別れ (3) 好きなのに別れる理由

こんにちは。Victoriaです。

さて、
昨夜、ym0708クンから、
「たった今、彼女と別れました」
というメッセージがあり(ここで公表しちゃっていいよね?)、







すごくラブラブだったので、
とっても残念なんだけれども、







でも、
終わりっていつもこんなふうに、
あっけないよね〜って思って、









なんかしみじみ・・・








ym0708クンのメッセージはこちら。


>>先生たったいま彼女と別れました。
どっちからというわけでもなく
あっさりとという感じでした。

電話したら(その前のメールで別れました)彼女は号泣でいままでありがとう、いまも大好きだよごめんね
みたいなことをゆってくれました
それでいままでの思い出話とか沢山のありがとうをゆってお別れしました。
これからも彼女と仲良くしていくつもりです
こんなふうに大好きな彼女とお別れできてよかったです。<<










私も、
高校の時につきあってた彼とは、
好きだけど別れたっていうか、
好きすぎて別れざるを得なかったみたいな感じで、








彼は先輩で、
京都の大学に進学して遠距離になってしまって、
なかなか会えずにいたんだけど、







ちょうど部活の遠征か何かで、
彼の大学の近くまで行くことになったので、
久しぶりに会ったのね。









たしか、
大学の学祭の時期で、
いっしょにキャンパスの中を手つないで歩いて、
銀杏並木が黄色く色づいてきれいだったのを覚えているんだけど、








ずーっといっしょにいて、
彼のアパートにもちょっと立ち寄って、
二人きりにもなれたんだけど❤、








帰り、
部活のみんなと合流するために、
バス停まで、彼、送ってくれたのね、








デートの帰りは、
いつも必ず送ってくれて、
それは私たち二人の暗黙の了解みたいになってたんだけど、








バス停には、
貸し切りバスが止まっていて、
もう、みんな乗って、
私が来るのを待ってた。








それで、
じゃあ、もうこのへんでいいよ、っていうくらいの距離まで来た時、
立ち止まって彼と別れたんだけど、








それが、
ホントのお別れになった。









それまでも、
別れ話っていうのが出てて、
話し合いっていうのをしたのかもしれない。








あまりにも昔のことなので、
私が忘れただけかもしれない。









だけど、
別れ話っていうのを彼とじっくり話し合った記憶がない。







その日は、
すごく久しぶりに彼に会えて、
舞い上がった私は嬉しくてはしゃいでたんだけど、
同時に、
こんなに好きなのに自由に会えないなんて、
もう耐えられない、
この先もずーっとこんな状態だったら、
もうイヤだって、
なんか皮膚感覚で思ってしまって、







だから、
いつもは彼の前では明るくふるまっているのに、
その日はいじけてしまって、
彼、やさしいから、
そんな私の気持ちをくんでくれて、









それで、
別れようか?って・・・








全然、
そんなつもりじゃなかったのに、








デート中も、
今度、京都案内してあげるよ、
なんて話が普通に出てたのに、









でも、
ラブラブだった時の二人は、
突然はるか彼方の手の届かないところへ行ってしまって、
気がついたら、
後戻りできないところまで来てしまっていた・・・








そんな感じ。









帰りのバスでは、
ずーっと一人で黙って窓の外の景色みてたんだけど、
何か、楽しかったころのことを思い出させる風景を見ちゃったんだと思うんだけど、
途中でもうがまんできなくなってしまって、









バスの中は、
部活の先生や先輩もみんな乗ってるのに、号泣。









「どうしたの?」








って聞かれても、
泣きじゃくってるからしゃべれなくて、







私がみんなと別行動とって、
彼氏と会ってたのはみんな知ってたから、








「もしかして、別れた?」








て聞かれて、
うんうんってうなずいて・・・











そしたら、
みんな大騒ぎで、








あなたたち、ケンカしてたの?
そんな話、聞いてないよ?
やっぱ、遠距離はきついんだね・・・







とか、
みんないろいろ言い始めて、









そしたら、
ある子が言ったの、









「好きすぎて別れなくちゃいけないこともあるんだね」









・・・


ただ、
今振り返ってみると、
遠距離になって思うように会えず、
イライラしていた私を、
うまく彼がリードできてなかったのは事実で、










お金がないとか、
時間がないとか、
理由はあったんだけど、









長距離電話して、
会えない、
さみしい、
なんてグチってる私に、









しょうがないだろ、
遠距離なんだから。









そんな、
どこから見ても突き崩すことのできない完璧な理由を述べて、
その件終了、みたいなことが続いて、
頼りにならないんだ、って思い始めていたのは事実、







それでね・・・
先日、
岩月謙司「娘の結婚運は父親で決まる」を読んでて、
あっと思ったんだけど、

娘の結婚運は父親で決まる

娘の結婚運は父親で決まる

女って、
ある日突然、
好きな人がキライになることがあるんだけど、
それは、
女性が男性を見る目が、
デジタル的だからというのが岩月謙司氏の考えで、








たとえば、
理想の男性を100点だとして、
恋人の合格ラインが90点だとすると、
90点以上はOK、つまり100点扱いだけど、
89点は不合格、つまり0点扱いをする。








90点と89点の差はたったの1点でも、
女性の頭の中では100点の開きがあって、









だから、
ほんのちょっとしたはずみで、
それまで90点だった彼氏の得点が89点になると、
もうがまんできず、
別れてしまう。









一方、男性は、
理想の女性象に近い人を探すのではなく、
出会った女性の中で最も自分を受け入れてくれる女性を探そうとするので、









90点だろうと89点だろうと、
それよりも得点の高い他の女性がいないのであれば、
全然OK。










恋人探しに関して言うと、
男性はアナログ的だ、
以上が岩月謙司氏の結論。











・・・

好きで好きでたまらない彼と別れてしまった時の私の頭の中でも、
これと同じことが起こっていたのかな〜って思ったんだけど、








他の点では、
特に彼のどこが嫌いになったとか、
そういうことは全然なかったはずなんだけど、








会えないさみしさを何とかしてあげようって努力してくれないなんてひどい・・・








それだけで、
減点1点、
チーン!終了・・・みたいな・・・







・・・ということで、本日の結論 :








女がささいなことであっけなく好きだった彼氏と別れてしまうというのは本当・・・一度、ダメだと思うともう誰にも止められない・・・








Victoriaでした。




・・・

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