実る恋

こんにちは。Victoriaです。

さて、前回(待つ恋 - Victoriaの日記



数年前からつきあってるんだけど今海外赴任中でめったに会えない年上の彼

VS 


身近にいてマメにデートしてくれていつまででもキミの気持ちが変わるまで待つよって言ってくれる同年代の彼



という板挟みに苦しむ女の話をしたんだけど、






実際は、
苦しんでるのは「いつまでも待ってるよ」って言って運命を彼女にゆだねた彼のほうであって、
彼女のほうは結論出すのを急いでないのが現実かなって思いつつも、
彼女は海外の彼を待つのをやめにして、
身近にいるいっしょにいてラクな彼のほうを選ぶべきじゃないかって書いたところ、






いっしょにいてラクな男ってどんな人?






というコメントをいただきました。





コメントありがとうございます。





おそらく、よく似た状況で、
揺れる女心に振り回された経験がおありか、
あるいは、現在進行形でじっと堪え忍ぶ恋をしていらっしゃる方は多いのではないかと思います。





というのは、
私も心当たりありありで、
自分が似た状況になった経験があるだけでなく、
ぶっちゃけ、
女の子にされる恋愛相談のナンバーワンは、
いつだって、





どっちの男性を選べばいいかわかんな〜い♭






という、





二股解消の極意




に関するものだから。






  • 高校時代からつきあってる地元の彼 VS 大学のサークルで知り合った彼
  • 会社で仕事を一から教えてくれた先輩の彼 VS 同期で飲み友達の彼
  • 付き合っては別れを繰り返している腐れ縁の彼 VS 別れて泣いてる時に必ずなぐさめてくれる彼


・・・てな感じで、
あげていくとキリがない。







ホントに好きだったら迷う余地もなく、
どっちか決められるんじゃないのって話なんだけど、
なかなかそう簡単には選べないのが現実。





特に、
長くつきあった実績があると、
二人で築いてきた歴史っていうのがあるから、
よほどの理由がない限り、
はい、さようなら、お世話になりました・・・
ってなわけにはいかない。





まあ、それでも、ほとんどの女性は、
何らかの基準でどちらかを選んで、
めでたくゴールインするわけだけれども、
その決断が必ずしも正しいとは限らないっていうのが、
離婚率の高さに表れていて、
ホント、恋って残酷・・・






・・・


それでね・・・
時々、長くつきあった彼とあっさり別れて、
電撃結婚!をやらかしてくれる芸能人のニュースがあるじゃない?
ああいうのを見ると、
一体、今度の彼のどこがそんなによかったんだっていうのが、
世間の興味をひくわけなんだけれども、





結婚は勢いだ





っていうのは、
真実だな〜って・・・





つまり、
前の彼との間では、
なかなか進まなかった恋が、
新しい彼との間では、
一気にあらゆる障害をとびこえてしまうっていう





勢い





があるっていうのが大事で、






二人の彼のスペックを比較した場合、
全然こっちのが負けてるんじゃねー?みたいな人が、
さらっていっちゃう場合も多くて、
何が違うんだろ?っていうのを考えてみたんだけど、






人生設計の上で縛りが少ない





っていうのが、ポイント高いかな。




それは、
将来のある程度見えてきた大人の男より、
まだ就職も決まってない学生のほうがいいとかそういうことではなくて、





人生において絶対譲れないポイントはひとつかふたつはあるんだけど、
あとは基本的にキミにまかせるよ






っていうおおらかさみたいなもので、






オレって鉄チャンだから、
年に何度か青春18キップで日本全国鈍行の旅をするけど、
それ以外の日曜日はだいたいあいてるよ。







とか、







いやあ、オレって彼女いない歴が長すぎて、
セックスなしの人生が長かったから、
やらせていただけるだけで光栄で、
セッティングはもう全部キミにまかせちゃうよ。





とか、




おれって、マジメだけが取り柄で、
別にビジネスセンスが飛び抜けてるわけでもないから、
雇ってくれるところがあればどこでもいいんだ。
だからキミが仕事の関係で転勤するっていうんだったら、
どこでもついていくよ。






とか、
そういう、一見、





自分ってものがなさすぎなんじゃねー?






くらいの、
自分の人生設計に関するゆるさに女は惹かれるっていう・・・





例えば、前回お話しした、
海外赴任中の彼を待ってる彼女の話なんだけど、
彼女がそれで100%納得してるんなら全然問題ないんだけど、
週末はやっぱり二人で過ごしたいな〜とか、
外でデートするばっかりじゃなくて、
家でまったりしたいよね〜とか、
本音のところでは彼女は思ってるのかもしれないでしょ?






「仕事なんだからしょーがねーだろ」





って言われてしまえばそれまでなんだけど、




「仕事だから」




のひとことで、
彼女の若くて美しい青春をずっと離ればなれの淋しさの中で過ごさせることに何のためらいもない男は、
結婚して子どもができて、
ふたりで楽しく子育てしたいと思っていても、
ほとんど家に帰って来ない夫になるかもしれない。





女はたいていの男のわがままは許すもので、
男の人にとって仕事がどんなに大事かっていうのはわかっているんだけれども、
毎晩夕食をいっしょにとりたい、とか、
ふたりでベビーカー押しながらゆっくりお買い物がしたい、とかっていう、
ホントにささやかな女の幸せを、
わかってくれない人のところには行けないかな・・・






だから、
仕事はできるし、
男としての魅力にもあふれてて、
エネルギッシュでイケメンな彼との恋に終止符をうって、





一見地味な彼と、
電撃入籍しちゃった女の子っていっぱい知ってるけど、
そういうカップルって、
男のほうが何かすごくすばらしいことをしたとか、
プロポーズの言葉がめちゃ感動的だったとか、
そういうことではないのね。





そうじゃなくて、
オレがオレがっていうのがない彼といっしょにいて、
のびのびと自分が出せる解放感を味わって、
これが私の求めていたものだったんだってピーンと来たって感じだと思う。






だから、
恋愛に奥手で、
あんまり過去につきあった経験がないような男性のほうが、
案外あっさり幸せになったりするのも、
そういう男性は、
経験がない分、かえって、
女とはこういうものだっていう先入観がないから、
好きになった女を全面的に受け入れる下地ができてるからなんじゃないかな・・・






・・・ということで、本日の結論 :





迷った時には地味めの彼を選んでね♪







でもね・・・
最初はいざって時になって、
どこに入れるかわかんな〜い!!!なんて言ってた彼も、
そのうち慣れてどんどん自分を出すようになってくるもので、




そうやって、お互いが好きにふるまえるようになっていくと、
結婚ってうまくいくんだろうな・・・って思う。





ということで、



待つ恋を堪え忍んでいる男性のみなさま、


彼女が決断できない理由は、
あなたがどこまで自分を受け入れてくれるのか、
見極めがつきかねているからかもしれません。



ぜひ、器の大きい包容力のある男であるという点を、
ど〜ん!とアピールして彼女の心をわしづかみにしてあげてくださいね♪






Victoriaでした。