていて、
数ある男、あるいは女の中から、
その自分の条件に合う人を積極的に狩りにいく人種だと思うのね。





それに対して「草食系」と言われる人っていうのは、
具体的にどういう相手が欲しいっていうイメージが描けてない人が多い気がする。
だから、いい人がいたら紹介してあげようって思っても、
「どんな人が好み?」
っていう質問に対して、
あんまりはっきり答えられなかったりして、
「いい人だったら、誰でもいいわ」みたいな・・・






それでね・・・
私も、「いい人がいたら紹介してほしい」系のお願いをされることが多々ありまして、
実際、紹介したこともあるんだけど、
いやあ、キューピッド役っていうのは、
ほんと、むずかしいわあ・・・って考え込んじゃうことがあって。







恋愛に関して奥手でおとなしい感じの人って、
肉食系みたいにガツガツしてないところがかえって魅力になってることも多くて、
実際、つきあってみないと魅力はわからない、
会えば会うほど味が出る・・・っていうタイプの人が多いんだけど、





「実際、つきあってみる」






っていう段階に至るまでの道のりが長いのね。





うわーっと自分から出て行って、
好きだ好きだ好きだ好きだ〜〜〜みたいに騒いだりしないで、
相手の出方を待ってたりするから自然と時間がかかっちゃうんだけど、






ただ、
ここがイヤ、あそこが嫌いっていう





嫌いのポイント





が多い人っていうのがいて、
こういう人はいつまでたっても恋愛にならないよなあ、って思ったことがあって。





最初、「どういう人が好き?」って聞いても、
そんなに条件はきつくないから、
知り合いの中から、
この人ならどうかなっていう人を紹介するでしょ?





すると、あっという間に、






「この人のココがイヤ!」






っていうリストが出てきてびっくり。






それで、
あ、そっか、そういうタイプはダメなんだ〜、って思って、
今度は違うタイプの人を紹介すると、
またまた、





「この人のここがイヤ!」





っていうのがずらずらと出てくるっていう・・・






そういうのが3回も続くと、
さすがにこちらとしても紹介した人との人間関係が気まずくなるのはイヤだから、
キューピッド役をおりるんだけれども、






その時、思ったのが、
「こういうタイプはイヤ!」っていう条件が多い人って、
恋愛できないよねっていうこと。






過去に会ったイヤな男のタイプっていうのを、
嫌いな条件リストにアップデートしてるのかもしれないけど、
人間って、いいところより悪いところのほうが目立つわけだから、

イヤな点が目についたら恋人候補から即、消す・・・みたいに消去法でいってたら、
いつまでたっても誰ともつきあえないんじゃないかと思って。





「とりあえずつきあってみて、
先のことは後から考える」





っていう肉食系のやり方は、
それはそれで問題アリだと思うけど、




まだ、ロクに会ってもいない段階から、
ココとココがイヤだ・・・みたいに決めつけちゃうっていうも、
出会いのチャンスを狭めてしまうという意味で、
問題あるよね・・・






・・・ということで、本日の結論 :




消去法では恋愛できない・・・






・・・



「草食系男子に恋すれば」トークは本日で終了です。




あっけなく終わってしまって、
しかも中途半端な内容で不本意なんだけれども、





どうやら自分は雑食系なので、
草食系・肉食系というくくりで恋愛を語るのは苦手・・・





てゆーか、
草食系男子に思わぬ返り討ちにあった痛い経験が、
トラウマになってるのかも・・・






ちっとも自分からは狩りに出て来ないから、
こっちから相手の巣までわざわざ出かけていってナニしようとしたら、






キミのこーゆーところとかあーゆーところとか女としてどーよ?え?直そうとか思わないわけ?






的なレクチャーされちゃって・・・






自分から積極的に狩りに来ないで、
相手を自分の陣地にひきこんでから攻撃するって、
ひどくない?






ってその時思って、
カレは自分で自分のことを草食系だって言ってたので、
それ以来、草食系と聞くとあの時の傷がうずく・・・






・・・ということで、本日の結論 :




恋愛のトラウマって後を引くよね・・・







うん、
これからVictoriaの日記で、
「草食系」という言葉は禁句にしよう・・・





念のため、
「草食系男子に恋すれば」を書いたアルテイシアさんはバリバリの肉食系で、
これはすっごく元気のもらえる本ですので、
これから恋愛しよう!という時に背中を押してもらうには最適の一冊だということを、
ここで強調しておきたいと思います。





アルテイシアさん、最高!





Victoriaでした。



・・・

「草食系男子に恋すれば」バックナンバーはこちらです。
草食系男子に恋すれば (1) 予告編 - Victoriaの日記
草食系男子に恋すれば (2)草食系男子が増えた社会的事情 - Victoriaの日記
東京ノアール 最終回 幸せって何だろう? - Victoriaの日記