ヴァギナ (14) 生理はうつる

こんにちは。Victoriaです。

ヴァギナ 女性器の文化史 (河出文庫)

ヴァギナ 女性器の文化史 (河出文庫)

さて、科学の博士号をもつジャーナリストである
キャサリン・ブラックリッジによる「ヴァギナ 女性器の文化史」には、
いろいろと驚愕の事実が出てくるんだけど、
鼻と性器の結びついについて書かれた第6章に、
このような記述が・・・



鼻と生殖器の内部構造は驚くほど似ている。



例えば、「ハネムーン鼻炎」という症状があって、
性的刺激を受けたり、
性交したり、
オーガズムに至ったりしたあとに鼻が詰まった感じがするのは、
鼻の粘膜が勃起するせいである。



鼻の粘膜が勃起?




ということは、
オーガズムの後というのは、
鼻が敏感になるということで、
同じ理由で、



セックスの過多はくしゃみを引き起こす。






あなたの身の回りに、
発作的なくしゃみをする人、いませんか?


セックスしていなくても、
性的なことを考えるだけでくしゃみする人もいるらしいので、
要注意(何に?)。


・・・

さて、本書はこの後、ヴァギナのニオイの記述へと突入するんだけど、
そこは飛ばして・・・
(気になる方は、ご自分の鼻で確かめてくださいね)


ニオイが女性の受胎能力にいろいろな影響を及ぼすという話の中で、



生理はうつる


という事実がでてきた。


つまり、複数の女が同じところで暮らしていると、
月経の周期が同調するということ。



これ、むっちゃ、心当たりある〜〜〜




中学の修学旅行の時、
仲良しグループの中の一人が途中で生理になり、
大変だ、大変だ、って騒いでいたら、
そのグループのメンバーが次々と生理になって、
ついに全員に広まる事件発生。



その後、高校、大学と、
長く女子寮暮らしをし、



生理はうつる


ということは、経験的に実証されました。




ホント、あれはなんなんだろうね、ってずっと思っていたけど、
どうやら、ニオイが関係あるらしい。


ほかのメスのニオイに刺激を受けて、
排卵・月経周期が同調するんだって。



なるほどね・・・



本書は、さらに、
男性のニオイが女性の月経周期に及ぼす影響についても検証。



なんと、
40日間のうち少なくとも2晩を男性と同じ部屋で過ごした女性は、
ずっと一人で過ごした女性よりも排卵の起きる確率が高く、
週3回以上、男性とともに過ごした女性は、
それ以下の女性よりも月経周期が短くなる傾向があるらしい。


さらに、
男性と親密な関係を持っている女性の月経周期は、
29日プラスマイナス3日に近づき、一定していて、
周期がそれ以上、短いか、長い女性は、
排卵になる可能性が高く、
従って不妊になりやすいということがわかった。



つまり、そばに男性がいないのなら、
わざわざ排卵して卵子をムダにしないためだという。



う〜ん・・・
実に神秘的というか、現実的というか・・・



最後に、あっと驚くこんな事実も・・・


男性といっしょに暮らしている女性は、
満月にあわせて出血し、新月排卵するのに対し、
男性といっしょに暮らしていない女性は、
新月の時に出血し、満月に排卵する。



ちなみに、2011年9月のカレンダーによると、


満月は9月12日。
新月は9月27日。




女性のみなさま、
当たってますでしょうか?




・・・ということで、本日の結論 :


女の生理って、実に神秘的・・・




Victoriaでした。


・・・
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