「考える人 2010年夏号」村上春樹ロングインタビュー
こんばんは。victoria007です。
ひさびさの書評であります。
簿記論漬けで、全く本を読まない生活が数ヶ月・・・
で、今日、ひさびさに本屋で手にとった本。
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/07/03
- メディア: 雑誌
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うわっ、やっべー!
こりゃ、滅多なこと書けんわ・・・
で、撤退しようかとも思ったわけですが、まあ、もともと本丸に切り込むつもりはないのでそのまま続行することに・・・
(村上春樹様に対して何かコメントするなんておそれ多くて・・・)
なぜ、この雑誌を衝動買いしたかというと、ぱらぱら・・・とめくっていたら、
「ボクは長距離ランナーなので、毎日原稿10枚書くと決めたら、必ず10枚書くようにしている。
今日は気分がのるから20枚。今日はのらないから7枚とかは絶対にやらない。とにかく絶対10枚書くんだ」
というくだりがあったからです。
これは、村上春樹様もきっと徐脈なんじゃないか・・・
徐脈って病気なの? - Victoriaの日記
そうよね・・・
趣味とプロフェッショナルの差って、ここだと思うんだ。
趣味はね、自分のアドレナリンがいい具合に出る状態を楽しめればいいわけだから、規則的である必要は全然ないわけで・・・
むしろ、規則的であろうとする余り、実生活に支障を来してはいけないくらいで・・・
でも、プロフェッショナルっていうのは、「常に戦闘準備OK」であるために、日々の鍛錬が必要だと思うの。
「ここ一番」っていう時に、遺憾なく力を発揮するためには、たとえ「ここ一番」が一年に一回しかめぐって来なかったとしても、あとの364日、その日のために、基礎トレーニングを積んでおくかどうかが勝敗の分かれ目なんじゃないかしら?
だから、「書けても書けなくても、一日10枚のノルマは必ず果たす」っていう村上春樹様の姿勢は、まさにプロフェッショナルの極みではないかと・・・
非常にためになるフレーズでした。
victoria007でした。