上手なデートの断り方 職場編
こんにちは。Victoriaです。
さて、前回、「上手なデートの断り方」を書いたところ、
(Victoriaのバレンタインデートーク (2)上手なデートの断り方 - Victoriaの日記)
お仕事では付き合わなきゃいけないんだけど、
プライベートなお誘いはお断りしたい方への、差し障りのない上手な断り方があれば教えてください><;
というコメントをいただいたので、
考えてみました。
うん、
これって、悩むよね・・・
問題点を整理してみると、
<なぜ、職場関係者からのお誘いを断るのに、めっちゃ気をつかうのか?>
1 仮病が使えない
デートを断る時、一番手っ取り早いのは、
「ゴメン、今日、風邪ひいちゃって・・・」
病欠っていうのは、
常に何かをさぼる時の言い訳ナンバーワン。
でも、
ちょっとくらいの風邪だったら、
仕事に行くのが大人ってもので、
会社に出るには問題なくてお客さんとの電話はいつもどおりのてきぱきとした明るい声で対応してるけどあなたとのデートの打ち合わせの時だけは具合が悪くなっちゃうの・・・
っていうお芝居も、
良心が痛んでなかなか使えなかったり・・・
ホント、
体調不良を言い訳にできないと、
まともな理由ってほとんどもう残ってない・・・
2 恋愛関係だけ切って、仕事上は良好な関係を維持するのが至難の業
恋愛関係と仕事関係は別っていうのは建前で、
本音のところでは、
恋愛関係で失敗すると仕事に響くってわかってるから、
悩んじゃうわけで、
ぶっちゃけ、
同僚にしても上司にしても、
あるいは社外の関係者にしても、
少しぐらいは恋愛感情の入った好意を持っててもらうくらいほうが、
いろいろと便宜をはかってもらえて好都合なので、
相手の気持ちをわかってて利用するようなところが、
女の側にもあったりなんかして、
それが相手に過剰な期待を持たせたりなんかする結果になると、
悲惨。
断るのも気まずいし、
かといって、好きでもないのにつき合うわけにもいかないし、
そんなに嫌いじゃないからって言われるままにつき合ってダメになったら、
それこそドツボ。
誰か、職場恋愛は禁止っていう法律作ってくれ〜!
<職場関係の方からのデートの誘いを断る極意>
さて、
自分はどうしていたかということを思い出してみたんだけど、
誘われたらとりあえずつき合うことをモットーとしていたので、
どうやって断るか悩んだ記憶がない・・・
ただ、
一回だけ、
のっぴきならない事態になって、
もうダメかも・・・っていうところで危険を回避した経験があって、
相手は直属の上司で、
その時、総勢5人くらいの営業所みたいなところで、
女は私ひとり。
昔からわりと何でもしゃべってしまうたちだったので、
男に何もかも持ち逃げされて無一文になり、
電気・ガス・電話すべて止められて、
にっちもさっちもいかなくなり、
いくつか仕事を掛け持ちして、
朝から晩まで働きづめだっていうことは、
職場のみんなが知っていた。
それで、その職場は午後出勤だったんだけど、
朝の仕事が長引いたりすると遅刻することもあり、
その上司がやさしくて、
見て見ぬふりをしてくれたもんだから、
ずいぶん助かっていたのね。
そんな状態だから、
いつも髪振り乱して走り回ってて、
もちろんお化粧する余裕もないし、
服買うお金もなし、
美容院にも行けないから髪はずっとロング。
それでもしょっちゅう街でナンパされまくっていたのは、
一体なぜだったんだろうか・・・?
・・・
あれはたしか、
その職場で働き出して、半年くらいたった頃。
上司の運転する車でお客さんのところへ行った帰り、
助手席に座ってる私に向かって、
こう言ったの。
「キミ、ずいぶんごぶさたしてるんだろ?」
はあ?
「どうしてるの?」
はあ?
「どう?今から?」
やっべー!
しっかりしろ、Victoria!
車の窓から外を見ると、
そこはラブホの前。
うかつだった・・・
なかなか明るい性格の上司で、
二人でいつも下ネタで盛り上がっていて、
話おもしろいから好きだったんだけど、
いきなりそう来るとはね・・・
なんか、
根回しっていうのしてもらわないとわかんないじゃない・・・
いや、
そういえば、
こないだ、ゴルフに誘われて、
ゴルフやったことないからダメだって断ったら、
じゃあ、オレが教えてやるよっていって、
ゴルフの打ちっ放しに連れて行ってくれて、
手取足取り教えてくれたよね・・・
う〜ん、
あの時、
上司の腕が私の胸に当たった気がしたけど、
あれはわざとだったのか・・・
それに、
ゴルフの道具がないって言ったら、
これ使いなよっていって、
女性用のゴルフバッグ一式その場で調達してくれて、
それ今も私の車のトランクに入っているけど、
あれって、もしかしたら、
セックスの前払・・・???
ああ〜〜〜〜〜!!!!!
包囲されてるよ〜〜〜〜〜!!!!!
どうしよう、
ピ〜ンチ!
・・・というようなことを、
3秒くらいのうちに考えて、
Victoriaがしたお返事は・・・
所長、所長のことは前からずっと好きだったんですホントにいつもやさしくしてくれて男らしいしゴルフに連れてってくれたりとかホント前の彼と別れてから所長の存在がなかったら私きっと生きて来れなかったと思うんですでも今ここでホテルに行くっていうのは私できないだってもし所長に抱かれたらものすごくよくてもう身体が離れられなくなってしまうってわかってるものそうしたら私所長のいない日の夜さみしくてひとりで寝るなんて耐えられないものだって所長には奥様がいらっしゃるじゃないですかそれに職場の人たちの目もあるし所長いそがしくて週2しか営業所にいないし今の私にそんなのつらすぎて絶対いやだから今日はやめてくださいお願いします愛しているならたったひとつのお願い聞いてください・・・
言ってるうちにウルウルしてきちゃって、
泣いちゃったのは想像していただけると思うけど、
じっと聞いていた所長、
「そうかあ・・・よすぎてつらくなるって、
それは考えなかったなあ・・・
そうだろうなあ・・・
わかった、じゃあ、今日は帰ろう」
その後、
所長との関係はぎくしゃくすることなく、
相変わらず下ネタとばしていたけど、
秘密を共有したことで、
さらに絆が深まったような・・・
・・・ということで、本日の結論 :
都合が悪いからダメっていう断り方は、
相手に期待を持たせてしまうし、
こっちも負い目を感じちゃって精神衛生上よくないので、
相手が特別な感情を持ってることが明らかな場合は、
「今の私にあなたを好きになる資格はないの〜」
路線で正面からぶつかったほうがいいと思うの・・・
Victoriaでした。