代々木忠「つながる」　（４）自分が嫌いな女たち

こんにちは。Victoriaです。

１９９３年からずっと今まで、
「ザ・面接」シリーズを撮ってきて、
５０００人以上の女性の話を聞いてきた代々木忠監督によると、
ここ２０年で、

「自分が嫌いなんです」

という女の子が増えたという。

女の子が自分を嫌いになる原因はいろいろあって、

自分の顔がキライ、
スタイルがイヤ、
性格が気に入らない・・・

嫌いなところがいっぱいあるからこそ、
おしゃれしたり、
お化粧したり、
勉強や仕事をがんばって、
今より少しでもよくなろうって努力するわけだけど、

恋愛がうまくいかない

っていうのも、
自分を嫌いになる原因のひとつで、

男運が悪い

とか、

恋愛下手

なんていうのも、
同じことだと思うんだけど、

恋愛のマニュアル本を見ると、

彼氏がしてほしいと思うことをしてあげなさい

って書いてあって、

彼氏を自分の思いでしばりつけてはいけない、

っていう心構えに始まり、

フェラでイカせるテク、

なんて、
明らかに恋愛はサービスだって言ってる気がするんだけど、

そんなふうに、
真剣に取り組まなくちゃいけないんだったら、
恋愛も苦痛。

つき合ってたら、
絶対にうまくいかないことはあるし、
ケンカして当然でしょ？

そういうふうに、
関係がこじれちゃった時に、

どっちが悪いとか、
誰の言い分が正しいとか、

そういうメンドクサイ事態になってしまうっていうのも、
原因は同じで、

恋愛に意味を求めすぎるっていうか、
恋愛で成長しようとか、
あるいは、
恋愛で自分の膠着した人生切り開こうとか、
そういう他の目的をからめちゃうから、
おかしくなっちゃうんじゃないかなって、
最近思うことが多くて、

恋愛に未来を求めるのは、
ちがうんじゃないか、

恋愛ってもっと刹那的で、
今、この時、自分の手の中にあるものしか、
信じられないのが、
恋愛なんじゃないかしら・・・

つらい過去があったら、
それにしばられてしまうのは誰でもあることだけど、

でも、
過ぎてしまったものは、
忘れてしまえばそれまでなんだし、

未来のことを心配するあまりに、
今のこの時に気持ちを集中できなかったら、
それもまたむなしい。

・・・ということで、本日の結論　：

恋愛は、
なんとなく流れていく時間の中で、
今、この瞬間生きてる自分というのを実感させてくれる、
人生最高の贈りものだと思うの・・・

Victoriaでした。

・・・