婚活に疲れて　（１１）　結婚は自分探しの旅の終着駅

こんにちは。Victoriaです。

婚活って言葉、
どういう人が使うんだろ？って考えてみたんだけど、

たぶん、
結婚相手探しに、
まだ、
本当の意味で疲れてないっていうか、

実は、
そんなに楽しい活動ではないということに、
まだ、
絶望してない人なんじゃないかと思う。

自分1人の気持ちではどうにもならなくて、
相手のあることだからっていう意味ももちろんあるんだけど、

もっと、
根本的な問題は、

婚活って、
自分の人生の棚卸しみたいなところがあって、

あえて、
そこには触れずに生きてきたのに、
どうしてわざわざそんなこと、
いちいち確認されなくちゃいけないわけ？
みたいなことが、
婚活の過程ではボロボロ出てきて、

婚活なんて、もうやめだ！
オレは自然の流れに任せるんだ、って言って、
投げ出すことも自由なんだけど、

そうやって逃げたところで、
結局、
近い将来、

自分は、一生、結婚しない人生を送る覚悟はあるのか？

っていう、
問題にぶつかってしまう。

やっぱりね・・・

結婚するにしろ、しないにしろ、

自然な流れで、
好きになった人と結ばれるっていう幸運に恵まれた人以外は、
みんな、
悩むんだと思う。

なぜなら、

結婚は自分探しの旅の終着駅だから。

結婚しなくたって、
人生は動いていくし、

楽しくくらしてる人は、
いっぱいいる。

一度結婚して、
失敗して、
また、1人になって、
ああ、別れてよかったって心から満足して、
独身生活をつらぬいている人だって、
いっぱいいる。

だから、
結婚は人生にとって、
何が何でも通らなければならない通過点ではないんだけれども、

でも、
結婚するのかしないのか、
するんだったら、
誰とするのか、
しないんだったら、
何をよりどころにして生きていくのか、

そういう答が出ないと、
何となく、
自分の人生の将来設計ができないっていうか、
すごくおさまりが悪い。

だって、
結婚するとしないのとでは、
何をするにしても、
大違いだもの・・・

そんな風にモンモンと考えて、
で、
最後に出す結論は、
いつも同じ。

相手もいないのに、
悩んでもムダだわ〜〜〜
さ、仕事しよ、仕事、仕事・・・

・・・

たぶんね・・・

人生って、
もともと、
悩まなくても何とかなるように設計されいてて、

何となく生きてるだけで、
十分、
生きてる意味があるっていう、
単純なものなんだと思う。

だけど、
1人でいると、
いろんな局面で、
考えちゃうもので、

たぶん、
それは、
自分の裁量でどっちを選んでもいいよっていう機会が、
自分のキャパを超えて多いからなんじゃないかと思うんだけど、

朝、何時に起きるのか、から始まり、
お昼はお弁当にするのか、外食にするのか、
今度の休みにどこへ行くのか、
ワークライフバランスはどうするのか、

そういう、もろもろのことを、

自分1人の判断で全部決めていくって、
かなりしんどい作業、

もし、
そこに、

配偶者の都合

っていうのが入ってくると、
自分の自由に選べる範囲はぐっと狭くなるんだけれども、

あれこれ考えて選ぶっていうめんどくささから解放され、

何かひとつのプロジェクトが終わった時、
（たとえば海外旅行とか、洗濯機を買うとか、車を買い換えるとか）

「家族で楽しく過ごせた」
「新しい洗濯機を買ったら夫が積極的に家事をやってくれるようになった」
「思い切ってファミリータイプの車に買い換えたら妻が買い物に重宝してる」

てな感じで、
わりとあっさり、よかった確認ができ、
それが驚くほど人生をシンプルにしてくれる。

「人間も動物の一種なのだから結婚して子孫を残すべき」
「結婚したほうが税法上、得する場面が多い」

なんてことを言う人までいるけど、

そんなこと考えるまでもなく、

心のセーフティーネットとして結婚ほど適した制度はない。

愛情だけで十分ではないからこそ、
同性愛者にも結婚の権利を、
なんていう運動も起きるわけだし・・・

・・・

じゃあ、
みんな、
どうやって、
「運命の出会い」をものにしているの？
っていう話なんだけど、

それは、
カップルの数だけ、
いろんなバリエーションがあるし、

成功した人に聞くと、
たいてい、

「偶然よ〜〜〜♪」

なんて言われて、
何の参考にもならなかったりするんだけど、

ひとつ言えることは、

人間、
絶対にこの人とでなくては、
人生やっていけないというようなものではなくて、

結構、
幅広く、
どんな人とでも、
やっていける能力を持って生まれてくるもんなんじゃないかっていうことで、

たまたま、
人生がクロスしたという縁を、
どれくらい大事にできるかっていう能力と、

あとは、
男女間に限らず、
広い意味で、
社会生活を営む上でのマナーというか、

思いやりともいうけど、

最も身近にいる人に対して、
どれくらい、
気持ちのいい時間、空間を提供できるかっていう、

サービス精神にかかってるんじゃないか。

・・・ということで、本日の結論　：

婚活卒業のキーワードは、「笑い」。

笑う門には福来たる。

この人となら、
一生、
笑って過ごせそうっていう人がみつかったら、
結婚して損はないんじゃないかしら・・・？？？

Victoriaでした。

・・・