終わる恋

こんにちは。Victoriaです。

さて、初売りの特価で冷蔵庫を買ったら、
あと5ミリでぎりぎりキッチンのドアを通り抜けることができず、
泣く泣く返品するハメになったVictoria・・・
大きすぎるのはダメよ♪ - Victoriaの日記


返品の手続きに行った帰り、
売り場でふと目にした「ヘルシオ」にひかれ、
絶対に買おう!と心に誓って・・・





キッチンに置くスペースがない!





なので、
早速、食洗機を取り外してもらうことに・・・






食洗機は、もう、3台目か4台目かはっきり覚えてないんだけど、






とにかく、よく故障する。






今の食洗機も、
保証期間中に2回、修理してもらって、
その後、またすぐ壊れてしまった時に、
もう、直す気力がわかず、そのまま放置。






取り外して捨てたかったけど、
蛇口にホースがしっかり固定されていて、
素人じゃムリっぽいので、
なんとなく、そのままにして、






はや、2年。







もう、食洗機は二度と買うまいと決心し、
本日、撤去完了。






ちょうどシンクの後ろが対面キッチン式になっててそのスペースがあいていたので、
そこにでっかい食洗機がど〜ん!と鎮座していたんだけど、







食洗機がなくなったら部屋全体が明るくなり、
まるでモデルルームのようなすがすがしさ。






う〜ん、
対面キッチンってのは、
誰かと対面するっていうよりも、
部屋全体に開放感をもたらすっていうのが、
重要なポイントだったのね・・・





あ〜あ、
なぜ、もっと早く取り外さなかったんだろ?






私の時間を返して!






・・・





それでね・・・
きれいになったカウンターをキレイに拭いていて、
この感覚って何かに似てるよなあ・・・






別れてセイセイした時の感覚にそっくり・・・







「一度好きになった人をキライになることはない」
「別れる時はいつもさみしい」
「強がっていてもホントは心で泣いてるのよ♪」




なんて常日頃から言ってて、
もちろん、それは本心から出た言葉なんだけど、






ふとしたきっかけで別れることになり今まで男が占めていた空間がぽっかり空いてはじめて気づいたんだけどあいつ相当うざかったわホント出てってくれてせいせいしたわもうこうなったら古い家具捨てて模様替えしちゃおうかなだってもうこれからはあいつに貢がなくてもいいからあいつのためにとっておいたお金が浮いちゃったしへへへ・・・





もちろん、
おおっぴらに、






「私、別れたのよ♪
だから、今、すっごく、せいせいしてるの。
ベッドは一人で広々と使えるからよく眠れるし、
好きな物を好きな時間に食べていいから胃の調子もいいし、
部屋もちらからないし、
第一、毎日、おもしろくもなんともない話をえんえん聞かされることもないから、
空いた時間でおけいこごとでも始めちゃおうかな♪」






なんてことをアナウンスしたりなんかはいたしません。
だって、そんなことしたら、
一人の生活に飽きちゃって、
またナニしたいと思った時に、
誰も来てくれないでしょ?






それはとても困る。





だから、レディは、自分の評判を落とさないようにするために、
決してホントのことは言わない・・・






てゆーか、
つき合ってる時って、
本能的に相手のことを必要以上に嫌いにならないようなストッパーがきいてるような気がする。





週一で会うだけの相手とか、
あるいは、遠距離で年に何回かしか会わない相手であれば、
会ってる時間が貴重なわけじゃない?





だから、
あらかじめ、デートの計画たてて、
それなりに楽しくすごそうと二人とも努力するし、
すべてのお金、エネルギー、精力をその日のためにキープしておいて、
一気にはき出すから、
よっぽどことがない限り、会ってる時間に相手に嫌気がさすっていうのはないと思うのね。





だけど、
毎日会ってるとか、
あるいは、一緒に暮らしてると、
愛の営みとはまったく関係ない部分で、
ドライに生活自体を回していかなくちゃならないから、
必要以上に感情に波風を立てないのがとても大事。





十代のころは、
彼とケンカしちゃったから今日は学校行きたくない・・・
ずる休みしちゃお・・・
みたいなのもあったけど、
社会人になってからさすがにそれやってると信用なくすので、
どんなに激しいケンカの最中だろうと、
あるいは朝までナニしてて腰がフニャフニャだろうと、
時間になれば着替えて化粧して会社へ行くっていうのはゆずれないから、







