本当に気持ちのいいセックス パート3 (2) 200人以上の女優とハメ撮りした男が語る「セックス会話力」

こんにちは。Victoriaです。

「SEX会話力」をお書きになった溜池ゴローさま、

SEX会話力 (小学館101新書)

SEX会話力 (小学館101新書)


AV監督として、
1000人近い女性と面接し、
800本のAVを撮り、
のべ1000人を超すAV女優たちのセックスを映像にしてきて、
ハメ撮りの本数も400本に達するという経験を通して、
本当に気持ちのいいセックスのためには、
「セックス会話力」が欠かせないという結論に達したとお書きになっているんだけど、



「セックス会話力」っていうのは、
セックスの最中にべらべらしゃべるということではなくて、
言葉はもちろん、キス、愛撫、挿入のすべてを肉体の会話として、
男女が互いを理解しあうコミュニケーション能力のこと。



溜池ゴローさまは、
AV監督でありながら、
AVに出てくるような超絶テクニックはいらないっておっしゃっていて、
本当にエロいのは、
ごく普通に男女がコミュニケーションする、
至極まっとうなセックスだっていう意見で、
そのためには「セックス会話力」が欠かせないってことを、
本書を通して強調なさっていて、
ホント、その通りだって思ったのね。



医師やAV男優などで、
セックスハウツー本を書いていらっしゃる方は多いけれども、
溜池ゴローさまは、
ご自分には他の人にはまねできない強みがあるとおっしゃっていて、
それは、ご自身もハメ撮りなさるわけだから、
たくさんの女性との経験がおありになるのは当然で、
それだけだったらほかにも経験数でまさる男性はいるけれど、
監督業もなさってるわけだから、
ご自分がハメた女性が他の男とセックスするのを観察・分析するという機会をお持ちなので、
セックスを客観的にも主観的にも見られるようになったとのこと。





99年に女優、川奈まり子と出会い、
「義母 まり子34歳」をはじめとして全部で25本の作品をいっしょにお作りになったんだけど、
川奈まり子の引退作「Mariko Last Love」をハメ撮りでお撮りになる前に、
お二人は籍を入れていて、
巻末にのってる夫婦対談を拝見すると、
とても幸せな結婚生活を送っていらっしゃるご様子。



AVやってると、
普通の幸せからどんどん遠ざかってしまう方も多い中で、
しっかり幸せをつかんだっていうところからも、
「セックス会話力」の威力を感じることができるし、
明るいお人柄のせいで、
読み終わった後もとってもさわやかな風が吹いてて、
溜池ゴローさんのファンになっちゃったかも。




男が「セックス会話力」を高めれば、
女も素直に喜んでくれてコミュニケーションがうまくいくからという理由で、
この本は「男」を対象に設定してお書きになっているんだけれど、
ただし、男性の方に最初にクギをさしていることがあって、
それは「セックス会話力」は「女性をヒーヒーいわせるための道具」ではないということ。



だから、いわゆる「言葉責め」みたいなのとは、
全然コンセプトが違うのね。



こう言えば、女がもっと感じる・・・みたいな言葉の使い方とは、
ある意味、対極にある考え方で、
テクニック以前の問題っていうか、
いいセックスはいい関係があってこそ成り立つっていう哲学に貫かれていて、
たぶん、女だったら誰でも本能的に知ってるようなことなんだけど、
それが足りなくて、
本来素晴らしいものであるはずのセックスがうまくいかなくて悩んでいる人はいらっしゃると思うから、
そういう悩みから解放されて、
愛する女性と心の底から一体化できるセックスを目指したいと思っているすべての男性のみなさまのために、
心をこめて、「本当に気持ちのいいセックス パート3」をお届けしたいと思います。



Victoriaでした。


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「本当に気持ちのいいセックス」バックナンバーはこちらです。
本当に気持ちのいいセックス (9) 総集編 - Victoriaの日記
本当に気持ちのいいセックス パート2 (11)総集編 - Victoriaの日記