純愛を求めて (27) 女性は父親に似た人に恋するという不思議

こんにちは。Victoriaです。

さて、
この記事→純愛を求めて (26) 人との距離の取り方の難しさ - Victoriaの日記
について、
ナツメさまよりメッセージいただきました。








ナツメさま、
いつもありがとうございます。








今回も、
大変示唆に富む内容でしたので、
ここでみなさまにご紹介。






>>「ロスト・バージン」のお話からは、ちょっとずれてしまうのですが、Victoria 様の結論がステキだったので、一言申し上げたく。

 かなり以前ですが、岩月謙司って人の本で読んだ(たぶん倉田真由美とのコラボ本だった)と思うのだけど、女性が男性を選ぶ基準は、「自分自身の父親に良く似た人」なんだそうです。
 ただし、ここで注意が必要なのは、本当に女性が無意識に選んでいるのは、自分自身の父親の「一番ダメなところが共通した男性」だということ。
 だから、女性にとって「何となく好きだな」と思える男性は、だいたい「ここが好き」という点ではなくて、知らない間に「ここが決定的にダメ。でもアタシは耐えられる」という点に魅かれているのだそうです。
 私の大学時代の同級生で、めちゃめちゃモテる女がいました。彼女の周りには私の知っているだけでも数十人の男が群がっていました。けれども、彼女自身が「絶対にこの人がいい!」と言い張っていたのは、私の目から見て「え? 彼の一体どこがいいの?」と首をひねるような相手でした。
 それはおそらく、彼女にとっては、他の誰よりも、彼女のお父さんの「ダメなところ」が共通した相手だったからなのだろうと思います。(今、思い出してみるとそうだったのだろうと思います)。

 さて、では私自身はどうかと言いますと、上記の、大学時代の知り合いの女ほどではないにせよ、私も、まあまあ人生のそのときどきで、親しくする男性にはあまり不自由していませんでした。
 自分の好みは、わりとはっきりしているので、それほど迷ったり、ややこしい三角関係になったりしたことはありません。
 ただ、実際に付き合って「カレシ」と呼べるほどの仲になった男は、例外なく、実家の父と共通点がありました。全員、「むかし病弱だった」か「子供の頃に片親を亡くした」かの、どちらかだったんですよ。…
 何故でしょう。女の「この人が好き」アンテナには、その男性の不幸な過去を察知する機能でもあるんでしょうか。
 だから、思うに、女性側の「好き」という感情だけで相手を選んでしまっては、間違いなく女性にとって不幸な選択しかしないと思うのです。

 とはいえ、不幸はなるべく減らしたほうがいいに決まっている。

 だったら、私の大学時代の友人のように、基本的に大勢の「好きな男性」を周囲に侍らせるのは、いざというときのための保険として、必要なことだと思います。
 女性は、出来る限り、そうした環境を整えたうえで、自分が「一番好き」な相手ではなく、選択可能な男性の中から「コイツが最も私を好きなのに違いない」と思える相手を選ぶべきなのだと思います。
Victoria 様のおっしゃる、



<究極の恋人選びは、
決して自分の好みで選ばず、
相手の好みで選んでもらうってことで、
多少、自分にはう〜ん、な相手でも
向こうが好きだって言ってくれるんだから、
幅広くどんな変な人にでも許す…
てゆーか、人の事言える自分かっていう>



このお言葉は、きっとそういう意味だろうと、私は勝手に解釈する次第です。
 そうそう、このお言葉、私の現在のダーリンに関して言うと、完璧に当てはまっておりますよ。
 付き合い始めは、実際、私の目から見ても、彼は充分「変な人」だったのですが――
 どうやら彼は本気らしいということが判るにつれて、逆に私の側でも「この人のことを『変な人』って、私が言っていいのか」って気になりまして…
現在に至ります。

失礼しました。<<








なるほど・・・
そういう説があるのね・・・







たしかに、
絶対パパみたいな人がいいっていう、
ファザコン娘は、
恋人探すのがわりとサクサクすすむよね、っていうのは、
以前から気づいていて、







それは、
自分の好みと、
自分がつきあって続くタイプの人が、
ぴったり重なりあってるからだったのね・・・








女性のみなさま、
いかがですか?







彼氏とか、
ダンナとかを、
改めてよ〜く観察してみると、
そういえば、
実家のパパとダメ度がいっしょ・・・とか、あります?








もし、
ありましたら、
ぜひ、
レポートください、
お待ちしてます。








・・・



それで、
変な人を恋人にするっていう話なんだけども、









変な人っていっても、
すごく幅広いので、
ケースバイケースだとは思うんだけど、









男の人って、
自分は人とは違うんだっていうプライドがあるからか、
わりと、
変わり者を自称してる人が多いものだけど、








よく見ると変わってる、なんてレベルではなく、
見るからに変わってる人っているでしょ?










そういう人とつきあうのって、
あれは一種のリスク回避だと思う。











あまりにも変さの度合いが過ぎると、
汎用性がなさすぎて、










つきあえる女が限られてくるから、









競争率がぐっと低くなるし、










見るからに変な人って、
どこか一点がつきぬけてるから目立つわけで、









それ以外の点に関しては、
別にこだわりないよっていう人も多いから、









ものすごく変な点にがまんができて、
なじむことができれば、
結構、安泰な関係を結べるんじゃないかしら?








・・・ということで、本日の結論 :







見るからに変な男は、
狙い目。









Victoriaでした。


・・・


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