婚活に疲れて (10) 夜這い撤廃亡国論

こんにちは。Victoriaです。

さて、
昔の女=背後霊説の提唱者である、
恋愛マイスターNさまから、
詳細なレポートをいただきました。






背後霊の真実が明かされた、
貴重なレポートですので、
みなさまにもお読みいただきたく、
ここでご紹介。





by N


女性だけじゃなくて男もだと思いますが、やっぱり若い時にとっておくべき必修単位ってありますよね。だいたい22歳(大学卒業)くらいまでの恋愛で、肉体精神両方でそこそこ満足いく体験しとかないと後で苦労するんじゃないかと。

底が抜けるまでってのはハードル高い(自由選択単位的な)気がしますけど、私自身を含めて、必修単位未修得ってことがアラサー以降の悩みにつながってるように思います。

ちなみに、「背後霊」の話ですが、これも単位をちゃんととってなかったから成仏させられない&憑かれやすくなってる可能性があります。だから、たとえば太賀様には当てはまらないかもしれません。

ただ、周囲を見ていると、およそ6割強の男には憑いているような印象です。ちゃんと単位をとるってことが、かなり難しいことの表れじゃないかと思います。
憑いていない人は、必修科目でいい成績をとったか、自由選択単位まで修得済みか、恋愛経験があまり多くないにもかかわらずパートナーに恵まれたか、そもそもリアルな恋愛経験がないかの、どれかじゃないかしら。
うらやましいと思うのは3つめのケース。学生時代の恋人とそのまま結婚したり、恋愛経験がほぼ皆無で見合い結婚したなんていう場合ですね。この場合は、そもそも科目履修自体してなかったりするんですが、TOEICの成績でもって英語の授業を免除されたようなもので、これはこれでアリかな。
でも、多くの人は2〜7人程度の恋愛経験(プラトニックな可愛いもの含む)はあるのに、完全燃焼した実感がない。だから、恋人とつきあい始めで相手に夢中っていうような視野狭窄状態でない限り、「背後霊」(昔の彼女たちの妄想)に悩まされる。現実の元彼女たちは、とっくにこっちのことなんて「どーでもよく」なってるはずですが(笑)。

「背後霊」のせいで、現在の恋人とうまくいかなくなるなんて場合もあったりします。端的にいうと、いざというときに急に出てきて、ムスコを萎えさせたりとか。今目の前にいる彼女の面影に一瞬現れて、先行きを不安視させたりとか。これ、別に「昔の彼女の方がよかった」なんていう話じゃないんです。不意に現れて、テンションを下げさせたり、クールダウンさせたりするんですよ。

オカズにするのはレアケースじゃないかな。1つには、「背後霊」が自分の後悔や失敗、もの悲しい記憶とリンクしている場合が多いこと。それと、なにせ自分の背後にいるようなものですから、そっちを気にしたら、オナニー中のおのれの姿を意識することにつながって、羞恥プレーOKな人じゃないと萎えるんじゃないでしょうか。
「背後霊」を成仏させる(憑きもの落とし)には、ものすごい大恋愛をして、自分を解放しまくる必要がありそうです。とはいえ、アラサーをすぎると「相手の全てが好き」なんて純粋な感覚も少なくなるわけで、成仏させる可能性も下がってきます。「失楽園」(なつかしー!)のような破滅的結果を招きかねませんし。だから、なるべく出てこないようにするほかないんですよね。

「背後霊」を出てこなくする方法は、第一に目の前の相手に対する「感謝」を持ち続けること、第二に「この人を幸せにしなきゃ」っていう責任と覚悟を意識すること、になるのかな。あと、子供が生まれると何年かは静かになるんじゃないかと。<<







なるほど・・・






昔の女はおかずにならない・・・と。






昔の男は立派におかずの一品として機能しますが何か・・・???






(注記 : 特に思い入れの少なかったケースほど即効性あり。名前も覚えてないケース可)







・・・


Nさまのレポートを読んでいてつくづく思ったのは、







やっぱり教育は大切よね・・・







前回の記事でも力説した通り→婚活に疲れて (9) 恋愛は人生の厄落とし - Victoriaの日記
これだけ大量の男性が、
恋愛の単位未履修のまま恋愛市場(あるいは婚活市場)に放り出され、
いざ入れようとしたら勃たない、
あるいは、相手がみつからない、
見つかったはいいけど高額な対価(=結婚)を要求されてぼう然自失、
などという悲惨な状況を招いたのは、
夜這いに変わる性教育機関の整備の手を抜いた、
国家の失策。






名付けて、






夜這い撤廃亡国論(copyright©Victoria)。







少子化対策に保育園整備しろ、とか、
自治体主催の婚活パーティーはどうだ、とか、
的外れなことはやめて、








夜這いに変わる、
ニッポンの性愛市場インフラ整備を求む!!!







・・・


やっぱりね・・・





まずは、







セックスに対して社会全体が大人になること








が必要で、







十代になれば、
アダルトサイトの有無に関係なく、
誰でもセックスのことで頭がいっぱいになるわけだから、









経験者が手ほどきする場は必要だと思うし、








テクニックを磨くには、
実戦を積むしかなく、









後腐れなく、
自由に性欲を解放してあげる場があってこそ、
若者は若者らしく、
熟女・年増もそれなりに、
健全な性生活を営めるはず・・・







・・・ということで、本日の結論 :






バレンタインのチョコをもらって一喜一憂しているようなコドモが、
一気に婚活市場に乗り込んでもうまくいくはずないっつーの!





まずは恋愛市場で準備体操。






ちなみに、
「夜這いの民俗学」をお書きになった赤松大先生によれば、







1人でマスかいても、
デカくならない・・・




みんな、
もっと、
セックスに、
まじめに取り組もうぜ!










Victoriaでした。


・・・

婚活に疲れて バックナンバーはこちら。
婚活に疲れて (1)誰かのことを好きになるプレッシャーから逃れたい - Victoriaの日記
婚活に疲れて (2) 出会いがないから恋愛できないの? - Victoriaの日記
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「夜這いの民俗学・夜這いの性愛論」はこちら。
夜這いの民俗学・夜這いの性愛論(1) - Victoriaの日記
夜這いの民俗学・夜這いの性愛論 (2) 筆下ろし・水揚げ - Victoriaの日記