伊東明「男は3語であやつれる」
こんにちは。Victoriaです。
さて、
今日はこれを読みました。
- 作者: 伊東明
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/02/03
- メディア: 文庫
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この扇情的なタイトル見た時、
思わず立ち止まってしまったんだけれども、
男をあやつるっていう発想がすごいっていうか、
「あやつる」っていう言葉自体、
すごい男の発想だな〜って思って、
だって、
あたかも男を道具のように見立てて、
一歩離れた場所から遠隔操作するような感じがするもの、
まるでラジコンか何かみたいに・・・
そんなの、
全然楽しくないし・・・
男の人とは一体化していっしょに大きな波のうねりの中で漂うからこそ楽しいのであって、
離れてるんじゃ、意味なくねー?????
一読すれば、
このタイトルは伊東明さんも一種のギャグとして使っており、
別に3語が大事なわけじゃなくて、
どういう心構えで男性としゃべるか・・・で恋愛の進路が変わってくるよ、っていう、
きわめてマジメな恋愛論なんだけれども、
例えば、
どういう言葉を「魔法の3語」としてあげているかというと、
<合コン>
- 「いいですね!」
- 「すごーい!」
- 「行ってみたーい!」
<デート>
- 「こんなの初めて!」
- 「うれしいな!」
- 「あっ、イヌだ!」
<Hのとき>
- 「こんなの初めて!」
- 「どうしてそんなにHが上手なの?」
- 「私、目覚めちゃったわ」
<男を勇気づけたいと思った時>
- 「頼りになる!」
- 「あなたみたいな人、なかなかいないわ」
- 「島耕作みたい!」
「あっ、イヌだ」「島耕作みたい」ってのが、激しく意味不明なんですけど・・・
やっぱりね・・・
たった3語発したくらいで、
恋がどーにかなるなんて、
そんな幻想抱いている女子なんていないわけで、
・・・ということで、本日の結論 :
女はなるべく少ない労力で男をものにしたいなんて全然思ってなくて、むしろ、一生かかっても読み切れないようなビッグな相手とハダカのぶつかり合いをして、汗まみれになりながらあやつり、あやつられ、またまたあやつり、あやつられ・・・っていうゲームを楽しみたいのよ・・・
もちろん、
私も、
男の人との会話で、
「すごーい!」「うっそー!」「イヤン、ステキ❤」くらいのことは、10秒に1回くらいの頻度でいうけど、
あんなのただの脊髄反射で、
とても戦略と呼べるようなレベルではない・・・
Victoriaでした。