受験レポート 本試験編

こんばんは。victoria007です。

さて、いよいよ会場につきました。

さすがポートメッセなごや

どでかい会場に長机とパイプイスをずらーーーーっと並べて、これはどえらいことだわ!

すんごい人がいっぱい!

こんなに世の中には簿記論勉強してる人がいたのね・・・

さて、いよいよ問題が配られて・・・

試験開始です!
さて、どんな問題が出るのかな???

<第1問>本支店会計
支店が三つ???

ありえねえ!!!

支店が三つなんて問題、やってないんですけど・・・

大原さーん、予想外したんじゃねー?

気を取り直して、とれそうなところを必死で透視・・・

よし、未達で出そうなとこだけ出して逃げよう・・・

幸い、本店勘定と支店勘定を書いただけで出る箇所が4コあったので、そこだけ書いてあとはスルー。

う〜ん、答案がさみしいぞ!

ちなみに、この4コですが・・・

あとで解答速報みたら、合ってました・・・

ホッ・・・

<第2問>個別問題
よっしゃあ!
直前には、特に第二問対策に力を入れたのよ。
大原で受けた模試では、いつも第二問が0点とかでさんざんだったから、特に新しい論点には力をいれました。
何が出てるかな〜

問1 ユーロ建短期借入金

ユーロだと?
ドルしかやってねーぞ!
大原さーん、やっぱりここも外したんじゃねー?

あとで解答速報みたら奇跡的に合ってた・・・

問2 商品勘定 VS 三分法

???

意味不明・・・

こんなのやってねーぞ!

問3 有価証券

有価証券はあれほどやったのになぜか解けない。
何か隠れた論点があったのだろうか・・・

約定利子率が実行利子率より低いという時点でなんか不穏な空気が・・・

解けると思って取り組んだので、結構ここで時間をロスしちまったぜ・・・

問4 資産除去債務

キターーーーー!!!

よっしゃあ!!!

完答してやるぜ!!!

と思ったら甘かった・・・

途中で見積が変わったって、そんな・・・

でも半分はあっていた・・・

苦労して書いた仕訳、勘定科目は合ってたんだけど、数字違ってたらやっぱり×よね・・・

まあでも、ここで10点は取るのが目標だったんで、それはかろうじてクリアしたと思う。

ここでちょうど1時間経過。
うん、時間配分もOKだ。

さあ、第三問だ!!

<第3問>2月末残高試算表→3月の資料→後T/B作成

ウン。
最悪のパターンは避けられた・・・

ここが精算表とかだったら、撃沈してたと思う・・・

これなら、何とか糸口が見つけられそうだわ。

しっかし、なんだこの資料は?
別紙はさみこみの資料がどでかくて、字が細かい。

内容 : 1 現金出納簿
     2 金庫の中身(!)
     3 小切手の発行記録(はあ?当座勘定出納帳じゃないの???) 
     4 当座勘定照合表(各自推定が多すぎてやる気喪失。あとで考えたら全部ほかから転記すればよかったんだけどね・・・一時間でそれはちょっと・・・)
     5 受取手形管理表
     6 支払手形管理表

ふうっ・・・

もちろんこれだけじゃなく、
     7 3月中の商品取引
     8 決算整理事項
もあります。

<victoria007の戦略>
とりあえず、はさみこみの資料は無視して、引当金から行こう!

まず、退職給付引当金を出そうと計算にとりかかったら・・・

未認識数理計算上の差異がややこしくて、絶対ミスると思ったので途中でやめて、投資有価証券へ。

これは比較的簡単だったので答案用紙に転記して、次に行こう・・・

と思ったら、別のページに「株式購入代金の内容」という資料が・・・

げっ、やり直しじゃないか!

さっきのメモ用紙はどこだーー???

とあせっていたら、いきなりメモ用紙が紙飛行機のように、ぴゅーん、っとおとなりの人の足下へダイブ!!!!

わっ、やっべー!!!
あの紙いるのよ!!!
どうしよう!!!
あわわ、あわわ・・・

とあせっていたら、オーラが出たのか、係の女性がさっと拾ってくれた。

ふうっ、お騒がせしました・・・

一人がモノを落とすと、周りも連鎖反応を起こすのか、続けて後ろの人がペンを落とし・・・
電卓落としたおねえさんも・・・

みんな、落ち着こう!!!

最後まで残した商品関係、解かないわけにはまいりません。

なぜなら「売上原価の明細表を完成させなさい」という問題が別についているからです。

これ全部落とすわけにはいかない・・・

やぶれかぶれで適当に電卓たたいて記入したけど・・・
「長期滞留品評価損」とか「収益性低下評価損」とか、初耳なんですけど・・・

残り10分になって答案用紙を見ると・・・

空欄が多い!!!

まずい!!!

何か書くんだvictoria007!!!

必死で、ほっぽってた資料ながめて何かないかと探した結果、
「1,000,000」というきりのいい数字を見つけたので、どっかに書こうと・・・

よし、この前受金のとこが空いてるから書いとこう・・・

ここで試験終了。

「やめてください」という試験官の先生の声が・・・

「や」くらいのところで、数字の1を書き始めたばっかりだったんだけど、無視ってあとゼロ6こ書いて終了。


大原の先生が「最後の最後まであきらめずに、なんでもいいから埋めてください」
って涙ながらに訴えていたから、それに従ったまでです。

大原の先生方、試験対策としてできることはすべてしました。
これでだめなら、簿記の基礎力がそもそもないってことです・・・

帰って自己採点しようとしたけどできないことが判明。
問題用紙に答えを転記するヒマなんてなかったもの。
答案の半分はのこり10分で埋めたし・・・

しかし、一個、驚きの結果が・・・

<victoria007の奇跡>
「やめてください」の声を無視して記入した1,000,000円が、なんと!合っていた!!!

やっべーっ!
キターーー!!!

やっぱり、先生の言うことは聞くものね。

まあ、この一個に配点があるかどうかもわからないし、一個できてても、他が間違ってたらダメだんですが・・・

もしも、もしも万が一、受かることがあったら、最後の最後に記入した1,000,000のおかげでございます。

<総括>
昨年の過去問を解いた時と比べると、今年の問題は実務に即した感じがして、会計の実務に慣れた人に配慮がなされていたと思います。

でも、解けそうで解けない、微妙なところをついてくるところは、さすがプロの先生。
脱帽でございます。

<感想>
あ〜、楽しかったわ!
もう一回解いてもいいわ!

victoria007でした。
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