女が別れを決める時

こんにちは。Victoriaです。

さて、昨日「女が二股をかける時」について書いたVictoria・・・(女が二股をかける時 - Victoriaの日記

きっかけはこの記事→(彼氏がいる女性の半分以上に“二股”志向がある!?恋愛安全地帯に定住できない「捨てられる男の条件」 | 「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか? | ダイヤモンド・オンライン

この記事の7ページ目には、
「捨てられる男の条件」
がリストアップされていて・・・

こわいわね・・・
女ってここまで言うのって感じ・・・

実際に別れるときに、
ここまではっきりと、
「あなたのここがイヤだった」
なんて言う女、いないと思うけど・・・

って思ってたら、
最近の高校生女子は、わりといいにくいことをはっきり言うらしい。

昨日まで、すっごいラブラブだったのに、
あっけなくブチッと切って捨てられた男子がいて、
彼女から来た「お別れメール」っていうのを
見せてもらったんだけど、

「あなたのこういうところがイヤで
ムリって思った」
っていうのが、
まるで宿題のレポートのように長文で書かれていて、
フォローのしようがないっていうか・・・

当の男子は、
「ここまで言われたら、かえってスッキリする」
って強がってたけど、
でも、授業中に窓の外見ながら泣いてたのはナイショ・・・

それで、「捨てられる男の条件」なんだけど、
とても、ここに再現するにはしのびないキツ〜イことがいろいろ書かれていて、

一例をあげると、
・浪費家でまったく貯金がなく、金銭感覚が合わない
・趣味や価値観が合わない
・一緒にいられる時間が少ない
・・・

実際には、いろいろなことが積み重なって、
総合的に判断して「この人とはムリ」ってなって、
別れるわけだけど、

でもね、

「あなたのここがイヤだった」
ていう言葉、
100%の真実ではないと思うの。

最終的に、別れるっていう結果になってしまった事実に対して、
後づけで考えた理由にすぎないわけで、
どうしようかな〜って悩んでいた背中を押すきっかけとなった
ひとつの事実を言葉に直したらそうなったっていうだけ。

男が浮気したとか、
そういう明らかな事実があればわかりやすいんだけど、
特に男に非が認められないのに別れ話を持ち出されることだってある。

やさしくてもダメな時はダメ。
「あなたって安定していて優しくて好きなんだけど・・・でもダメなの」
って言われて終わり。


それでね・・・
女が別れを決める時って、どういう時か考えてみたんだけど、
一言でいうならば、愛が足りないってことだと思う。

男は、女のためにいろいろなことをしてくれるでしょ?
ご飯をおごってくれたり、
贈り物をしてくれたり、
エッチしてくれたり。
そういう、カレが私のためにしてくれたもろもろのことと、
やるという選択肢もあったはずなのに、カレがしてしてくれなかったもろもろのこと。

それらの事実が伝えている、メッセージっていうのを、
女は必死で読み取ろうとする。

つまり、男の本音ね。

いっしょにご飯食べるとき、
つきあい始めのころは、私の好きなものは何かって聞いてくれたのに、
最近は、何も聞かずに自分の好きなものを勝手に注文するな、とか、

最初の頃は、デートの前後にいっぱいメールが来て、
フォローばっちりだったのに、
最近は一回寝ると、
明らかに次に寝たいと思う日まで、メールが来ないな、とか、

エッチするときに、
最初のころはすっごくていねいに愛撫してくれたのに、
最近は騎乗位ばっかりで、明らかにラクしてるな、とか・・・

そういう、
男が惰性でやってるような、
ほとんど日常の習慣化したような行為から発せられるメッセージに
女は何を読み取ろうとしているかというと、

「キミのことが大事だよ」

っていうこと。

それが読み取れなくなったら、
「この人とはムリ」
って思って、離れていくんだと思う。

愛ってね・・・
行動で示してもらわないと伝わらないものなのね・・・



男性のほうも、そろそろ飽きが来てて、
次の女に乗り換えてもいいかな〜なんて思ってるんだったら、
それはある意味、正しいメッセージなわけだから、
別に構わないんだけど、

もしも、
彼女のことは以前と変わらず好きで、
別れるなんてとんでもないって思っているんだったら、
取り返しがつかなくなる前に、
彼女の気持ちをつなぎとめるためにできることっていうのを
何が何でもするべきよね。

実は、今日、この本を読んだんだけど、

夢をかなえるゾウ文庫版

夢をかなえるゾウ文庫版

これは、なりたい自分になるためにがんばっている人、
特に、会社に行きながら資格試験の勉強をがんばっている人にぜひ読んでほしい、
「人生攻略本」の傑作。

珠玉の言葉がてんこ盛りなんだけど、
中にこういうフレーズが出てくる。



「人間ちゅうのは不思議な生き物でな。
自分にとってどうでもええ人には気い遣いよるくせに、
一番お世話になった人や一番自分を好きでいてくれる人、
つまり自分にとって一番大事な人をぞんざいに扱うんや」



恋人同士にも、これってすっごく当てはまると思う。

つきあい始めのころは、新鮮だし、
相手のこともよくわからないから、
どんなちっちゃなことでも気を配るものなんだけど、

コクったりコクられたりっていう第一関門を突破して、
めでたく初エッチ成就したあたりから、
とたんに脇の甘くなる男の人って、
案外多い。

そういう男に対して、女がそれとなく不満をもらしても
「いや、オレ、別に浮気してるわけじゃないし、
オレは今のままで満足だから、いいだろ」
みたいな・・・

たしかに、女は、
「私の前では飾らず、素のままのあなたでいてほしいの」
って思ってるけど、
それって、女の愛情を当たり前のもののように受け止めてもいいっていう意味では、決してない。

なんか、最近、私のことを知ろうとしてくれないし、
私のためにわざわざ時間をさいてくれることもなくなって、
ただ便利だからいっしょにいるだけなんじゃない?
ってことが度重なると、
「私の存在って、何?」
って思い始める。

そういう疑惑の目でカレの言動をチェックしてみると、
「もしかしたら、私は愛されていないのではないか」
っていう証拠がずらずら出てきて・・・


女はね・・・
自分のことを愛してくれない
世間的には100点満点の男といっしょにいるよりも

たとえ世間的にはスコア0点でも
自分を愛してくれる男といっしょにいることを選ぶほうが幸せだって知ってるから・・・



だからね・・・
好きな女がみつかって
その人とこの先もずっといっしょにいたいって思うんだったら、
大事にしてあげてくださいね。

口に出して「愛してる」っていうのももちろん大事だけど、
やっぱり最後は「行動」だと思うから、
彼女のこと愛しているんだったら、
その愛情を行動で示してあげてくださいね。

世間では、
年収300万円が女の愛情をひきとめるボーダーラインだとか、いろいろ言われているけど、
最終的な決め手は、
「キミが大事だよ」
っていうのを、行動で示してくれたかどうか。

「キミのことが一番大事だよ」
って心から思って尽くしてくれる男の人と
別れようとする女はいないから・・・

Victoriaでした。