ヴァギナ (8) 処女膜をめぐる仁義なき攻防

こんにちは。Victoriaです。

ヴァギナ 女性器の文化史 (河出文庫)

ヴァギナ 女性器の文化史 (河出文庫)


さて、すべての女性が持っていて、
ほぼ、すべての男性が見たことがあるはずなのに、
多くの誤解によって真の姿がベールに包まれてきたヴァギナですが、


中でも、最大の関心を集めてきたのが、


処女膜。


確かにあることは確認されているけれど、
今でも、なぜ処女膜があるのかはよくわからないらしい。


一説によると、
ほ乳類が水の中で過ごしていた時代、
浮遊物質や水がヴァギナに入り込むのを防ぐために
処女膜が発達したのではないかと言われている。



なるほど・・・

じゃあ、陸に上がったほ乳類にとってはいらないものだから、
退化するということも考えられるわけね。


女性ならみなさまご存じだと思うけど、
処女膜って、簡単に破れちゃうのね。


友人は、小学生の時、
公園で遊んでいて、
跳び箱の真似事をしてコーン(工事中に立ててある赤い三角帽子の物体ね)をまたいだ瞬間、
コーンの先端がヴァギナを直撃。


その瞬間、


「破れた!」


っていうのがはっきりとわかったらしい。


ホント、公園も危険がいっぱいよね・・・



・・・
昔々、
新婚の初夜に処女膜の存在が確認されないと、
大変な事態をまねいた時代、
処女膜再生業が流行った。


16世紀には花婿をだますために様々な手段が考案された。


そのひとつに「ヒル」を使うものがある。


ヒルっていうのは、
ペト〜って皮膚にかじりついて、血を吸っちゃうあれね。


Victoriaもヒルにかまれたことが何回かあるけど、
一度かまれちゃうと、一日出血が止まらないのであせっちゃう。


さて、具体的にどうやってヒルを使うかというと、
結婚式の前夜に、ヒルを数匹ヴァギナに入れます。
しかし、あまり奧まで行かないように気をつけるって注意事項が書いてあるんだけど、



奧まで探検したいっていうヒルの好奇心をコントロールできるのか???



とにかく、ヒルにヴァギナをかませて出血させ、
にじみ出た血で男をだます・・・というのが、その方法。



ヴァギナに突如、侵入してきた巨大なモノにあわくって、
ヒルが男のナニに食いついた場合はどうするんでしょうね???



ホントに奧の奧まで入って行っちゃったらどうなるのか、とか
考え出すと、あまりにもオカルトなので、
さすがのVictoriaもこれを試してみる気にはならず・・・



入ったヒルが迷子にならないように、
ヒモをつけておいたほうがよい



という注意書きもあるらしいんだけど、


マジすか???



初夜さえ乗り切れば、
一生安泰に暮らせるっていう大金持ちの御曹司をだますためなら、
一晩くらいヒルに大事な場所を開放する価値はあったのかもね・・・



現在でも、
処女とセックスすれば梅毒が治るとか、
あるいは、HIV感染やエイズが治ると信じている人が多い南アフリカでは、
少女のレイプが絶えないらしい。



・・・ということで、本日の結論 :



女はこれと決めた男をモノにするためなら、
ヴァギナをヒルに吸われることも辞さない生き物である。




Victoriaでした。


・・・
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