ライフネット生命の出口社長に人生を学ぶ （４） 常識破りの思考法、「思考軸」をつくれ、金融資本主義を超えて

こんにちは。Victoriaです。

先日からライフネット生命保険の出口社長の書著を読んでおります。

前回の「百年たっても後悔しない仕事のやり方」「直球勝負の会社」に続き、
今回は「常識破りの思考法」「思考軸をつくれ」を読みました。

ライフネット生命社長の常識破りの思考法　ビジネスマンは「旅」と「読書」で学びなさい！

「思考軸」をつくれ-あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由

この２冊の本で出口社長が何度も繰り返し言っているのが、

「タテヨコ思考」を鍛えよ。

物事は多面的に見て、
悪い意味での常識を破りなさいということなんだけど、
読んでいて思い出したのが、こちら。

自分のアタマで考えよう

出口社長とちきりんさんは、
同じことを別のアプローチで言っているよねって以前から思っていたけど、
その謎が解けました。

出口社長とちきりんさんは、二人とも、
常識破りの「タテヨコ思考」マイスターだった！

「タテヨコ思考」を身につけるため、
出口社長がすすめている方法が、

旅と読書。

どちらも、
昔から、
教養を高めるために、
どんだけお金がかかってもやりなさいとすすめられてきたことで、

ちきりんさんも旅がお好きのようなので、
この点でもお二人は同じ手法をおとりになっているようです。

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

出口社長は、
特に感銘を受けた本を具体的にあげ、
どこがすばらしいかをお書きになっているので、
早速読もうとアマゾンで注文。

出口社長、
ありがとうございます。

・・・

さて、
「直球勝負の会社」を読むと、
ライフネット生命保険を立ち上げた時の状況が、
事細かに書かれていて、
臨場感あふれる描写に、
読みながら息をのむ感じ、

出口社長のパートナーである岩瀬さんとの運命的な出会いは、
中でも特に好きな場面で、

うん、
本当に自分にとって大事な人との出会いというのは、
いつも何の前触れもなく、
突然やってくるよね・・・
って読みながらうなずいてしまったんだけれども、

その岩瀬さんが、
本をお書きになっているというので、
読んでみた。

「金融資本主義を超えて　僕のハーバードMBA留学記」

金融資本主義を超えて―僕のハーバードMBA留学記 (文春文庫)

岩瀬さんが、
ライフネット生命保険の立ち上げに関わる直前の2年間、
留学していた時のブログをまとめたもの。

実は、
本書が届いた時、
封を切って最初に思ったことは、

これは、
もしかしたら、
苦手な本かも・・・？？？

だって、
タイトルに、

「金融」「資本主義」「MBA」

という、
見ただけで拒否反応を示す三代キーワードが入ってるし。

もしも、
出口社長のパートナーだというお墨付きがなかったら、
まず手にすることはなかった・・・

しかも、
表紙のカラーが、青。

私は青がすべての色の中で最もキライである・・・

・・・

まず、
表紙を取り外し、
コーヒーいれて読み始めたところ・・・

あまりのおもしろさにぐんぐんひきこまれてしまい、
コーヒー飲むのをうっかり忘れてしまった・・・

特に圧巻なのが、
ハーバード・ビジネス・スクールの講義の内容で、
具体的な事例を用いて熱い議論を戦わせるところが、
まるで、その場に自分もいるかのような錯覚を覚えるほどのリアリティで書かれていて、

アメリカのMBAってどんなことするの？っていう質問をされたら、
これからはこれをすすめようとメモ。

これだけ濃い内容が、
たった２年間の留学中に全部起こったなんて、
本当にすごいというか、

ライフネット生命保険が、
創設以来ぐんぐん成長している秘訣は、
これだったのね・・・

・・・

わくわくしながら、
あっという間に読み終えてしまって、
とても楽しい本だったんだけれども、

やっぱり、
「金融資本主義を超えて」
っていうタイトルは、
失敗してると思う。

もうちょっと、
ワクワク感をかもし出してくれるタイトルだったら、
手に取りやすいのにね・・・って思うんだけど、

岩瀬さま、
女性にタイトル変えろって言われません？

Victoriaでした。

岩瀬さんのブログはこちらです→ライフネット生命 会長 岩瀬大輔のブログ
・・・

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