ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ　Part 4　（８）　セルジューク朝

こんにちは。Victoriaです。

2012年7月14日、京都大学百周年時計台記念館で開催された、
ライフネット生命保険の出口社長による「5000年史　Part4　１１、１２世紀の世界」の講義録、
今回は「イスラームのインド・アフリカ進出とトルコ民族の台頭　その３　セルジューク朝」。

山川出版社の世界史用語集によると、

>>セルジューク朝（１０３８〜１１９４）：　中央アジアからおこったトルコ系スンナ派の王朝。11世紀半ばトゥグリル＝ベクがバグダードに入城してブワイフ朝を倒し、アッバース朝カリフからスルタンの称号を受けた。西アジア一帯を制圧し、小アジアへ進出して、ビザンツ帝国を圧迫したことが、十字軍の発端になったといわれる。<<

おおっ！
ようやく十字軍とつながった！！！

今現在、
「イスラームのインド・アフリカ進出とトルコ民族の台頭」と題して、
聞いたことない王朝がわんさか出てきて、
これまた聞いたことない王様を倒したっていう話が続いていて、
講義録書いてる私も、
時々自分を見失いそうになっててチョーやばいんですけど、

みなさま、楽しんでいただいてますでしょうか？

やっぱり、
歴史っていうのは、
ものすごくわかりやすい、

旧体制　VS　新興勢力

という時代背景のもと、
これまたものすごくわかりやすい、

イケメンで世のため人のためにがんばってるヒーローが、
私欲に目のくらんだ古ダヌキ親父にいじめられるの構図

的なスパイスがきいてると、
がぜん、おもしろくなってくるんだけど、

Victoria、
ムリムリにでもいい男はいないものかと思って、
目を皿のようにしてさがしておりますが、
そういう逸材はなかなかみつからないもので、

なぜ、
NHKの大河ドラマが、
ほぼ、一年おきくらいの周期で、
戦国時代に偏るのかっていうのも、
そのあたりに原因がありそうな・・・

・・・

話戻して、
セルジューク朝ですが、

トゥグリル＝ベクというのは、
セルジューク朝の初代スルタン。
1038年、ニーシャープールの戦いでガズナ朝と戦って大勝し、
セルジューク朝を創始。

1040年にはダンダーンカーンにの戦いでガズナ朝を破り、アフガニスタンまで領土を拡大。

1055年、バグダードに入城してアッバース朝カリフからスルタンの称号を与えられた。

バグダードに入城するため、
河を渡る時にトゥグリル＝ベクの従者が語ったことは、

今までトルコ民族はマムルーク（奴隷）としてこの河を渡ってきた。
しかし、トゥグリル＝ベク様は初めて王様として、この河をお渡りになるのだ。

こうして、
中央アジアにトルコ民族の王朝ができ、
勢力を拡大していく過程で、
ついにエルサレムを占拠し、
そのことがきっかけで第一回十字軍が編成されることとなる。

Victoriaでした。

・・・