大人の女は、感情を100%男に支配されてはいけない。






それでね・・・
ここからちょっと生々しい話になって恐縮なんだけども、





男に対する怒りっていうのは、
女の気力・精力・体力を根こそぎ奪ってしまう。






特に、
他の女に対する嫉妬に狂ってる時なんて、






自分の魂が生き霊となって、
ふらふらとさまよい出すのが手に取るようにわかる・・・






そうなると、
もう、
自力では修復不可能。






弁護士かカウンセラーか酒か薬かギャンブルかやけ食いか衝動買いかセックスかあっでも男とケンカ中はセックス禁止だからそうなるとバイブ?






のどれかあるいはすべてのお世話にならなければならなくなり、







どんだけゼニがかかるか考えただけでもうイヤ・・・






・・・


ということで、
話をどこへ戻したらいいのかもはやわからないんだけど、






恋愛沙汰でにっちもさっちもいかなくなると、
結局、そのつけは全面的に自分にまわってくるのがわかっているので、
この件をつきつめていくとやばい地雷を踏みそうだなっていうセンサーが、
異常に働くようになり、
怒りのスイッチが入ってしまう前に、
問題を避けて通るのが習慣化されてしまうので、
例えば浮気の確たる証拠が目の前にあっても、
なぜか不思議と目に入らないっていう怪奇現象が起きるのよね・・・






私の場合、
センサーが完全装備されたのは、



アラフォーにさしかかった頃。





ホント、もっと早い内に、
人生悟ってしまいたかった・・・





人生の前半部分の大半を、
このまんま行ったら自分の身体が半分になっちゃうんじゃないかと真剣におそれるほど、
何ものどを通らないのに夜中に吐きまくったり、
一睡もできない日が続いて、
ひどいときには72時間ぶっ通しで起きてたりとか・・・






あれでそれなりにお肌はピチピチだったんだから、
人間のサバイバル能力ってすごいね・・・





だから、
40過ぎて、たしかにお肌のハリは衰えまくったし、
目尻のしわなんておそろしくて直視できないんだけれども、
絶対、若い頃の自分に戻ろうとは思わない。





もう、
あんなつらい思いをするのは絶対ゴメンって感じ。






・・・


そんなにつらいんだったら、
さっさと別れてしまえばいいじゃないかって、
他人ごとだったら言えるんだけど、





現在進行形で当事者やってる時って、
そういう思考回路になってないのね。





とにかく、二人の関係を維持するっていうのが大前提で、
そのためだったら、
できることは何でもやるっていうポジティブなオーラが出まくりだから、
男の欠点は一切見えない、
そのかわり、少しでもやさしくしてくれたりなんかしたら、
もうそれを何度も何度も何度も何度もリフレインして、
折れそうな心を鼓舞するっていう・・・






それで、
別れって、
たいてい突然やってくるじゃない?





もうそろそろ潮時だからって半年くらい前から心の準備をして、
だんだんフェードアウトしていく・・・みたいな別れっていうのもあるのかもしれないけど、
私の場合は、決してそうはならなくて、
突然、山が動いた、みたいな感じで、
ある瞬間にプチッと赤い糸が切れて、
そうなると心は完全に離れてしまうんだけど、
そういえば来週約束してた旅行キャンセルしなきゃいけないね、
やばい、キャンセル料とられるんだったらもったいないから他の人と行こうか、とか、
早速次の男に部屋のカギ渡して、
やっべー、元彼からまだカギ返してもらってないよ、かちあったらどうすんだよおい・・・みたいな・・・






・・・ということで、本日の結論 :




別れた後には恨みとかはなくてどのカレにも感謝の気持ちでいっぱいだけど何はともあれ別れてくれたことにまず一番感謝したいっていうのは決して言ってはならないんだろうけど否定できない真実なのよごめんなさい♪






それで、食洗機のあった場所なんだけど、
なくなった状態があまりにも気持ちよいので、
しばらく何もここには置かずにフリーな状態を楽しもうと思うの♪





うふふ・・・
自由っていいわね・・・



Victoriaでした。