会議は惜しみなく色気を奪う

こんにちは。Victoriaです。

さて、
自営業のいいところは、
会議に出なくていいことで、








だから、
前置きだけで5分使っちゃうような、
何だかな〜って会議には、
ホント、
ごぶさたなんだけど、








先日、
久しぶりに、
ホテルの大広間借り切ってやるデカい研修会&パネルディスカッションというのに、
出てみた。










一日、
丸テーブルの自分の名札の置いてある席に座って、
お昼は出されたお弁当を食べ、
食後は出されたケーキとコーヒーをもくもくと食べる以外は、
ひたすら話を聞くだけという、
超お気楽な時間を過ごしたんだけど、










疲れた・・・










途中から、
5分おきに時計見て、
お尻むずむずさせていたんだけど、










パネルディスカッションには、
4人のパネラーがいて、










そのうち2人は公的な肩書きで参加、
あとの2人は、
民間の人で、
会社員としてお勤めしながら、
ボランティアの立場で、
NPO活動などを行っている方たち。










パネルディスカッションの内容は、
なかなか興味深く、
身を乗り出して聞きたい感じだったんだけれども、











どういうわけか、










公的な肩書きでご参加のお二人が話し始めた途端、
私を含め、
居眠りする人が続出。









役所を代表して参加しているんだから、
しょうがないのかもしれないけど、










しゃべってる言葉が、
全然響いてこないっていうか、
自分の個人的な思いとか体験とかを随所にはさんでいても、
ただの自慢話にしか聞こえず、
(政府によってどこどこに派遣されて視察してきました〜的な・・・)











持ち時間の20分が、
2時間に感じられて、
ホント、
つらかった。











それに対して、
民間から参加なさってる方たちのお話は、
自分の半径3メートル以内の話からだんだんふくらませていって、
最後にデカい話につながる感じで、
聞いててわくわくしたし、
それに何より、
話しているご本人がおもしろがって話をしているので、
おそらくこのことが言いたいのだろうな〜ということが、
ストンと落ちて、
聞き終わってすっきりした。










・・・



それで、
ヒマなので、
もしもこれが合コンだったら、
この4人の方のどなたにお持ち帰りされたいか、とか、
妄想をふくらませていたんだけれども、











個が出てない人って、色気がないよね〜って思って・・・











それは、
組織に属していたらダメとか、
そういうことではなくて、













事実、
民間から参加なさっているお二人も、
お仕事は大きな組織の中でなさっているとのことだったし、











結局、
しゃべっている一言一言に、
どこまで責任を持っているか、










誰に向かって自分はしゃべっているのかという自覚が、
どこまで本人にあるか、












そういう問題かな〜と思って。












男と女の違いを一番実感する場面は、












痴話げんか











の最中だと思うんだけど、













男は理詰めで考えるけど、
女は感情に流される・・・みたいな説があって、
それは一面当たってるとは思うんだけど、











女の立場から言わせてもらえば、
男の態度で一番腹がたつのは、











ものすごく個人的なこと、
ぶっちゃけ、
私たち二人の関係はどうなの?
みたいな、
ものすごく個別具体的な論点で争っている時に、











やたらと、
一般論で切り返そうとする男がいて、











なぜ男というのは、
自分自身の問題を、
さも他人ごとのようにしゃべるのか・・・???












他人ごとみたいにしゃべるっていうのは、
具体的に言えば、
借り物の言葉で話すってことで、











誰かがどこかで言ってた言葉とか、
一般的に言われてる言葉を並べ立てるといってもいいと思うんだけど、












ああいうことしてる時の男って、
ちっとも色気がない・・・













・・・ということで、本日の結論 :











ここだけの話、参加者全員の目が死んでるような会議の映像とか見ると、去勢された動物の群れを見てるような錯覚にとらわれるんだけど、気のせい?たぶん、会議って、男から野性味を奪う魔力があるのよ、きっと・・・男には、体張ってがんばる!みたいな瞬間が必要なんだと思うわ・・・たぶん・・・









Victoriaでした。