人はなぜSEXをするのか (4) 使い捨てられるオスの悲しい運命

こんにちは。Victoriaです。

人はなぜSEXをするのか?―進化のための遺伝子の最新研究

人はなぜSEXをするのか?―進化のための遺伝子の最新研究

さて、
「人はなぜSEXするのか」の著者は、
昆虫のセクシュアリティに関心を持ち、
ミツバチの研究をした結果、わかったことは、








ミツバチの社会では、
オスが生まれてきた唯一の目的は生殖で、
社会は完全にメスが牛耳っていて、
オスは使い捨てられる性である。









ミツバチの巣には、
一匹の女王バチと、
数百匹のオス、
それに、
数千匹のメスの働きバチがいるわけだけど、










まず、
オスがメスとつがうことが非常な困難を極めるらしく、
なぜかというとつがう場所が、









空中。








お互い全速力で前方向的に飛んでる最中に、
アクロバチックな飛行で女王バチにのしかかり、
ペニスを出してグサリと一刺し。







その時には、
すっごい勢いで刺すから、
「ポン!」っていう音が聞こえるほどらしい。










刺したら、
ペニスは折れて、
女王バチの体内に残り、








それで精力を使い果たしたオスは、
その数時間後には死んでしまう。









もちろんヒトはミツバチではないんだけれども、











一つの精子をメスの卵子と合体させるために、
オスが使ってる多大なエネルギーを考えると、
感慨深いものが・・・










経済学的に考えると、
生殖細胞の相対的価値は、
オスの精子は大量消費されるために1つの細胞の価値は低く、
メスの卵子には希少価値がある。








・・・ということで、本日の結論 :







<男の浮気に悩んでいる女性のみなさまへ>









男は命がけで精子をばらまいてるわけだから、
いちいちめくじらたてず、
温かく見守ってあげるべきだと思うの・・・










Victoriaでした。


・・・

「人はなぜSEXをするのか」バックナンバーはこちら。
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