本当に気持ちのいいセックス パート4 (5)女のプライドの裏側

こんにちは。Victoriaです。

さて、代々木忠監督著「プラトニック・アニマル」には、
対談 「南智子 VS 代々木忠
が載っていて、


対談好きなVictoriaは、
真っ先に読んじゃったんだけど、


南智子さまは、
代々木忠監督の「性感Xテクニック」シリーズに出演なさっている、
SEXYエステティシャン。


「性感Xテクニック」は、
代々木監督が、男のオーガズムを探ろうとして始めたシリーズで、
一作目は、日比野達郎が出演。



いつもは勃起して女をイカせる使命を負っている男優が、
まったく逆のことをするシリーズで、


あの、加藤鷹さまが失神なさったとか、
数々の伝説を生んだシリーズなんだけど、


セックスに関してはプロ中のプロであるはずのAV男優たちを、
容赦ない「言葉なぶり」で残酷なまでに追い込み、
最後は声を出してヨガらせてしまうのが、
南智子さま。


撮影が終わった後、
いつもとは逆の立場でイカされてしまった日比野達郎さま、


「いやあー、これは楽だわあー。男が主導権を握ってSEXするより本当に楽だし、
イクときの感覚は単なる射精の比じゃないよ。
女って、こんなに気持ちのいい思いしてたのかあ・・・」。




失神なさった加藤鷹さまは、


「SEXで気持ちよくなれないと、よく相手の側に原因を探してしまいがちだけど、
こういうふうに100%受け身になってみると、
気持ちよくなれるのもなれないのも自分次第
本当の快楽は自分の中にある
というのがよくわかる」。






セックスでイクためには、
無理にイコうイコうと考えず、
自分が本当に気持ちよくなって、
身体全体で悦びを表現すれば、
ポーンとイッてしまうものだっていうことを、
代々木監督は何度も強調なさっていて、


それはそうだろうと思うんだけど、


自分の感情に正直になって喜怒哀楽をストレートに出すとか、
相手に自分の身も心もゆだねるっていうことは、
実はすごく難しいんじゃないかと思っていて、


たとえば、おいしいものを食べてて、
「これ、おいしいね」
って言うのは、好きな人といっしょに食べていれば自然にできるんだけど、


セックスしてて、
「これ、感じるね」
って言うのは、意外と難しいんじゃないかと思う。


つまり、
ベッドの上で自分の感情に正直になって、
感じることをストレートに出すということは、


言い換えれば、


どんどん淫乱になる


ということで、


もしも、ずーっと淫乱になりっぱなしでいいっていうんだったら、
イケイケドンドンでどんだけでもいけると思うけど、


その行為が終わったら、
また社会生活に戻らなきゃならないわけでしょう?


特に女の場合、
イクまでの過程も長いけど、


イッてから現実の社会に戻ってくるまでの過程も長いから、


すごく現実の生活がきつい時、


例えば、子育て中で24時間、気が張り詰めている時とか、
仕事のことが常に頭から離れない時、
あるいは、家計が苦しくて、お金の苦労をしてる時なんか、


その苦労の張本人であるかもしれないダンナと、
独身の時みたいに思いっきり燃えることができるかっつーの!


とか、

イクのはいいけど、


イッた後の私がたとえ夜叉になっても、
あなたに私のすべてを受け止めるだけの覚悟はある?


って考えると、
やっぱり女としても、


リスク回避


の意味で、
セックスレスになるよね・・・


まあ、そこまで深く考えなくても、
100%相手に自分をゆだねてしまった場合、
体中の細胞が「女」になってしまうと、
女って動物に変わるから、


イッてる時の表情は女神かもしれないけど、
夢から覚めたら鬼にもなれるわけで、
何かの拍子に嫉妬でもすると、それこそ血が流れる修羅場になるでしょ?


話飛ぶけど、
独身男性と既婚男性の違いって、


鬼になった女を知ってるかどうか


だと思うのね。



どれだけ年齢を重ねて、
社会的経験値が上がった男性でも、
独身の方って、女に対する考えが甘いなーって思う時があって、


ホントの男の色気というのは、
結婚して女の嫉妬の洗礼を受けてこそにじみ出るものだとしみじみ〜〜〜〜〜


そうすると、既婚者しかターゲットにならなくて、
それはそれでメンドクサイんだけどね・・・


だから、男性のみなさま、
男を上げるためにも、
ぜひ結婚して、
子宮で嫉妬される経験をぜひなさってくださいね・・・



話戻して、
女は誰でも本気で自分を解放しちゃうと後が大変だって本能的に知ってるから、
むやみやたらと男の誘いには乗らず、
セックスに応じる時でも、



「私は別に性欲なんかないんだけど、
求められるからしているの。
本当は全然したくないのよ」



っていう立場に立とうとするって南智子さまは言ってて、
それが「女のプライド」の正体だってズバリおっしゃっているんだけど、



ホント、セックスって奧が深いわね〜



もしも、
「この人とやりたい」
って思った気持ちにすべて従っていたら、


ただの


スケベ


だって言われるわけでしょ?


かといって、
相手を選りに選っていたら、
「お高くとまってる」
「お堅い」
なんて言われて、
本来味わうことができたはずの快楽の、
何分の一かしか味わえないわけだし。


正直でありながら、
スケベにはならないっていう、
バランスが難しいわよね・・・



それでね・・・
その答えじゃないかなっていう言葉をこの本で発見。

AV黄金列伝 (文庫ぎんが堂)

AV黄金列伝 (文庫ぎんが堂)

「AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白」で太賀麻郎を取材なさった東良美季さまが、
20人のAV男優、AV女優達にしたロング・インタビューをまとめたもので、


美熟女というジャンルを確立する前の溜池ゴローさまなんかも登場するんだけれど、


「AV女優になって、セックス観って変わった?」


と聞かれた小室友里の答。


「簡単にはエッチができなくなったよね。
私って、直情型だから、以前はお酒飲んで意気投合したらその流れで、みたいなノリがあったけど、
それができなくなった。
セックスってすごく大切なものだってヒシヒシと感じる。
肌と肌を合わせることだから、遊びじゃダメだと思う。
本気でやらないと何も生まれない。
男も女も何かを感じ取るためにセックスするんじゃないかな」



「AV男優の仕事とは何か」


について、日比野達郎の答。


「セックスって一対一の関係性しかないはずだから、
こっちが気持ちよくならなきゃ相手は決して気持ちよくならない。
どうせやるんだったら、根っこの部分でやりたい。
セックスという行為は、恋愛感情の最終的な表現じゃない?
だから、オレは女の子に惚れて惚れられていいセックスをしたい。
セックスしたいから好きになるんじゃなくて、
好きだからセックスしたい、
そういう気持ちになれた時にいいセックスができると思う」



・・・ということで、本日の結論 :



本当に気持ちのいいセックスは、
惚れて惚れられた相手と、
本気でやった時に訪れる。



Victoriaでした。


・・・
「本当に気持ちのいいセックス パート4」バックナンバーはこちら。
本当に気持ちのいいセックス パート4 (1) 本当のSEXを知っている女 - Victoriaの日記
本当に気持ちのいいセックス パート4 (2) 女がイケない真相 - Victoriaの日記
本当に気持ちのいいセックス パート4 (3) SEXとオーガズムと寿命の関係 - Victoriaの日記
本当に気持ちのいいセックス パート4 (4)目かくしFUCKの極意 - Victoriaの日記