ホンダ 個人株主が支持するIR

2010/01/27付日経産業新聞に「ホンダ 個人株主が支持するIR」という記事がのっていました。
ホンダが「株主通信」で積極的に情報を個人投資家に伝える努力をしているという内容です。
要約すると、

  1. ホンダは、「どんなに経営環境が厳しくても配当で報いたい」との思いで、10年3月期の目標に「キャッシュフローが回ること、および純利益で600億円を確保すること」を掲げている。600億円は一株あたり32円の年間配当を実施するのに必要な利益額である。
  2. 個人投資家に買ってもらいやすくするため、売買単位を100株に変更し、株式購入に必要となる金額を10分の1にした。06年には、1株を2株にする株式分割も実施した。
  3. 個人投資家が配当による利益還元を好む傾向に着目し、四半期ごとに配当を実施するようにした。

そうした取り組みの結果、ホンダの09年9月末時点の個人株主数は約22万7000人で、10年前の約7倍になったそうです。

なんだか、思わず株を買ってしまいたくなる内容です。

ホンダといえば、昨年10月に鈴鹿サーキットで開催されたF1グランプリで通訳のお手伝いをした時、いっしょにチームを組んだ方が、ホンダのOBでした。

ホンダのOB会というのが毎年、全国各地に場所を移してあるそうで、九州であった時は、わざわざ四国を通ってバイクで行かれたそうです。「みんなバイクで来る」そうで、さすが皆さんホントにバイク好きなんですね。

車検はずっと自分でされたというお話も聞きました。そうですよね〜。車をつくっているわけだから、車検も完ぺきにできるのですね。

本田宗一郎さんが、どういう思い出F1に参戦されたか、とか、なぜ、鈴鹿という土地に工場を造ることにしたか、とか、興味深いお話をいろいろ教えていただきました。

本田宗一郎さんが鈴鹿に工場を建てることに決めた理由は、何カ所かあった候補地を回られる中で、他自治体は、誘致するために、料亭で一席設けてすっごい接待を繰り広げたそうですが、鈴鹿だけは、「お茶が一杯でただけだった」からだそうです。「こういう堅実な土地柄なら間違いはなかろう」との見立てだそうです。

なかなか奥の深いエピソードです。

ホンダの株100株って、いくらくらいなのかしら?
車の運転やめちゃった私だけど、買ってもいいかしら?
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