婚活に疲れて （２） 出会いがないから恋愛できないの？
こんにちは。Victoriaです。
さて、
前回、
婚活に疲れたという三十代後半突入女子の悩みについて書いたところ、
（→婚活に疲れて （１）誰かのことを好きになるプレッシャーから逃れたい - Victoriaの日記）
Nさまよりコメントいただきました。
Nさまは、Victoriaの恋愛相談室のトップバッターとしてご登場いただいたこの方、
→Victoriaの恋愛相談室 （１） 女性が男として見てくれない - Victoriaの日記
Victoriaの恋愛相談室 （２） 恋愛の負けグセ克服作戦 - Victoriaの日記
Victoriaの恋愛相談室 （３） キミの笑顔が見たいから - Victoriaの日記
Nさま、いつもありがとうございます。
大変示唆に富むコメントでしたので、
みなさまにご覧いただきたく、
ここにご紹介します。
今日の記事、そーだよなーと思ったのですが、「好きになろうと努力する」ってこと、想像以上に体に悪いような気がします。普通は、とりあえず「嫌じゃない」ならお付き合いしてみるわけですが、幸福な家庭ってのを夢見ると、まずは夫婦がラブラブなのを理想としてしまうわけで。
ラブラブなのが常態とすると、そうじゃないのは異常ってことになって、「こんなんじゃだめだ」となる。それで、仕事に突っ走って来た人が、出産までのタイムリミットとか気にして結婚を考えても、常に疑問がつきまとっちゃうんでしょう。
熱烈に求め合う恋愛じゃなくて、穏やかな、落ち着いた関係もいいな〜とも思うわけですが、そうなると「本当に気持ちいいセックス」とかはどうなるの？って話になり……。
私の場合は男なので、女性の抱える切実さをほんとの意味では理解できないかもしれませんが、「今度こそ本当に好きになれるかも」「少なくともこの人、私のことすごく好きみたいだし」って感じで結婚しても、たぶん「超ラブラブ」にはなれないんじゃないかと思います。
ただ、「大好きになれない」からダメってことでもないんじゃないかと、最近では思うんです。「大好きじゃない」イコール「嫌い」じゃないんだから。まぁ、あら探しの無限ループに陥って、ついには「生理的にダメ」ってところまで脳が暴走しちゃうケースもあるっちゃあるんですが。
逆に、「あなたがいれば何もいらない」みたいな強烈な愛情って、社会生活とも矛盾をきたすし、これはこれで「幸福」につながらないんじゃないかという気もします。
難しいですよね、ほんとに。
う〜ん、
ホント、
すばらしい文章で、
コンパクトな中に、
問題の本質が鋭くまとめられており、
Nさま、
今日から、
恋愛マイスターとお呼びしてよろしいでしょうか・・・？？？
・・・
熱く燃える恋愛が必ずしもハッピーエンドにつながるとは言えず、
淡々とした穏やかな愛こそが平和で幸せな暮らしをもたらす
というのは、
恋愛と結婚をつなぐ永遠のテーマだと思うので、
このネタで、
１０回くらいの連載記事が書けそうなんだけど、
今日はその中で、
出会いがないから恋愛できないのか？
ということについて、
考えてみたいと思います。
・・・
婚活する人の一番の動機は、
結婚につながる恋愛がしたい
ってことだと思うんだけど、
とりあえず、
周りにいっぱい出会いの場がある人は、
わざわざ婚活パーティーに行く必要はないので、
出会いの場がないから婚活する
って断言していいと思います。
たしかに、
その気になれば周りにフリーの異性がいっぱいいた学生時代と違って、
社会人になってしまうと、
意外に出会いの場がないっていうのは、
多くの人が感じることで、
例えば、
お友達に保母さんがいるんだけど、
仕事を通じた出会いは、
１００％女子あるいは既婚男性。
なので、
うかうかしてると、
いつのまにか仕事が恋人状態に・・・
男性の場合はもっと大変で、
職場での妙齢の女性との出会いの確率は限りなく０％
なんて話は、
今さら例をあげるまでもなく、
あら、あなたもですか、
私もですよ、的な・・・
でもね・・・
そんな困難な状況にあっても、
結婚する人はちゃんとしていくじゃない？
学生の時からつきあってたってパターンも多いと思うけど、
そういう人も含めて、
ちゃんと出会って恋を実らせている人に共通しているのは、
数少ない出会いを大事にし、
いったんできた関係の糸を切らずに持続する能力が高い。
具体的に言うと、
おおっ！
こ、これは・・・！！！
という人との出会いがあった時、
