本当に気持ちのいいセックス パート3 (10)いんらんパフォーマンス・スペシャル〜恋人

こんにちは。Victoriaです。

AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白 (文庫ぎんが堂)

AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白 (文庫ぎんが堂)


さて、「AV黄金時代」の中で、
太賀麻郎さまが「AV黄金時代の傑作」としてあげている作品が、
1987年に撮影された

「いんらんパフォーマンス・スペシャル〜恋人」


監督は代々木忠


美川景子という女の子が、沢口明という恋人とともに登場。
もともとは恋人が専門学校に通う学費をかせぐために、
AV女優の道を選んだ景子に対して男が嫉妬、
それがきっかけでぎくしゃくし始めた二人が、
そろってビデオ出演し、お互いに別々の相手とセックスする中で、
二人の関係がどうなるかを追う・・・というかなり残酷なストーリー。


一夜目、美川景子は太賀麻郎と熱い夜を過ごしておきながら、
翌晩はやはり恋人の元に帰ろうとする。
「情熱」よりも「常識」を選択しようとしたわけだけど、
いったん離れてしまった気持ちを元に戻すことはできず、
結局、二人は別れてしまう。



太賀麻郎は、煮えきらない恋人との関係でもやもやしていた女の子の
獣を呼び覚ましてしまう役を演じ、
彼自身のその後の生き方を変えてしまうくらいインパクトの強い作品に仕上がった。


この作品のテーマは、


「女というものは、気持ちよくさせてしまえば、
恋人なんて平然と裏切るものだ」。





実際、一日目の夜、景子と太賀麻郎はまさに獣のように交わった。
最初は、景子の恋人に見せつけて嫉妬させてやろうなどと考えていたが、
次第にそういう感情を突き抜けてしまい、
二人の間に強烈は情熱がほとばしる。


太賀麻郎から見ると、美川景子はさほど魅力的な女ではなかったんだけど、
撮影がすすむにつれ、
景子のどん欲さや身勝手さ、自分本位の根性に、
呆れ怒り腹を立てながらも、
どうしようもなく欲情してしまう、
たまらなくスケベでイヤらしいけれどもイイ女にどんどんと変化していった。


太賀麻郎いわく、
そこがセックスというものの持つ永遠の謎であり、
性格がいいから良い女とは限らないし、
性格がいいからその女を好きになるとは限らない。
また、身体がよいから気持ちいいとは限らず、
体つきが豊満でイヤらしければ男を引きつけるというわけでもない。
逆に男のほうも、デカければいいわけではなく、
テクニックがあれば女を引き寄せるわけでもない。



では、男と女はどこにひかれあうのか?




答 : 情熱。





情熱がほとばしるためには、
感情を解放してやらなければならず、
それには人間社会の常識を捨てなければならない場合が多い。



セックスのことをおおっぴらにしゃべることを嫌う人がいるのは、
まさにそのためなんだけど、



作品中で太賀麻郎が相手の男に、



「野性があって理性があるんだぜ。
理性だけってのはおかしい」



と言い放つ場面がある。


まさに、



「ブレーキのない男」



そんなふうに真正面からぶつかって来られたら、
Victoriaならメロメロ・・・




太賀麻郎は、
セックスの悪魔のような底なしの魅力を知っているからこそ、
日常の社会生活の中では、
愛し合った男女がセックスするのが正しい、
心の底から尊敬し合い、認め合い、安心するパートナーと身体を重ねるのがすばらしいのであって、
お互い遊びと割り切って楽しむセックスはアリだけど、
片方が真剣で、片方が遊びなのは間違っていると言う。



・・・

なんだか、今回でVictoriaの「本当に気持ちのいいセックス」シリーズを終わってもいいんじゃないかっていうくらい、
直球勝負の言葉が出た気がするんだけれども、


「Victoriaさんは、なんでそんなエロいネタばっか書くんですか?」
と、ブーイングも受けつつ、
しつこくやめずにずっとセックスネタばっかり書いてきたのは、
やっぱりセックスって人生の一大イベントで、
場合によっては人生を左右するような力も秘めていて、
現役バリバリの人も、
まだまだこれからの人も、
もう卒業しちゃった人も、
みんなセックスの話ってホントは好きなはずだって思うから。


男性が女ヌキでどんな話をして盛り上がっているかは知らないんだけど、
女の場合、
いいセックスしてる女の子は、
確実に女子会で羨望の的になるよね。
(別に、「私、週3でやってるの」なんてカミングアウトしなくても、
最近彼女、キレイになったよね・・・っていうよく聞くほめ言葉は、
いいセックスしてるからホルモンのバランスが安定してるんだよねっていう意味だし)
本当に気持ちのいいセックスを人生に何回できるかっていうのは、
生涯でトータルいくらもうけたかっていうのに匹敵するくらい大きなことだよね、たぶん。


これまでいろいろセックス指南本を読んできて、
いろんな人の体験談なんかも含めて考えると、



・本当に気持ちのいいセックスというのは確かに存在する
・しかし、本当に気持ちのいいセックスを恒常的に続けるのは至難の業である
・結婚するとセックスレスになるカップルが多いことから考えて、それは「情熱」の量に関係あるのではないか?




というのがVictoriaの仮説。


太賀麻郎さまのお言葉は、
まさにそれを裏付けるもので・・・




・・・ということで、本日の結論 :


本当に気持ちのいいセックスとは、
情熱がもたらすものである。




ということで、すでにパート3をむかえたVictoriaの「本当に気持ちのいいセックス」シリーズ、
「セックスと情熱」というテーマで、
パート4へとつづく・・・



Victoriaでした。





・・・

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