大村大次郎　「バレると後ろに手が回る　脱税のススメ」　（９）総集編

こんにちは。Victoriaです。

さて、「バレると後ろに手が回る　脱税のススメ」を読みながら、
確定申告作業を進めていたVictoria・・・

おうちで作成ネットで申告 e-TAX

な〜んて調子のいいことを国税庁が言ってるから、
うかうかとその口車にのってみた・・・

うん？
ちっとも入力画面が出ない・・・？？？

うん？
なんかよくわからん・・・？？？

同じ画面をたらい回しされるだけで、
ちっとも入力画面に進まないけど、
何か、私をブロックする理由でもあるのか、国税庁？

・・・

しょーがないので、
手書きで作成。

ったく、電卓打つの、
めっちゃめんどーなんですけど・・・？？？

ひさしぶりに簿記のお勉強してるような気分・・・
左手で電卓打つスピードがめっちゃ落ちてて、
しかも、３回やって３回とも数字が違うって、
もうイヤ・・・

・・・

さて、「バレると後ろに手が回る　脱税のススメ」なんだけど、
脱税の手口が実に事細かに書かれており、
大変教育的。

「あー、こーゆー方法で脱税できるのか・・・」

ってことじゃなく、むしろ、

「あー、こーゆー手を使うとまんまとバレるのか・・・」

ってことだけど・・・

国税庁は、
今まで積み上がった「脱税の手口のあれやこれや」を、
どうやって共有しているのか・・・？

データベース化されてて、
研修でみっちりたたき込まれているんだろうか・・・？

・・・

いろいろと勉強になった本書で、
個人的にこれは・・・と思った点をいくつかメモしておくと、

１　コクヨの簡単な領収書に多額の記載があると、調査官は疑念を抱く。

うん、
だろうね・・・

２　莫大な財産を持っている場合、それを妻の名義に移そうとすれば巨額の贈与税がかかり、
死んだ後に相続すると巨額の相続税がかかる。

しかし、

離婚して慰謝料として財産を分与すれば、
税金はまったくかからない。

おおっ？
そうなのか・・・？？？

いいことを聞いたぞ・・・

ふむふむ・・・
これは使えるかも・・・？？？

３　源泉所得税の脱税で代表的なのは、
ホステスの脱税と寺の住職の脱税。

寺の住職は一件自営業に見えるけど、
寺という宗教法人に雇われた職員であるので、
建前上は、住職が得た収入はいったんは寺の収入になり、
そこから給料をもらうしくみになっているが、

お布施というのは領収書のない収入なので、
受け取ったままポケットに入れてしまう住職が多く、
課税逃れが横行しているんだそう・・・

・・・

全体を通じて、
この本で学んだ最大の教訓は、

１　現在の税法において、無申告というのは驚くほど罪が軽い。
２　税金の徴収は、国税は厳しく、地方税は甘い。

なので、わざと田舎で地方税を申告し、踏み倒す業者が多いとか・・・

・・・ということで、本日の結論　：

税金の話は何を聞いてもムカツク・・・

Victoriaでした。

・・・