プレゼントの贈り方 嬉しいとやり過ぎの境界線
こんにちは。Victoriaです。
さて、「女には積極的にプレゼントを贈るべきである」という記事を書いたところ→女にプレゼント攻勢は効くか? - Victoriaの日記
このようなコメントをいただきました。
>>自分は何か気付いた時にプレゼントを上げているんですけど(例えば、今季節だから白いイチゴ(初恋の香り)など)そういうプレゼントって、下心ありあり(全く無い訳では有りませんが・・・)だったり、何かして(別にお返しなんか無くても良いし、して上げたと思ってないけどそう見えるのかも?・・・)上げた感って、彼女曰く「して上げた感は何かをなくす」んでしょうか?
喜んで貰いたいという思いなのが一番なんですけど・・・。やり過ぎなんでしょうか?それとも、迷惑なんでしょうか?
教えて下さい<(_ _)><<
Go_83さま、
ありがとうございます。
まず、
率直な感想を申し上げますと、
私も白いイチゴほしい・・・
誰かくれ!
いいわよね・・・
こういう、サプライズ感満載のプレゼントって。
出先でこういう珍しいものをたまたま見つけてね。それで、キミがきっと気に入ると思って買ってきたんだ。
こういうのって、
気遣いとはちょっと違うと思うのね。
何て言うんだろ?
人生をプロデュースする力っていうのかしら?
いつもいつも、
それこそ24時間、相手のことを考えているっていうのとは違うんだけど、
節目節目でふっと相手のことを思い出し、
喜んだ顔がみたくて、
自分もわくわくしながらプレゼントを買って、
早く見せたくていそいそと帰るっていうのは、
これはもう、
特技・才能のレベル。
逆に、
そういうサプライズを正面から受け止め、
心から楽しめるかどうかっていうのも、
これまた、
特殊技能のレベル。
なので、
そこらへんの呼吸が合うかどうかっていうのも、
二人の相性がいいかどうかを計る重要な指標になると思う。
Go_83さま、
彼女がそういう心意気に感動してくれる女性だったら、
人生バラ色、
つまらない日は一日たりともない・・・って思います。
幸運をお祈りいたします。
・・・
さて、
サプライズの贈りものといえば、
私事で恐縮なんだけれども、
忘れられない誕生日プレゼントがあって、
(何歳のだったかは、都合よく忘れた)
私は、
極めてずうずうしく、
かつ、徹底した合理主義者であるので、
「彼、私の誕生日、覚えててくれるかしら〜」
なんてことをひそかに奥ゆかしく心の奥底でつぶやくタイプでは決してなく、
「Victoriaの誕生日まであと3日!」
てな感じで、
毎日カウントダウンしてたんだけど、
(もちろんカレンダーにはでかい印をつけて)
男って、
一歩外へ出ると、
都合の悪いことは忘れるみたいで、
案の定、
すっかり忘れて、
一日過ごしたそうな。
んで、
ようやく、何かの拍子に思い出したのが、
午後7時。
財布を見ると、
所持金がウン百円(138円とかそういうレベル)。
やっべー!
何か買わなきゃ!
で、
ATMにお金おろしに行くのではなく、
コイツが言った先は、
行きつけの喫茶店。
そこは、
手作りケーキが有名で、
私もそこのケーキは大好物。
ところが、
「本日閉店」。
なんと、
午後7時で閉店していた(これがいつもどおりの営業時間なので、何の不思議もないんだけど)。
そこで、
コイツはマスターのケータイを鳴らし、
事情を説明して、
「ケーキを売ってくれ」
と交渉。
帰り支度していたマスターに、
一度下ろしたシャッターをむりやり開けてもらうという暴挙に出た。
「いくつお入り用ですか?」
「1個でいいです」
「ゴメン、1個はないんだ」
マスターは、
当然、デコレーションケーキのホールを1個だと考えたんだけど、
万年金欠のコイツは、
「ショートケーキ1個」
のつもりだったらしい。
「あ、そこの、チーズケーキ、
それ1個でいいです」
営業時間外にわざわざ店を開けてもらって、
お買い上げショートケーキ1個也。
しめて350円。
当然、手持ちの現金ないからツケ。
・・・
さて、
めでたくケーキをゲットして、次に向かったのは、
知り合いの人のやってる酒屋。
お誕生日=シャンパン
という方程式がすり込まれているので、
シャンパン1本お買い上げ。
ここも、やっぱりツケ。
お買い上げ250円也。
はい、
シャンメリーです。
よく、
お子様がクリスマスなんかに飲んでるアレ。
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たった、600円かそこらのプレゼントのために、
2件も借金したコイツは、
勝ち誇って帰って来て、
戦利品をさも自慢げにみせびらかすと、
いかにしてそれをゲットしたかというストーリーを、
ペラペラとしゃべり始めた。
いやーアブナイところだったよ。下手すると誕生日なのにケーキもシャンパンもナシになるところだった。参った、参った・・・でさあ、明日、お金払って来ようと思うんだけどお金くれない?あ、ボクがケーキ切るよ(ここでもともとちっちゃなショートケーキを当然のように二等分し始める)・・・よし、と・・・あ、失敗しちゃった、大きいのと小さいのができちゃった、でも、今日はVictoriaが主役だからボクは小さいほうでいいや・・・うん、おいしそうだ・・・ここのケーキってホントおいしいよね・・・あ、紅茶煎れてくれる?ケーキにはやっぱりコーヒーより紅茶が合うよね・・・シャンパン開けようか?うん、開け方がわからないぞ・・・栓抜きある?ボク、コルクの開け方ってよくわからないんだよね・・・うん?あっ、ど、どうしよう?途中でコルクが割れちゃったよ・・・あああ!!!SOS!SOSだ、コルクの破片がシャンパンの中に落ちたあああ!!!
ということで、
借金してまで買ったシャンパンは、
コルクの開け方に失敗してわやになり、
翌日、酒屋に持っていって、
開けてもらうハメに・・・
てゆーか、
人の誕生日をすっかり忘れてて、
財布が空だってことに夜になってやっと気づいた自分の責任問題はどうした?
・・・ということで、本日のまとめ :
1 そもそも男に本当の意味で女が喜ぶプレゼントを選ぶ才能はないのが普通
2 女はそこんところをよくわきまえてる
3 だから本当に欲しいものはへそくりやりくりしてでも自分の甲斐性でこっそり買ってるから心配無用
4 男が時々買ってくるケーキ、ぶっちゃけ半分は自分が食べたいから買ってるんだってバレバレ
5 だから女性に対する贈りものはかくあるべし・・・なんてカタく考える必要一切なし
プレゼントに関して、
子どものころから女子の間でくりひろげられる熾烈な贈りもの合戦の洗礼を受けてきた女に、
男はどうあがいても太刀打ちできるはずがありません。
だから、
メンドクサイことは一切考えず、
「あ、これ、いいな」
と思ったら素直にあげる、
これでいいんじゃないでしょうか?
やっぱりね、愛情を惜しげもなく注入し続けるっていうのがオスのつとめだし、洪水のようにおしよせる怒濤の愛をやさしく包み込んで、場合によっては締め付けて離さないっていうのがメスのサガだと思うのよ・・・だから、プレゼントは愛液の分泌を促す、いわば、ローションみたいなものかしら?
・・・ということで、本日の結論 :
プレゼントが女を濡らすためのものだとすると年齢が上がるに従って値の張るものを買わないと女が悦ばないっていうのも納得・・・だからこれはと思う女がいたら若いうちに手を打っとけってそういうことね・・・少ない投資で大きく育てる、みたいな・・・?
Victoriaでした。