簿記論の勉強もいよいよ仕上げの時期がやってきました

こんばんは。victoria007です。

税理士試験まであと一ヶ月あまりです。
今週は、たまっていた実力判定公開模擬試験を3回分、一気に解きました。
あした第4回を解いて終わらせる予定。
毎日、模擬試験を解いていてわかったのですが・・・

やっと簿記論の試験がどういうものなのか、おぼろげながらわかってきた。
やっぱり、本番が近づいてきたら、できるだけ本番の形式に近い形の問題演習をやるべきなんだって、よくわかりました。

そして、毎日模擬試験を解いていたら、簿記論が苦痛でなくなってきた。
やっと、どこで点を取ろうか・・・と考えるのが楽しみになってきました。

長らくマイペースでちんたら勉強してきたvictoria007、ついにギアチェンジに成功か?

思い起こして見れば、去年の8月末から簿記論の勉強を始めて、いくつかギアチェンジするポイントがありました。きっと今書かないと忘れてしまうと思うので、ここにまとめてみたいと思います。

1 資格の大原 税理士講座通信生となる。

まず、大原に入学したのが第一のポイント。
毎月、定期的に教材が送られてくるようになって、簿記論の勉強がオフィシャルなものとなった。
自分で本を買ってきて、ヒマな時に少しづつ勉強していた時とは、明らかに覚悟が違う。
資格試験は、試験日が決まっているし、やることも決まっているので、ペースメーカーとして学校に行くのはやっぱり必要かもしれない。

2 会社会計でおおいにつまづく。

比較的、順調に勉強は進んでいたのですが、基礎完成テキスト2冊目に入っていきなり会社会計でつまづきました。

一体、何をやっているのか、さっぱり訳がわからない。

この時、始めて質問の電話をかけ、一時はほぼ毎日かけてました。
それが一ヶ月続いて、会社会計がなんとかわかるようになったころには、もう年が明けていました。

だけど、この時あきらめずにがんばったおかげで、会社会計は一番の得意論点となった。ひとつでも得意の論点ができるとすごく心強いってことがわかりました。

3 特殊商品売買で苦戦

次の壁は、特殊商品売買。
いくら問題をやっても絶対に合わない。
覚えたと思っても、次々に落とし穴が・・・

ここで、本番の試験では、捨てるべき問題があるということを体で学びました。

4 基礎完成問題集を解き直す

応用完成問題集をやっていても、基礎レベルの問題がとれないので、全く歯が立たない。
そこで、すべての勉強をストップして、基礎完成問題集を最初からすべて解き直すことにしました。
そんなことをしていたら間に合わないと思ったけど、結局簿記は積み上げだから、土台がしっかりしていないと、応用レベルの問題を読み取ることすら危うい。間に合わなかったら、今年の試験はなしだ・・・と思ってやりました。

一ヶ月かかりましたが、これで、固定資産や貸倒引当金など、標準レベルであれば必ず得点できるようになりました。

5 模擬試験に取り組む

ここで、順番から言えば、応用完成問題集の解き直しをするべきだったのですが、時間もないので、いったん復習を打ち切り、いきなり模擬試験に挑戦。

臨場感も大切だと思って、教室通学して受験しました。

結果、点数は伸びなかったけど、意外に解けた。
時間配分を気にしなくても、わかる問題だけ解いていったら2時間あっという間だった。

模擬試験を解いてわかったことは、簿記論のテストは、結局、資料の読み取りがポイントだということ。資料の読み取りの力をつけるためには、いっぱいひねった資料を読むしかない。

ここまできたら、「個別論点の復習がまだ完全じゃない」とか言ってる場合じゃない。
持てる知識でやるっきゃない。

それがわかったのが一週間前。

今週末はまた模擬試験を教室で受けます。
そして、そのまま自宅に帰らずホテルに缶詰で一人合宿を敢行する予定。

話は変わりますが、毎年、センター試験対策を生徒といっしょにやってますが、一ヶ月前の模擬試験から本番までにものすごく伸びる生徒がいます。

それは、基礎の勉強(単語の暗記とか文法の復習とか)はいったん忘れて、「今の自分の学力でどこまで得点できるか」ってことを一ヶ月かけてしっかり追求した生徒。

それを「直前試験対策」っていうんだけど、同じように模擬試験受けてても、基礎期を同じように、わからない単語調べて、本文訳して・・・ていう解き直ししかできてない生徒って、実は多い。

本人はまじめに取り組んでいるし、時間もかけているんだけど、直前一ヶ月で増える単語数なんてたかがしれてるから、よっぽど量をこなさないと追いつかない。

それよりも、時間配分だとか、見直しのやり方を確立して、「易しい問題の解き方」「難しい問題の解き方」など、問題の難易度に合わせた取捨選択の仕方なんかを、しっかり体で覚えた生徒のほうが本番では力を発揮する。

簿記論も同じだと思う。

ここまで、何ヶ月もやってきて、いまだにわかってない論点は、たぶん一ヶ月先でもわからないと思う。

だったら、今の時点で自分に解ける問題を見抜くコツを身につけ、時間をかけて解くからには、取りこぼしのないようにするしかない。

あと一ヶ月でできるでしょうか?

アチェンジした自分が、これからどこまでやれるか、とても楽しみ。

victoria007でした。
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