2012 大学入試センター試験 雑感

こんにちは。Victoriaです。

さて、センター試験から一週間がたち、
今日、明日の二日間は再試験。

今年は受験生本人の理由(病気など)だけでなく、
会場の不手際で泣く泣く再試験受験にもつれこんだ受験生も多かったわけで、
ホント、試験会場の大学の先生方にはしっかりしていただきたいものだと、
関係者はみんな思っているわけですが、




報道されている以上に、
現場は混乱していたようで、




例えば、ケータイは電源を切ってかばんに入れるっていうのが決まりだったはずなんだけど、
試験中には、それこそ会場のあちこちで鳴りまくりだったらしい。




そういう場合は試験監督の先生が、
ケータイ鳴ってるカバンを本人の承諾なく会場外へ持ち出す決まりになってるんだけど、
鳴ってるのに気づかないことがわりと多かったらしい。





試験監督は年のいった人が多かったんで、
耳が遠くて聞こえなかったんだと思う・・・





というのが、受験生の分析。





ただ、英語のリスニング中にケータイが大音量で鳴った時には、
周囲の受験生が全員びびりまくったらしく、





誰だ、誰だ?状態になったらしいけれど、




それでも、別に、張本人の受験生におとがめがあるわけでもなく、
結局、かけてきた相手があきらめて電話切るまで鳴り続けていたそうで・・・





地歴・公民の問題冊子が配られなかった問題に関しても、
科目選択の幅が広がった点に関しては、
何といってもこれが今年のセンターの最大の目玉、
受験生はそのつもりで一年前から入念な準備をしてきたわけだから、
知らない生徒はいない。





だから、会場で試験監督の先生が配布忘れた時点で、
ちゃんと手を挙げてクレームつけてるんだけど、
日本語の読解能力がないんじゃないかと思えるくらい話が通じなかったらしく、
全然アクションを起こそうという気配がなかったらしい。





最近の学生は問題解決能力がないって大学の先生たちは口をそろえて言うけれど、
問題解決能力がないのはそっちなんじゃないですか?




なんて言ってるヒマはないので、
受験生は粛々と問題を解くことに専念していただけで、
ホントはもっと大きな騒ぎになってもおかしくなかったと思う。





再試験受験者が少ないのは、
(過去最悪だって言ってるけど実際影響を受けた受験生の数は相当数にのぼるはずだから、2000人〜3000人っていうのはとても少ない)
再試験の問題は本試験より難しいっていうのが決まりだし、
23日から出願が始まり、
予備校のリサーチも19日には出そろったので、
この時期にまだセンター受けてると二次試験の勉強に差し支えるから、
たとえ不本意であっても現実を受け入れて先に進むっていう選択を多くの受験生がしたからにすぎない。





全国の高校も予備校も塾も、
地歴公民の科目選択の変更にあわせてカリキュラムを組み直し、
一年間真剣に取り組んできたのに、
そういう事実が存在することすら意識してない人が、
試験監督するなんて、信じられない。






ホント、センター試験ってデカくなりすぎて、
いろいろ問題が多すぎるよね・・・と、毎年、この時期になると思う。






Victoriaでした。