本当に気持ちのいいセックス　パート4　（８）優しいだけじゃダメ

こんにちは。Victoriaです。

さて、「プラトニック・アニマル」で代々木忠監督が問いかけているのは、

本当のSEXとは何か？
SEXにおいてテクニックよりも大切なものは何か？
どのようにしたら彼女がオーガズムを体験できるのか？

SEXとは本来、本能に根ざしたもので、
知識としての情報がなければ実践できないというのは、生物学的に見てもおかしい。

SEXは愛撫の方法や体位などといった外側のテクニックではない。

SEXをひとつの型にはめてしまって、
マニュアルをいくら忠実に実践しても、生身の女はイッたりしない。

・・・というように、
AVの監督でありながら、
中身がどれもワンパターンなアダルトビデオに対して、
代々木忠監督は批判的な立場をとっていて、
「オレ、女に関してだけは絶対的な自信があるんだぜ」という、自称

「性豪クン」

に対して、終始、手厳しいんだけれども、

たぶん、代々木監督のように、
セックスが仕事になっている人にとっては、
いいセックス、悪いセックスみたいな線引きがある程度は必要なんだろうけど、
一般人にとっては、とりあえず他人のセックスはおいといて、

今、目の前にいる相手とのセックスがいいか、悪いか

だけが問題で、
もっと言うと、

セックスって、そこまでして、求めなければならないようなものか

っていう意見だってあるわけで、
だって、
いろいろこっちだってがんばってるのに、
後から、やれ、前戯が足りないの、早いの、気持ちよくないのっていろいろ言われたら、

わかったよ！
もう、お前には頼まねーよ！

・・・
きっとね、
誰だって、
ホントに気持ちのいいセックスが、
もっと全然、メンドクサクなく、できるんだったら、

になったりなんか、しないと思うのね。

「代々木忠　虚実皮膜」の中で、代々木監督が、
「悪戯」というシリーズを始めた時の経緯を聞かれ、

「日活の下請けをやってた時に、
白川和子に、

『監督、女ってそうじゃないのよ』

って言われたことがあって、

要するに

優しくされるより、無理矢理されたほうが感じる

ってことなんだけど、
へえ、そうなのかと思って、
女の本性を知りたいと思ったんだね」

って、答えているんだけど、

「優しくされたいけど、優しいだけじゃダメ」

っていうのは、女の共通の願望だと思う。

「草食男子」じゃやっぱり物足りないからって、
最近、「ロールキャベツ男子」っていうのが女子にモテるって話があるけど、

あれなんかも、
ふだんは女の子を大事にしてくれて、
たとえあっても下心はとりあえず奧にしまっておいてほしいけど、
こっちがその気になったサインを出したら、
情熱的に抱いてねって、そういうことでしょう？

やっぱり、昼間の社会生活で、
威張り散らしたり、
家事とかメンドクサイことは全部押しつけて知らんぷりしたりなんかしないで、
女の子に対して人間としての敬意を払って、
できれば紳士的に優しくふるまうっていうのは、
人間としての教育の範疇の問題で、

それと、男と女の関係になった時に、
自信を持って女の子をリードできるかっていうのは、
オスとしての本能の範疇の問題だから、

全く、別物のハズなんだけど、

どうも、マッチョでセックスには何の不満もないようなカレっていうのは、
デリカシーとか優しさに欠ける場合が多く、

いっしょにいてホントにラクで、、
性格的には100点満点なの〜っていうカレっていうのが、
いまいち荒々しさに欠けるっていうパターンが、
とっても多い気がするんだけど、

これって、努力で直せるレベルの話じゃない気が最近する。

こんな風にまとめてしまうのはホントに心外なんだけれども、

やっぱり、日本人全体のエネルギーレベルが低下している

っていうことなのかしら・・・？？？

・・・ということで、本日の結論　：

Boys, be wild!

男子のみなさま、もっと荒々しくなって狩りにいらして♪

Victoriaでした。