シャッター街

こんばんは。victoria007です。

さて、「victoria007、ワシントンへ行く」と題してお届けして参りました、ワシントン訪問記も、いよいよ終わりに近づいてまいりました。

victoria007、アメリカの議会傍聴 - Victoriaの日記でも書きましたとおり、今回の旅行のハイライトは3つございました。

1 国会議事堂見学
2 地方議会の傍聴
3 まちづくりの見学&取材

です。
1と2はすでにレポート済み。
残るは3のみとなりました。

都市部にお住まいの方はあまりピンと来ないかもしれませんが、今、日本の地方都市で最大の問題は何かと言えば、
シャッター通り
でございます。

「昭和の時代はそこそこにぎわっていた商店街が、店の主が高齢化したために店を閉めたり、相続した息子夫婦が店は継いでも住まいは郊外の団地に建てたりして徐々にさびれていったのが、ここ十年くらいの間にすっかり郊外店に客を奪われ、がんばっていた最後の店もつぶれてしまってシャッター街となり、人通りがすっかりなくなって目もあてられない状態」

です。
ほんと、シャレにならないんだって。

いろいろ理由はあると思うのね。
車社会になって、駐車場のない駅前は今じゃ不便な立地に成り下がってしまった、とか
店の主が隠居したから店を売ろうかなって思っても、ほいほい土地が売れなくなった、とか
どうせ誰も買いに来ないんだから、わざわざそんなところに出店しようと思う人がいなくなった、とかね。

中には駅前再開発に見事成功した街もあって、そういうところは、たいていマンションを建てて住民を増やし、マンションの一階にはテナントを入れるなどして人の道をつくり、駅直結の複合ビルを建てておしゃれなショッピング街をつくるのに成功している。

車社会といえば、アメリカはずっと前からそうだし。
アメリカは若い人が多いから、高齢社会ってわけではないけど、でも、都市がいろいろな問題のせいで、住むには適さないところになったっていうのは、だいぶ前から言われている。

そこで、そんなアメリカで、一度衰退した中心市街地活性化に成功した事例があったらぜひ訪ねてみたいと思ったの。

事前に友人のクリスティーナに「アメリカで、中心市街地活性化の成功事例についてお話を聞ける人がいたらぜひ紹介してほしい」っていうメールを送っておきました。

そしたら、なんと、ぴったりの人が見つかったのです。