神崎京介著 「女薫の旅」
こんにちは。Victoriaです。
地方の進学校に通う高3男子が、
同級生、先輩、その先輩のお母さんなどと次々に肌を重ね、
学校の先生とも求められるままにつながりを深めていく・・・
という、めくるめく官能小説といえば、こちら。
- 作者: 神崎京介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/06/15
- メディア: 文庫
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200万部を突破した「女薫の旅」シリーズ、
これは最新刊。20冊目です。
著者の神崎京介さんは、写真を拝見すると相当なイケメンで、
おそらく、主人公の大地はご自分の分身なんだろうなあ・・・
大地は、学校ではあまり目立たない生徒風に描かれているんだけれども、
どういうわけか、母性本能をくすぐるタイプで、
年上のお姉さま方がほっとかないのね。
「私を崇めなさい」
と言われると、素直に、
「あなたを崇めます」
って言って、相手の女性に主導権を譲るし、
「ダメ、まだイカないで」
と言われれば、ぐっとこらえて引くところなんかが、
女心をくすぐるわけだけど、
いつも最後は行き着くところまで行ってしまって、
ふたりで絶頂までのぼりつめて果てるという・・・
ズバリ!本書は、
とろけるセックスを求める女性に、
つかの間の快楽を提供することを目的に書かれております・・・
特にあらすじというようなものはなくて、
全体の80%は具体的なからみの描写で、
さらにその半分くらいは大地と女性との会話だから、
はっきり言って、まるごと前戯の教科書みたいなもの。
実際問題、こんなことしゃべる女の人いるのか?
みたいな部分もなきにしもあらずですが、
必ず女をイカせる大地のテクニック見たさに、
Victoria、シリーズ最初から愛読しております・・・
神崎京介先生、いつも大変お世話になっております。
やっぱりネタは実践で仕込んでいらっしゃるのでしょうか・・・?
それで、本日、この長いエントリーをわざわざ書いている目的というのは、
Victoriaは講談社文庫を一冊500〜600円払って購入しているわけですが、
な、なんと!
Web連載というのをやっていて、
タダで読めるっていうことを発見!
こちらです。
毎週月・水・金に更新されるらしい。
どんな感じかちょっとのぞいてみたいという方のために、
保健室の新任の先生に自宅に誘われた大地が、
いよいよ先生とつながる・・・という場面をちょっと抜粋してみると・・・
「先生、ぼく、我慢できません」
大地は先生に覆いかぶさった。
ぶつかるようにして体を押しつけ、肉樹の先端を割れ目にあてがった。
先端の笠に意識を集中する。
自分が笠そのものになった気になっていく。
割れ目のぬるりとした感触にうっとりする。
・・・
本番を映像で見せるAVと違って、
読者の想像力を必要とするので、
その分、お値段的にお買い得になっております。
モロ、エッチな描写じゃなくて、
エロチックな描写で感じてみたいという女性の方、
たまにはこんな官能小説はいかが?
Victoriaでした。