『AERA 2014.5/26 』 PTA革命の心得6カ条がすごい

AERA 2014.5/26』に、

PTA改革の実例が載っていて、

 

 

AERA (アエラ) 2014年 5/26号 [雑誌]

AERA (アエラ) 2014年 5/26号 [雑誌]

 

 

 

ホントは、

その直前のページに載ってるはあちゅう特集が目当てだったんだけど、

はあちゅう記事は、

ある程度予定調和の世界だったので、

どっちかっていうと、

ついでに読んだこっちの方が衝撃。

 

 

AERA購読してるわけじゃないので知らなかったけど、

どうも、

「PTA問題」と題して、

連載されてるっぽい。

 

 

今回は、

「なくそう!無駄な仕事!」

「効率アップ!」

をモットーに、

見事、

PTA改革に成功した事例が載っていて、

そのひとつひとつが心に刺さる。

 

 

実は、

昨年はいろんな役員の当たり年で、

いろいろ兼務し、

いくつかはめでたく任期満了でバトンタッチしたけれども、

引き続き役員続行中なものもあり、

役員やってておいしい思いもなくはなかったけど、

全体として見ると、

イヤな思いの方が多くて、

なんかいろいろ勉強になった。

 

 

 

まずは、

アエラ掲載のPTA改革心得6カ条を写してみると、

 

 

 

  1.  PTAが任意加入であると周知徹底
  2. 「子どものため」に振り回されない
  3. 平等にすることを目標にしない
  4. 「できない人」の人権を認める
  5. ”ゆるさ”と”鈍感力”を大切に
  6. 革命には同志が必要

 

 

さすがAERA

キレイにまとめたよねって、

ホント、

感動しちゃったんだけど、

 

 

 

PTAだけじゃなく、

各種ボランティア団体なども似たところがあるんじゃないかと思うんだけど、

ビジネスと、

全然、

よりどころになるものが違うから、

必ずしも、

効率重視でてきぱき仕事を割り振っていくのがいいわけではないし、

毎年人が変わっていくので、

誰もその由来を知らないナゾの申し送り事項が、

役員の首を絞めてて、

必要以上に消耗するということが多々あり、

なんていうか、

ベルリンの壁崩壊以前の東欧かソ連にまぎれこんだんじゃないかというくらいの、

カルチャーショックを受けた(マジで)。

 

 

だいたい、

連絡事項を、

いまだに連絡網で回すとか、

どうなっているのか?

 

 

 

子ども達は、

さくさくLINEを使っているというのに、

一部役員のおばさんがガラケーしか持ってないからって、

議論にもならないし、

 

 

連絡網作ると、

絶対、

連絡回さない人とか出てくるじゃん?

 

 

 

そうすると、

もう、

何なのあの人的な悪口のチェーンメールが、

すっごい高速で回るんだよね、

 

 

 

いやあ、

こういう人達の子ども達が、

学校でいじめを先導していくんだろうねえとか、

大きな声では言えないことを思ってしまうわけであるが、

 

 

 

おかげで、

ケータイメールで長文打つのに、

だいぶ慣れました。

 

 

 

 

みんな家に帰れば、

PCネットにつないでネットショッピングとかしてると思うんだけど、

絶対にパソコンメールで連絡文書回そうって話にはならない。

 

 

 

ま、

その辺は、

本質的な問題ではないので、

目をつぶるとして、

 

 

 

「平等にすることを目標にしない」っていうの、

ホント、

その通り、

 

 

 

これは熱心にやってる人ほど言うんだけど、

 

 

 

誰々さんは前の活動も不参加だった、とか、

私たちはこんなにがんばっているのにうんぬんかんぬん、

役員会は、

ほとんど悪口大会の様相を呈しており、

その場の空気をすっているだけでどっと疲れる。

 

 

 

 

まさに、

周りが悪口言っててもスルーする「ゆるさ」と「鈍感力」が試されるわけだが、

その場はスルーしても、

悪口のネタとなる事実が消滅するわけではないので、

雪だるま式にデカくなりながら、

永遠に人の口を介して広がっていく。

 

 

 

ああ、

人間というのは、

なぜ、

このように、

ムダなことにこそ、

情熱を傾けることができる生き物なのでありましょうか?

 

 

 

 

とかね、

ずいぶん、

哲学的にもなりました。

 

 

 

 

きつい一年だったです、正直。

 

 

 

 

ただ、

6カ条にもあるように、

「革命には同志が必要」。

 

 

 

大多数の人は、

なるべくならメンドクサイことはやめにして、

仲良く和気あいあいとやろうよと思っている。

 

 

 

子どものために、

親と先生がいっしょに何かやろうよというPTAの目指すところは、

間違ってないわけだし(たぶん)、

なくてもいいよと思う人がいる反面、

あっても悪くないと思っている人も一定数いる。

 

 

 

みんな、

拘束時間が少なくて、

変な縛りがなく、

自分の預かりしらないところで起きたアクシデントに対する責任を問われたりなんていうホラーな状況に巻き込まれないことが担保されるなら、

役員1年くらいやってもやぶさかではないと内心は思っている(はず)。

 

 

 

ということで、

ひきつづきポジティブに、

できることから少しずつ、

周りを巻き込みながら、

改革路線を突っ走る所存です。

 

 

 

なんのかんの言って、

私は結構楽しんでいて、

こんなことでもなかったら、

ケータイ番号交換することのなかったであろう人達と、

綿密に連絡取り合っていて、

それはそれで有意義。

 

 

 

人生是すべて修行がモットー。

 

 

 

 

Victoriaでした。