本当に気持ちのいいセックス パート4 （７）愛はエネルギーの交歓

こんにちは。Victoriaです。

プラトニック・アニマル―SEXの新しい快感基準 (幻冬舎アウトロー文庫)

さて、「プラトニック・アニマル」　第3章　SEXで男も失神する方法
の最大の山場はこれ。

＜快感を積み立てる方法論＞

まず、この方法を実施するにあたってしっかり覚えておかなければならないのは、

男女関係のコツは自分（＝男）が主導権を握らないこと。
負けるが勝ち。

一見、女の尻にしかれているように見えるけれども、
女が決めた仕切りの中で、
言われることをハイハイと聞いていると、
最初はオレの考えと違うなと思っていても、
ある時点から自分のやりたいことが要求しなくてもかなうようになってくる、
というのが、代々木監督の説。

うん、これは人類の普遍的真実だと思う。

女って、男の人が自分勝手なことばっかりしてる時には、
あれこれうるさく注文つけるものだけど、
いったん、男が自分を全面的に受け入れてくれたと感じるやいなや、

「この人のためなら何だってしてあげたい」

モードに突入。

そうなったら、もう誰も止められない・・・

「この人のためなら何だって」と思ったら、
Victoriaの場合、最低10年はそのやる気が継続。

「これだ！」という出会いが3回もあれば、
人生30年あっという間に過ぎていきます・・・

一瞬の気の迷いで、
その後、10年間の人生が決まるって、

ホント、愛の力ってこわい・・・

・・・

それで、快感を積み立てる方法論ですが、
やり方はとてもシンプル。

１　あなたが感じることを彼女から一方的にしてもらう

どこをどうしてほしいか、具体的に思いっきり甘えるのがコツ。
ここんところで、中途半端な譲歩をすると効果半減。

２　快感が高まって来て、あと一歩で出ちゃう・・・というところで、やめてもらう

つまり、出しちゃいけないということです。
いったん、やめて、快感の波が静まるのを、４〜５秒待って、

３　愛撫再開。でも、やっぱり、一歩手前でやめてもらう。この繰り返し。

このように、次から次へと押し寄せてくる快感の波を、
ぐっとこらえて積み立てていくと、
最後の最後には・・・

異次元の世界へようこそ！

この、方法は、別に男の方だけでなく、
女にも適用可なので、
ぜひトライしてみてくださいね。

・・・

さて、代々木忠監督を追ったドキュメンタリーDVDが出ました。

YOYOCHU　SEXと代々木忠の世界　2枚組特別版 [DVD]

本も出ています。

代々木忠　虚実皮膜 　ＡＶドキュメンタリーの映像世界

「代々木忠　虚実皮膜」は、時系列にそって代々木監督の世界を追った本で、
ジャーナリスティックに真面目に作られているので、
ちょっと気軽に読めない感じがしてちゃんと正座して読んじゃったんだけども、

「いんらん」シリーズについて、
監督は次のように語っている。

「いんらんって愛だよな。
普通、女も男も、社会性というものに縛られていて、
女はこうあるべきとか、こんなことしたら好かれないとか、
いろいろと考えてしまうものだけど、
淫乱な状態になると、
そういうしがらみから自由になるんだね。
だから、いんらんって愛だなって気づいたんだ」

「愛は現象として現れる」

というのが代々木監督の持論で、
男女の愛が現象として現れると

いんらん

に行き着くっていうことだと思うんだけど、

このことについて、溜池ゴローさまは、

ＡＶ黄金列伝 (文庫ぎんが堂)

「AV黄金列伝」の中で、

愛はエネルギー

つまり、かたちのないエネルギーだと言っていて、

ホント、これこそが愛の本質だとVictoriaも思うのね。

男女の愛にもいろいろあって、
セックス抜きでもステキな愛はいっぱいあるけど、
セックスありの関係こそが恋愛の王道だなと思うのは、
一人では想像もつかないくらいの強烈なエネルギーの交換が行われるからで、

そのエネルギーの結晶が「子ども」だと思うんだけど、

男らしさとか、
色気とか、
肉体の魅力とか、
セックスアピールのある人のことをいろんな言葉で形容するけど、
突き詰めていくと、

エネルギーレベルが高いかどうか

だと思う。

一人ではもてあましてしまうほどのエネルギーが有り余っていてこそ、
それを女に分け与えることができるわけで、
だから、すごくエネルギッシュな人でも、
自分ひとりで全部消費してしまうような人は他人に分け与える余裕はないので、
あんまり狩りにいかない。

これは女なら誰でも経験あると思うんだけど、
残念なセックスって、した後、どっと疲れが来て、
翌朝、目の下にクマができたり、
お肌が荒れたりなんかして、

「最近、恋愛に疲れてるんじゃない？」

なんて、見る人が見たらバレバレだっていう・・・

ところが、ものすごく気持ちのいいセックスをしている時っていうのは、
朝から夜のことを考えるとルンルンで、

「Victoriaさん、ゴキゲンですね。
何かいいこと、あったンすか？」

なんて聞かれちゃったりなんかして、
夜もほとんど寝ないでオールナイトでもOKだし、
エステ行かなくてもお肌がすべすべで、
一生分のストレスが一晩でとれたって感じで、

「ホント、生きててよかった〜〜〜〜〜」。

それでね、
こういうステキなセックスができる人って、
たぶん、相手を選ばず、おそらく誰としてもある程度以上のクオリティを維持するんだろうなと思うのね。

そうすると、浮気っていうか、
複数の相手と同時進行みたいになっちゃうわけだけど、
本人に暗いところがないし、
それに、いっしょにいるときのエネルギーの発散量がハンパないから、
頭では、
「カレったら、他の女のところに行くなんてひどい」
とか思っていても、
それを補って余りあるものをくれるので、
何かそういう細かいことはどうでもよくなってきちゃうんだと思うんだ、女の方が。

エネルギーレベルが高い人って、
ある程度、生まれつきかなと思うけど、
なるべく、エネルギーレベルの高い人といっしょにいるようにすると、
いい影響を受けて自分もパワーアップするっていうのはあって、
あとは、身体を鍛えたり、精神を鍛えたり、
努力で伸びる部分も大きいと思う。

例えば、「AV黄金列伝」の中で、太賀麻郎が、
最初は現場で勃たなかったんだけど、
勃つべき時に勃たなきゃプロじゃないからっていうんで、

「自然に勃つようになったんじゃなくって、

根性で勃たせるようにしてるんです」

って言ってるんだけど、
やっぱり、セックスもこれくらい真剣に取り組んでこそなんだなあって惚れ惚れしちゃったわ。

・・・ということで、本日の結論　：

愛はエネルギーの交歓である。

Victoriaでした。

・・・
「本当に気持ちのいいセックス　パート４」バックナンバーはこちら。
本当に気持ちのいいセックス パート4 （１） 本当のSEXを知っている女 - Victoriaの日記
本当に気持ちのいいセックス パート4 （２） 女がイケない真相 - Victoriaの日記
本当に気持ちのいいセックス パート4 （３） SEXとオーガズムと寿命の関係 - Victoriaの日記
本当に気持ちのいいセックス パート4 （４）目かくしFUCKの極意 - Victoriaの日記
本当に気持ちのいいセックス パート4 （５）女のプライドの裏側 - Victoriaの日記
本当に気持ちのいいセックス パート4 （６）新宿中央公園で愛の交歓 - Victoriaの日記