ヴァギナ (15) セックスは排卵を刺激する
こんにちは。Victoriaです。
- 作者: キャサリン・ブラックリッジ,藤田真利子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/02/04
- メディア: 文庫
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さて、前回、
男性といっしょに暮らしている女性は満月に出血し、新月に排卵するのに対し、
男性といっしょに暮らしていない女性は、新月に出血し、満月に排卵する傾向がある、
という事実をご紹介しましたが、
(ヴァギナ (14) 生理はうつる - Victoriaの日記)
排卵は、ほかの条件によっても引き起こされることが判明。
セックスが多ければ多いほど、排卵の可能性は高まる。
日常的に性行為している女性は、
月経周期の90%以上で排卵しているが、
セックスしていない、あるいは、ごくたまにしかしない女性は、
月経周期の50%以上で排卵していない。
予期しない妊娠が起こる原因は、
「今は大丈夫な時期だから」
と油断してナマでしたら、
セックスそのものが排卵を刺激してしまってできちゃう・・・というメカニズムらしい。
そうなのか・・・
いろいろと思い当たるフシが・・・
・・・
しかし、ニオイの役割に関して書かれた章で、
最も驚くべき発見はこれ。
人は、どんな型の
主要組織適合遺伝子複合体(MHC)
を持っているかで尿のニオイが違うらしいんだけど、
なんと、女性は、これをかぎ分ける能力を持っていて、
女性が最も魅力的と感じたニオイは、
それぞれ自分のMHCと最も似ていない男性のものだという研究結果が出た。
さらなる研究により、
自然流産を繰り返すカップルはMHCを共有する割合が高いことがわかっている。
つまり、女性は鼻を使って相手の男性のニオイをかぎとり、
補完的な遺伝子の相手を選んで、
生殖の成功と種の保存を確実にしている。
なんだか、この本読んでたら、
いろいろな疑問が解けてすっきりしてきたわ。
つまり、
男性にとって、
女性に選ばれるかどうかっていうのが、
遺伝子レベルで決定づけられているっていうことでしょ?
女性は、決して、
男を外見で選んではいないし、
中身を吟味して選んでいるわけでもない。
女性が男を選ぶポイントは、
ニオイ
で、しかもそれは、
補完的な遺伝子を持つ相手のニオイ
だと思えば、
女の子が「あなたとはムリ」って突然、言ってきたりするのも、納得。
・・・ということで、本日の結論 :
女性が、「あなたとはムリ」って言ってきたら、
「僕たちの遺伝子型が合わなかったんだね」
と言って引き下がればいいのよ♪
Victoriaでした。
・・・
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