即座にアクションを起こせるだけの準備が整っているっていうことで、
- とりあえず、今日の私、イケてるよね・・・？？？（髪型がヘンとか、服装がダサダサとか、ダイエット失敗中とかじゃないってことね）
- よかった、ラッキー！今、ちょうど恋人募集中なのよね・・・（やっぱり、よっぽどフットワークが軽い人でないと、つきあってる人がいるときに別の人に声をかけづらいよね・・・）
- そういえば、ちょうど今度の日曜日に行きたいところがあったのよね・・・いっしょにどうですかって軽いノリで誘ってみるかな・・・（やっぱ、あまりにも引きこもってる人は自分自身が外に出ないわけだから、デートに誘うっていうアクションがワンテンポ遅れて、そのまま・・・みたいな・・・）
・・・ということで、ここまでの要点をまとめると、
あまりにもディープなおつきあいをしている時は他に目が向かないから出会いっていうのはないものよね・・・その相手がいるじゃないって話なんだけど、結婚したいんだったら、例えば、家庭のある人と不倫なんかしてると、その人との結婚がないだけじゃなくて、その間、他の人との出会いも基本ないから、そういう意味で機会損失がでかいっていう・・・だから、不倫はやめろってことね・・・あと、相手がいない方がいいっていうのと矛盾するようなんだけど、いつでも恋愛できる態勢が整ってるってのも大事で、よく、彼氏がいるかどうかはむだ毛処理をしてるかどうかで見抜けるっていうんだけども、そういう身だしなみも含め、恋人がいない、あるいは、もてないことをいいことに、あまりにもだれきった身なりをしてるといざというときに二の足を踏む自分がいるってこと・・・やっぱ、結婚したいなって思うんだったら、それなりのかっこうをしろっていう・・・キーワードは「常在戦場」？
・・・
次に、
ひとつの出会いを大切に育てる能力なんだけど、
私は、
偶然の出会いでチャンスをつかむかどうかより、
こっちのほうが重要だと思うの。
例えば、
男女関係じゃなくて、
一般の交友関係を考えてみても、
お友達とか知り合いの多い人って、
一度出会った人との縁を、
決して切らないのね。
そういう人って、
いつかこの人も役に立つかも・・・って思って、
打算で関係を維持してるわけじゃないと思うの。
きっと、
単純に、
知り合いになった人との縁を喜び、
コンスタントに連絡をとるわけでは必ずしもないだろうけど、
何かあった時には、
さっと電話できたり、
あるいは、
誰かが人をさがしてるなんて話を小耳にはさんだら、
自分の損得勘定抜きにして、
AさんにBさんを紹介する、
みたいな芸当が、
何気にすっとできたりするんだと思う。
男女関係でもそれは同じで、
例えば、
出会った瞬間は、
お互い相手がいるとか、
あるいは、
その時は特に恋人欲しいと思っていなかったとか、
あるいは、
あんまりピンと来なかったりで、
すぐには縁はなかったんだけれども、
何年かしてばったり出会ったら、
お互い人生経験積んで、
異性を見る眼も変わっており、
若い頃のガツガツ感も消えて、
すんなり素の自分が出せて、
気づいたら、
かけがえのない存在になっていたりとか・・・
あるいは、
イヤなやつだと思いつつ、
ガマンして友達つきあいしていたら、
なんと、
そいつには、
全然似ても似つかぬ妹がいて、
めっちゃタイプだったとか・・・
やっぱりね・・・
ドラマチックな出会いっていうのは、
ドラマの中でしか起きないからドラマチックなわけで、
一般的な出会いというのは、
その人が持ってる人間力っていうか、
広い意味での交友関係の上に成り立つもので、
直接、彼氏、彼女を紹介してくれとかそういうことじゃなく、
常日頃から、
あんまりイヤなヤツだと、
誰も寄ってこないよねってことで・・・
・・・ということで、本日の結論 ：
やっぱりね・・・無理なくいい恋愛をしてそんなに人生軌道修正することなく幸せな家庭を築いてる人ってだいたい人間力が高いのよね・・・情けは人のためならず・・・あんまり周囲に対してとげとげせず、つきあいは広くやたらめったら人との関係を切らないっていうのがコツかも・・・？？？
「婚活に疲れて」シリーズはまだまだ続きます。
みなさま、
婚活に関して、
ご意見やエピソードありましたら、
ぜひVictoriaの日記までお寄せください。
お待ちしております。
Victoriaでした。
・・・
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