踏切事故 その後

こんばんは。Victoriaです。

年末にあった踏切事故 - Victoriaの日記ですが・・・

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011012190200231.html

ワゴン車の運転手が起訴されました。


>>三重県四日市市羽津町の近鉄名古屋線踏切で自転車の男性2人がワゴン車に追突された後、電車にはねられ死亡した事故で、津地検四日市支部は21日、ワゴン車を運転していた同市羽津中一、歯科医師池田哲容疑者(46)を自動車運転過失致死傷罪で起訴した。

 池田被告には、脳の慢性疾患で一時的にけいれんや意識障害などの発作が起きるてんかんの持病がある。津地検によると、通院や投薬の治療を受けていたが、しばしば意識を失う発作が起きるなどしたため、自動車の運転を控える注意義務があったという。

 しかし事故当日の先月30日、自宅から自分の歯科医院にワゴン車で向かい、事故現場となった近鉄霞ケ浦駅南側の踏切の手前で減速した際に突然、発作を起こして意識を失い、車を制御不能のまま走らせたとされる。

 起訴状などによると、同被告の車は踏切前で電車の通過待ちをしていた男性3人に追突し、同市別名五、四日市社会保険病院の研修医中本勝昭さん=当時(40)=と同市白須賀一、中国人実習生王定祥さん=当時(23)=を電車と衝突させて死亡させたなどとされる。

 池田被告の弁護人の伊藤方一弁護士は「主治医に車の運転を控えるよう指導されたのは事実だが、それほど強く言われておらず、過失につながるかどうかは慎重に検討する必要がある」と話した。<<

私も、少し前に、赤信号の交差点にノーブレーキで突っ込んで来る乗用車にひかれかけたことがあります。

フロントガラス越しに、運転手の女性が目をつぶっているのが見えました。

おそらく、一時的に眠ってしまったものと思われます。

その時は、幸い、事故には至らず、その乗用車は信号無視したまま、走り去って行きました。

高齢の女性でしたので、ただの居眠りか、何かの病気かはわかりません。

しかし、運転手に過失責任を問えるかどうか・・・というのは、命あってのこと。

自分の命は自分で守らなければならないという思いを強くした出来事でありました。

今回の事故では、中本さん王さんお二人が亡くなってしまったわけですから、運転手が運転を控えようという判断をしていれば・・・と思うと、やりきれない思いでいっぱいです。

Victoriaでした。

<あとがき>
21日付朝日新聞朝刊にも関連記事載っていましたので、引用しておきます。
http://www.asahi.com/national/update/0122/NGY201101210021.html

>>三重県四日市市近鉄名古屋線の踏切で昨年12月30日、自転車の男性2人が乗用車に押され、電車にはねられて死亡した事故で、津地検四日市支部は21日、歯科医師池田哲容疑者(46)=同市羽津中1丁目=を自動車運転過失致死傷の罪で起訴した。

 起訴状によると、池田容疑者は、突然意識を喪失するなどの発作が起きる持病があった。時々発作があることから、運転を控えるべき注意義務があるにもかかわらず、経営する歯科医院に車で向かい、時速30キロから10キロに減速した際に発作が起きて意識を失い、事故を起こしたとされる。

 担当弁護士によると、池田容疑者は「考えごとをしていて、(踏切手前200メートルの)歯科医院を通り過ぎ、あわててブレーキを踏んだ。その後の記憶がない。持病の発作が出たかどうかはわからない」と話しているという。

 池田容疑者は、子どもの頃から持病があったが、いったん完治。2007年8月ごろに発作が再発し、通院を始めたという。弁護士は「事故当日も薬を服用していた。発作は夜間にしか出ていなかったので、昼間の運転中に発作が起きると予見できたとまでは言えない」と話し、事故の予見可能性について疑問を投げかけた。

 事故は10年12月30日午後1時半ごろ、四日市市羽津町の近鉄名古屋線霞ケ浦駅近くの踏切で、池田容疑者が運転した車が、踏切が開くのを待っていた自転車の男性3人に追突して電車に衝突させるなどし、2人を死亡させ、1人に軽傷を負わせたとされる。<<