恋と愛の境界線 (12) 流されるまま男に身をまかせるのはもうイヤ

こんにちは。Victoriaです。

さて、
この記事でご登場いただいたしろさまから、
メッセージが届きました→恋と愛の境界線 (9) 久しぶりに自分の中の女が目覚めていく感覚を思い出してドキドキした私はいけない女? - Victoriaの日記






しろさま、
ありがとうございます。







では、
しろさまの、
さわやかな「幸せ宣言」をどうぞ!


>>こんにちは。しろです。


長いコメを読んでいただいて
尚且つ全文掲載はびっくりというか照れるというか
改めて人に話すようなことでもなかったのですが
気持ちの整理もついたし
取り上げていただいてとてもうれしかったです。
それにvictoriaさまの

「ヤラセてくんないならつきあわないって男がいるって?
 上等じゃないの、
 そんなもともと肉体目当てのヤツは、
 こっちから願いさげよ!!!!!」

もうこの言葉で胸がスカッとしました。
まるで代弁していただいたみたいで・・・
泣きながらこの記事を読ませていただきました。

彼から迫られたときは
正直言ってうれしかったんです。
大好きでしたから。


話を聞いてみると恋愛の経験がほとんどなく
私へのアプローチがあまりにも直球すぎて
これまで変化球ばかりに慣れていた私は
すっかりまいってしまいました。
でも、ここで彼に体を許して
この若さで「女なんてチョロイぜ」
なんていう印象を持たせるのは
彼にとっても絶対によくないし
私にとっても絶対によくない。
ここは毅然とした態度で接しなければと思い
本当に必死で何度も何度も説得しました。

今までみたいに
流れに流されるまま男に身をゆだねるのは
もういやだ。
私は私なんだって思って・・・

それで、彼は良き上司であり
良き友達になりつつあります。
純愛だからこそ長く続けられる
というのもあるかもしれないけれど
離れていく怖れを手放せられれば
きっと深い愛につながっていくのかもしれない。
そう思っています。

女の封印期間が長かったのも
実はよかったことのひとつで
閉じていたからこそ
あまりにも鮮烈に女の自分に気がつくことができたんです。
これが開いていた状態だったら
ずっと気がつくことができなかったかもしれません。

それに、閉じていたときは
これから私は一生ひとりかもしれないから
覚悟して生きていこう。
なんて思っていましたが
ああ、私、ちゃんと恋ができるんだ・・・
そんな風に自信がつきました。

介護の現場にいると
やはり人はひとりではなく
パートナーのような誰かとつながっていなければ。
ということが身にしみてわかってきたのもあり
若い頃は結婚経験がない男性とのお付き合いが多かったので
どうしても子供を欲しがるのですが
40も過ぎれば「子供はいなくてもいいよ」と言ってくれる
落ち着いた男性が出てきてくれるかも。と・・・
だから、今は、前を向いて
少しづつでも自分のやりたいことをやっていく。
そしてちょっと後ろを向いて
今が一番楽しいと笑いながら一日過ごしていく。
そんな生き方をしていきたいと思っています。



残暑厳しい折ですが
どうかご自愛くださいね。
今後もブログを楽しみにしております。
本当にありがとうございました。<<







感想 : つきあう男がみんな子どもを欲しがるとは心底驚いた。
子どもを欲しがる男とつきあったことがないVictoriaの男の好みに偏りがあるのだろうか・・・???






私にとって子どもというのは、
男の意思に関係なく、
女が勝手に欲しがり、
勝手に産みたがり、
勝手に産んで、
勝手に育っていく・・・というものだったので、
子どもが欲しいからキミとはつきあえない、なんてセリフを吐く男がいるということ自体、
信じられない・・・









しろさま、
ここはひとつ、
男の趣味を変えてみてはいかがでしょう・・・???







マイペースで10歳の小学生から精神年齢が成長してないようなノー天気なヤツは、
子どもをどーするなんて思いもよらないので、自然にスルーすると思う・・・







ただ、
そーゆー男が大人かどうかというのは、







???









・・・


たまたまなんだけど、
昨日居酒屋でごいっしょしたお姉様に、
介護のお仕事なさってる方がいて、








その施設には、
訪問してきた家族が泊まれる部屋が一つあって、
先日、
誰も訪問者がないのに、
布団が一組敷いてあって、
明らかに使用後だったっていうのね・・・








誰と誰が寝たのか?









