神崎京介著 「女薫の旅」

こんにちは。Victoriaです。

地方の進学校に通う高3男子が、
同級生、先輩、その先輩のお母さんなどと次々に肌を重ね、
学校の先生とも求められるままにつながりを深めていく・・・

という、めくるめく官能小説といえば、こちら。

女薫の旅 空に立つ (講談社文庫)

女薫の旅 空に立つ (講談社文庫)

200万部を突破した「女薫の旅」シリーズ、
これは最新刊。20冊目です。


著者の神崎京介さんは、写真を拝見すると相当なイケメンで、



おそらく、主人公の大地はご自分の分身なんだろうなあ・・・



大地は、学校ではあまり目立たない生徒風に描かれているんだけれども、
どういうわけか、母性本能をくすぐるタイプで、
年上のお姉さま方がほっとかないのね。


「私を崇めなさい」
と言われると、素直に、
「あなたを崇めます」
って言って、相手の女性に主導権を譲るし、


「ダメ、まだイカないで」
と言われれば、ぐっとこらえて引くところなんかが、
女心をくすぐるわけだけど、


いつも最後は行き着くところまで行ってしまって、
ふたりで絶頂までのぼりつめて果てるという・・・



ズバリ!本書は、

とろけるセックスを求める女性に、
つかの間の快楽を提供することを目的に書かれております・・・



特にあらすじというようなものはなくて、
全体の80%は具体的なからみの描写で、
さらにその半分くらいは大地と女性との会話だから、



はっきり言って、まるごと前戯の教科書みたいなもの。



実際問題、こんなことしゃべる女の人いるのか?
みたいな部分もなきにしもあらずですが、
必ず女をイカせる大地のテクニック見たさに、



Victoria、シリーズ最初から愛読しております・・・



神崎京介先生、いつも大変お世話になっております。
やっぱりネタは実践で仕込んでいらっしゃるのでしょうか・・・?



それで、本日、この長いエントリーをわざわざ書いている目的というのは、
Victoriaは講談社文庫を一冊500〜600円払って購入しているわけですが、

な、なんと!
Web連載というのをやっていて、
タダで読めるっていうことを発見!


こちらです。

女薫の旅


毎週月・水・金に更新されるらしい。



どんな感じかちょっとのぞいてみたいという方のために、
保健室の新任の先生に自宅に誘われた大地が、
いよいよ先生とつながる・・・という場面をちょっと抜粋してみると・・・



「先生、ぼく、我慢できません」
大地は先生に覆いかぶさった。
ぶつかるようにして体を押しつけ、肉樹の先端を割れ目にあてがった。
先端の笠に意識を集中する。
自分が笠そのものになった気になっていく。
割れ目のぬるりとした感触にうっとりする。



・・・
本番を映像で見せるAVと違って、
読者の想像力を必要とするので、
その分、お値段的にお買い得になっております。



モロ、エッチな描写じゃなくて、
エロチックな描写で感じてみたいという女性の方、
たまにはこんな官能小説はいかが?




Victoriaでした。