愛があるのに結婚しない理由 (1) 愛とは彼といっしょにいるときの自分を好きになること

こんにちは。Victoriaです。

さて、
早速ですが、
みなさまにぜひごらんいただきたいメッセージがありますので、
ご紹介します。





>> こんにちは Victoria さま。毎度楽しく拝読しております。
 私は「結婚」に関しては「してもしなくてもどっちでもいいや。今が幸せなら――だって、将来のことなんてわかんないし。」と考える自暴自棄な人間です。
 だから、あまり偉そうなことを言う権利などない人間なんですけども…

「愛」って何だろう? とは、常日頃考えています。
 わりと最近、カレシと確認し合っているのは、「私たちの間には『愛』があるよね?」ってことです。
「愛し合ってるよね?」ではありません。「愛があるよね?」です。

 私と彼の関係は、年数にすると、かなり長いです。彼と何年間付き合っているかを正直に言えば、女友達は誰でも言います「それで、何で結婚しないの? 結婚すれば?」
 私も「何故私と彼は結婚しないんだろう?」って、長年疑問に思ってきました。
 しかし、その疑問は、ごく最近、ほかならぬ Victoria さまのブログの御言葉によって氷解しました。

 …パワーが足りないんです。私たち。…

 結婚するための、もろもろの問題を片付けるためには、私にも彼にも、パワーレベルが、いまいち足りないのです。
 だから、結婚できないから、しない。明快な理屈です。
 でも別れない。それは何故か。
 愛があるからです。

 そこでようやく本題に戻ります。
「愛がある」って、どういうことなのか。

 最近、ひとつ思うのは――「私は、彼と一緒にいるときの私自身のことが、けっこう好きだ」ということです。

「私は彼のことが好きだ」ではありません。「私は彼と一緒にいるときの自分が好きだ」なのです。
 けだし、私が彼と別れたくない理由は、具体的に言えば、「飯を食わせてくれる」とか「会いたいときに会ってくれる」とか「PCのメンテをしてくれる」など、いろいろあります。

 けれども、もっと大きな理由は、上記のとおり、「私は彼と一緒にいるときの自分自身が大好きだ」ということなのです。
 彼とデートする前に、私は、いろいろ調べたりTPOに合わせて服を選んだりナチュラルに若く可愛く見えるよう化粧したり、部屋を掃除したりします。そして彼と一緒にいるときにも、最適なときに最適な話ができるよう話題を選んだり、茶店で座ったときのために面白い話を思い出したり考えたり、彼にウザがられないよう、彼に恥をかかせないように行動に気を付け、歩調を合わせます。
 そうした努力すべてをひっくるめて、私は「私って、いい人だなあ」と、彼と一緒にいるときに、感じられるからです。
 ひるがえって、彼のほうは「私と一緒にいるときの彼自身」を好きなんだろうか? どうだろうか、と考えてみます。
 …わからないけど…
 たぶん、少しは好きなんじゃないかと。
 私と一緒にいるとき、彼もまた「彼女と一緒にいるときの俺って、頼りがいがあって、男らしくて、物知りで、役に立って、社会性があって、すげえ、いい奴♪」と思ってくれるなら、たぶん私とイーブンです。
 私が彼を大切に思うのと同じくらい、彼もまた私を大切に思ってくれるなら、私は、今のところ、まだ捨てられる心配はないだろう。と思うのです。
 だから、彼にも、「私と一緒にいるときの彼自身」を好きでいてもらうために、私もさらに頑張る。
「貴男って頼りがいがあって、とてもステキ」ということを、常日頃、意識的に、態度で示すことに務めているのです。

 抽象的な言い方をするならば、私たち――つまり私と彼――は、「お互いの自己愛を助長し合っている」関係とでも申せましょうか。
 しかも、上記のようなことは、総合して考えると、私にとっては「背伸びしている」ってことなのかも知れません。あるいは、心の底では彼のことを、ちょっぴり騙しているということになるのかも知れません。

 だけど、そうやって「背伸びしながら」でも、「私自身が、彼と付き合う自分を大好き」でいられる限り、私は、この先も彼と問題なく付き合い続けていけるのだと思うんです。
 ちょっとややこしい事を書いてしまいました。

 ともあれ、私の言いたいことは、要するに――
「貴女と彼との間に愛がある」かどうかは「貴女は、彼と一緒にいるときの貴女自身を好きでいられる」かどうかで計られるんじゃないかしら。
 ――ということなのです。

 お互いの自尊心を大事にしあえるカップルは、別れない。
 …たぶん。…

 ――失礼しましたぁ。<<








感想 : うらやましい・・・










メッセージの主は、
たびたびVictoriaの日記にご登場いただいているナツメさま。









ナツメさま、
ありがとうございます。










これを読ませていただいたとき、
あまりにも世界がちがうので、
愛とはこのように美しいものなのかと、
正直、ショックを受けました。







今までもうすうす自分は愛に関してこれだけ毎日あーだこーだと書いていながら実際自分の愛となるとものすごくテキトーでがさつな人間なのではないかという疑惑はあったが今日それが確定した・・・というような心境です・・・正直・・・








ここにナツメさまがお書きになっているようなことで、
私が実際自分の彼氏にしてあげたことのあることは、
正直、ひとつもありません。








あなたって頼りがいがあってステキ♪とか、
考えたこともないし、
そういうウソをついて持ち上げようと考えたことすらない。







どっちかというと、
別にそこまでひどいとは思っていなくても、







あなたってサイテーよね!
どーしてこういつもいつもやらかすのよ!








と、
お上品な言葉に翻訳すれば、
だいたいこのような内容のことを、
あらんかぎりの悪態をつきつつ、
男がやらかして焼け野原となった荒れ地で、





がれき撤去→整地→土木工事のやりなおし





をするのが私の役目。








Victoria、
もしかしておまえは本当の愛を知らないのでは・・・???








うん、
ここは、








タイプの違い








ということでスルーしよう。







戦後処理専門の女に対する需要も、
世間にはそこそこあるし・・・









・・・


さて、
それで、
ナツメさまのメッセージに戻ると、








なぜ、
愛があるのに結婚しないのか、という点については、
とりあえずおいといて、







「彼といっしょにいるときの私のことが好き」








という言葉について、
考えてみたいんだけど、







う〜ん、
そうなのか・・・







と、
この言葉を聞いて、
思わずうなってしまったんだけど、








これこそが、
恋愛の本質かもしれないと、
目からウロコが落ちた感じで、








今、もう一度、
高校生に戻って、
一から恋愛やり直したいと、
ちょっと本気で思ってる・・・








そう考えると、
私は恋愛中も、
たいしてかわいい女ではないのかもしれない・・・







だろうね・・・
今まで、どういう男とつきあってきたかを振り返って見ると、
それは一目瞭然で、







Victoriaおねーさま、根性なしのボクを一からたたき直してください系のヘタレばっかり引き受けてきたような気がする・・・
誰か私の青春返して!!!!!








ダメだ・・・
あまりにもナツメさまの恋バナのインパクトが強く、
後悔ばかり先にたって、
話が先に進まない・・・








・・・ということで、
このお題、
ちょっと頭冷やしてから、
出直してきます・・・







Victoriaでした。