っていう話題で、
持ちきりになってて、
名前が上がった男性あるいは女性をめぐって、
大変な嫉妬の嵐が吹き荒れており、
みなさま、
ご自身の恋心を隠そうともなさらないそうで、









忍ぶ恋









というのは、
若さの特権なのかと、
思い至った次第・・・








・・・

それでね・・・






人間は一生に何回くらいセックスするかって話なんだけど、
2000回説っていうのがあって→人は一生の間に何回くらいするのか? - Victoriaの日記








まーこれはしょせんネタなので、
別に何回って数えるものでもないんだけど、






「仏教とエロス」の中で瀬戸内寂聴さまが、









セックスをしないと精力がわく








とおっしゃっていて、







ご存じのように、
瀬戸内寂聴さまは瀬戸内晴美さまでいらっしゃった時は、
ドロドロのエロスの世界ばかりお書きになっていて、
もちろん、
ご自身もバリバリの女でいらっしゃったわけだけど、







出家なさって寂聴さまにおなりになってからは、
淫戒を守っていらっしゃり、
下半身はきっぱり断った、








すると、








しないことによって精気がたまるのが、
よくわかった、








こんな風におっしゃっていて、








これは、
ある意味、
真実なんじゃないかなと思っていて、









瀬戸内寂聴さまは、
若い時はセックスすることによって、
かえって身体のバランスがとれていたっていうのね、








瀬戸内晴美さまだった時から、
バリバリ小説家としてのお仕事なさっていたわけだけど、
セックスしてるときは仕事を忘れるので、
体調と心をうまくコントロールしていた、








それが、
ある年齢を超えてからは、
かえってセックスしないほうが、
人間長生きするんじゃないか、
その証拠に、
お坊さんで淫戒を守っている人は、
長生きしているっておっしゃるのね。







なぜこれが当たってるんじゃないかって思うかというと、
芸術家の創作意欲って、
性欲と直接結びついていて、









創作意欲がバリバリある精力的な人は、
セックスも旺盛で、
それこそ乱交みたいなことを繰り返し、
エネルギーを発散させていかないと、
身が持たない、
という面がある一方、









セックスを封印し、
性のエネルギーをためにためて、
創作のエネルギーに振り向ける、
という面もまたあって、








結局、
一人の人間が持つエネルギーは有限なんだから、
どこかに発散させれば、
自然、
ほかの部分に向けるエネルギーはなくなる、








例えば、
子育て中のお母さんは、
莫大なエネルギーを子どもに向けているので、
自然、
他のことはお留守になる。







それは、
自分のために使う時間がないという風に考えれば、
大変不幸なことかもしれないんだけど、
子育てという一大事業にかかりきりになっているからこそ、
余計なところにエネルギーを使わないので、
人生踏み外すこともないという喜ばしい副産物もある。








ナイチンゲールとか、
マザーテレサの偉業をみるといつも思うんだけど、
女の人の中には、
何万人かに一人の割合で、
自分の子どもに精力を注ぐのではなく、
広くあまねく他人の子どものために全精力を注ぐべく、
運命づけられた女性もいて、










子どもにとってお母さんが必要なのと同じく、
社会にとってそういう女性の存在は必要なのだ、










大切なのは、
自分に与えられたポジション、
自分に与えられたミッションに、
できるだけ早く気づき、
気づいたならそれに没頭することで、









なぜなら、
人生は何か一つのことをやり遂げるには、
あまりにも短いから・・・








・・・ということで、本日の結論 :








やっぱりね・・・この男なら夢を託してもいいって思える人のわがままをきくのと、こいつのわがままって100%性欲だろっていうのの線引きってあると思うのね・・・だから、男の夢をかなえるために自分の人生賭けるっていう気合いで男に全エネルギーを注いでも、相手が悪かったらがっかりするだけだから、そういう場合は、そのエネルギーをもっと生産的なことに向けたほうがずっと気持ちがいいし、もし、その場合、セックス封印したほうが何かと都合がいいんだったら、その方が賢明だと思う・・・迷った時はマザーテレサを思い出すとすごく心が慰められるから試してみて・・・









Victoriaでした。