Victoriaの上海旅日記 (12) 水郷のまち 七宝

こんにちは。Victoriaです。

さて、
江南地方には水郷の町が多く、
上海市中心地から地下鉄で行けるところにもあるとガイドブックにあったので、
3日目の旅程は水郷のまちで決まり。








いざ、七宝へ。








地下鉄9号線が開通したので、
とても便利。








人民広場駅から、
乗り換え一回で約40分くらいでした。






地下鉄「七宝」駅正面。






でかい壁画で観光客をお出迎え。





七宝老街入り口には、
貸し自転車の群れ。






興味深い地名が・・・



入り口。





中国っぽい建物。






キレイなのか、
安っぽいのか、
いまいちよくわからない光景。






少しの空間でも、
すかさず体操する人たち。





北大街入り口。







北大街は、
七宝のメインストリートで、
小さなお土産物屋さんが軒を並べていて、
大変なにぎわいなんだけど、







着いた時は朝早かったので、
まだ開店していないお店がほとんど。











公衆トイレがあったので、
すかさずチェック。






これ、何のお店?





女人屋?





朝は誰もいなくて、
何のお店かわからなかったんだけど、






帰りにもう一度通りかかったら、
この方がお店から外をのぞいて・・・




ほどなく、
橋に出ました。






水郷の町だから、
川沿いが町の中心だったはず。

見晴らしのいい場所に、
茶店やレストラン。





しかし、
一銭もゼニを使うことなく、
朝からずーっとしゃべり続けるおじさまたちの群れが・・・

うん、
なんか、
川べりって落ち着く・・・






お昼頃、
ホテルに迎えの車が来るんだけど、
それまで七宝でのんびりすることに決定。





教会発見。





そして、
恒例、
洗濯物。






川べりに降りてみた。





おや?
魚が・・・






お亡くなりになって・・・




遊覧船乗り場では、
まだ開店前で切符売り場のお姉さんも到着していないからか、
暇そうなこぎ手のおじちゃん、おばちゃんが、
すんごい早口でおしゃべり。





あれはきっと方言だから、
永遠にわからないだろうな・・・






おばちゃんに、
「乗れる?」
と聞いてみたところ、







到着したばかりの切符売り場のお姉さんに、
強引に窓口開けさせ、
さっさと船を出して・・・

体の小さいおばちゃんが、
たくみな舵取りで、
のんびりした船旅スタート。






ちょっと目線が低くなるだけなのに、
なんで船から見る風景って、
違って見えるんだろうね・・・

川の水は濁ってて、
キレイではないんだけど・・・

あっという間に船はUターン。

往復で20分くらいのコース。






船の中から見えている茶店を品定めし、
一番見晴らしがよさそうなところで、
早速お茶することに・・・






ここも開店前で、
店先では、
まだ十代の女の子が、
一生懸命籐の椅子をブラシで磨いていたので、







「入っていい?」
と中国語で聞いたところ、







「いらっしゃいませ」






と日本語で返される。







大人相手では、
結構、通じた中国語なのに、
子ども相手では、
すぐに日本人だということがバレる・・・








お茶とお菓子注文。

お菓子は、
七宝名物とかいうういろうみたいなお菓子。
いっぱいおみやげに売ってたけど、
たぶん生ものなので買って帰れないから、
ここで食す。







茶店からの風景。

これは食堂。
開店前にシェフのお兄さんたちが、
まかない飯を食べていた。

観光客も増えてきて、
遊覧船も忙しくなって・・・・

窓からこういう景色が見えると、
なんかすごくリッチな気分・・・






茶店の近くには、
「張充仁紀念館」というのがあって、
絵画や彫刻を展示していた。








七宝出身の画家・彫刻家である、
張充仁の紀念館。






この方、
タンタンの冒険旅行」の中で、
「チャン」という名前の登場人物のモデルになった方なんだそうで、






上海出身とはいえ、
人生の大半をヨーロッパでお過ごしになったらしい。







お昼近くなって、
にぎわってきた北大街。

食べ物やさんもいいにおいをさせて・・・

日差しが強くなってきたので、
この柳の木がありがたい・・・






七宝は、
イメージとしては、
長谷寺みたいな町で、







あそこも、
川に橋がかかっていて、
短い通りにちっちゃなお土産物屋さんが軒を並べていると思うんだけど、







お年を召した方が、
昔なつかしい風景を求めて来るのに、
ぴったりなところ。








こうして、
上海最後の朝は、
のどかに流れていきました。









Victoriaでした。


・・・


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