おとなの恋　（１８）　人生は苦しみの連続

こんにちは。Victoriaです。

愛と幸せについて書いていて、
骨身にしみてわかったことは、

幸せというのは、
恋人がいるか、
結婚しているか、
セックスしているか、
セックスではイッているか、
そういうことでは決してはかることができない。

恋人がいないよりはいたほうが幸せだというのは、
男でひどい目にあったことのない人の考えることで、
女の苦しみのほとんどは男がもたらすことを考えれば、
諸悪の根源の男を元から断ってしまった方が、
よっぽど平和で穏やかな暮らしができるわけだから、
最初から男ヌキの人生を選ぶほうがよっぽど賢いということになる。

実際、
とてもマジメなタイプの女性で、
全く男っ気なしで独身を貫く人がいるけど、

ああいう人は、
特に独身主義というわけではなかったかもしれないけど、
自分の人生を危うくする存在に近づかないようにしていたら、
結果として男ヌキの人生を選んでいたということなんじゃないかな・・・

そうよね・・・
どこでナニしてきたかわかったもんじゃないペニスを、
女の身体の中で最もデリケートな場所に入れさせるなんて、
よっぽど勇気があるか、
こわいもの知らずでなかったら、
そうそう簡単にできるはずもない・・・

一回やったら慣れるんだけどね・・・

・・・

パーフェクトに幸せな人なんて実際はいなくて、
ある瞬間をとったら誰が見てもうらやむほどの幸せに包まれているっていう人はいるけど、
そういう人だって、
長い人生の中では、
思いもよらない不幸に見舞われることもあるかもしれないんだし、

だけど、
山あり谷ありの人生を送りながらも、
うまく不幸をヒョイヒョイと受け流して、
全体としては幸せな人生を歩んでいるよね・・・っていう人はいっぱいいて、

たぶん、そういう人は、
何が自分の身にふりかかってきても、
粛々と受け止める準備ができていて、

なぜ、私だけこんな不幸な目に遭わなければならないの、とか、
私が望む人生はこんなはずじゃなかった、とか、
自分の人生に対するグチがない。

そう、

自分の人生に対するグチがない

というのは、
かなり重要なポイントなんじゃないか、

グチが出る人というのは、

幸せな人生に対する明確なイメージがある。

年収いくらほしい、とか、
でかい家がほしい、とか、
子どもが生まれたら絶対ピアノをやらせる、とか、

人生でイメージしたことは必ずかなうという考え方もあって、
ある意味、
いい人生を送るために目標を明確にたてるのは正しい姿勢ではあると思うけど、

彼氏というのは常にいるべきものである、とか、
彼氏というのはおごってくれるべきものである、とか、
セックスとはやさしい前戯で始まって体位をいくつか変えて最後は正常位で二人同時に果てるものである、とか、
正しいセックスしていれば毎回必ずイクものである、とか、

恋愛の「幸せ度チェックリスト」がいっぱいあって、
項目を一つ一つ達成していくのを目標にするような人生を送っていると、
決して幸せにはなれないんじゃないか、

だって、
チェックリストは永遠に更新されていくものだし、
イエス・ノーだけでなく、
「とてもいい」「いい」「どちらでもない」「悪い」「とても悪い」の５段階評価なんかを始めたら、
それこそ永遠に終わらないわけだから。

・・・

なぜ、
男に対して厳しい「幸せチェックリスト」が作れるのか考えてみると、
女の側に、

自分は何も悪くないんだ、
自分は幸せになる権利があるんだ、
みたいな思い込み

があることに行き着く。

確かに、
男は、
女の望んだことをしてくれなかったかもしれないし、
お願いだからしないでって頼んだことをしたかもしれない。

だから、
いい、悪いでいえば、
男のほうが悪いんだけれども、

ホントは自分一人のことで手一杯で、
女の人生、
ましてや、
これから生まれてくる子どもの人生まで引き受ける覚悟なんてさらさらなかった男に、
ついうかうかと「幸せにするよ」なんて口から出まかせ言わせてしまったのは、

女が女の肉体を持って生まれてきたというまさにその事実にあるわけで、
つまり女の存在自体が罪。

そう思えば、
イメージ通りの幸せが手に入らないからと、
がっかりする気持ちも少しは癒える・・・

・・・ということで、本日の結論　：

どうせ、人生苦しみの連続なんだから、
幸せになりたかったら、
苦しむのに慣れるのが大事かも・・・？？？

結局、

強くなれ、
男に期待するな、
与えられるもので満足しろ、
セックスでイカなくてもあんまり気にするな、

ってことね・・・

人生投げやりなくらいで、
ちょうどいいかも・・・？？？

Victoriaでした。

・・・