マンモグラフィー体験記

こんばんは。victoria007です。

今日は朝から、毎年春の恒例行事に行って参りました。

「乳ガン検診」でございます。

私は母が乳ガンにかかって以来(今週のお題「好きな調味料」 かつおだしが教えてくれた真実の愛 - Victoriaの日記)、乳ガン検診だけは欠かしたことがございません。

しかし、乳ガン検診受けたことのある方ならおわかりだと思いますが・・・
マンモグラフィーって、むちゃくちゃ痛いの!

どんなにこれが痛いか、経験したことのない殿方のために、ちょっとここで原理を説明させていただいてよろしいでしょうか。

まず、機械をご覧ください。

中央に台があるのがおわかりいただけますでしょうか。

そこのところに、おっぱいをのせて、上から透明の板のようなものではさみます。
そして、もうこれ以上ムリっていうぎりぎりのところまではさんでぺしゃんこにしたおっぱいを撮影するわけ。

それを、左右、縦はさみと横はさみと二枚ずつ、計4枚撮るのですが、涙が出そうになるくらい痛い。

一番痛かったのは、忘れもしない、マンモグラフィーが近所の病院に導入された年。
「エコーじゃわからない小さなガンも発見します」
というコピーにつられ、新しいもの好きも手伝って、真っ先に検診を受けました。

一週間胸がねんざ状態で、痛くて呼吸も苦しかった・・・

病院によって機械も微妙に違うんだけど、その時はまだ導入されたばっかりで、マンモグラフィーを使える検査技師の人が少なかったんだろうね。

なんと、男性でした。

男に、おっぱいをひっぱられて、押しつぶされる痛みがわかるか!

絶対この検査は、女性技師に限定するっていう法律かなんか、作るべきだと思うわ。

何が痛いって、ゆっくり、そろり〜とはさまれるのなら、まだ息を止めるとか、痛みをこらえる方法はあるわけ。

それなのに、その男性、いっきなり、上から
「バッシ〜ン!」
って板を落とすわけよ。

あの時は、マジで目から火花が飛んだ。

だって、終わったら気持ち悪くなっちゃって、ふらふら〜って来ちゃって、看護婦さんに支えられて、廊下のソファに横になったもの。

40分くらい、ぐったりしてた。

家に帰ったら、なんかおっぱいの横のところがうっすら紫色にあざになってたし。

あんなにひどい検診は、ホント、初めてだった。

まあ、見ず知らずの男性に、検査のためとはいえ、おっぱいをひっぱったりさわられたりするよりは、バッシ〜ンで終わったほうがマシっていうのもあるけど。

それ以来、マンモグラフィーはもうイヤだって思ってたんだけど、去年、偶然、街を歩いていたら、自治体の検診車がいたのね。

で、なんだか、乳ガン撲滅キャンペーン中だとかで(そういえば、秋になるとピンクリボンキャンペーンってするじゃない?たぶんあれだと思う)すっごく安かったの。

500円とかそれくらいだった。

「ここの自治体の住民じゃないんですけど、受けられますか」
って聞いたら、大丈夫だって言うから、受けてみたの。勧誘しているお姉さんがすごくきれいでやさしそうだったし。

そしたら、全然痛くなかった。

検査技師は女の人で、すっごくていねいで、すこしずつ、
「痛くないですか〜」
って聞いてくれて、体の向きとかも気をつかってくれて、ほとんど無痛。

それで、ちょっとマンモグラフィーに対する恐怖心がなくなったので、今年はちゃんと受けてみようと思ったわけ。

もちろん、あの恐怖の経験をした病院ではありません。
あそこは、もう、二度と行きたくないわ。

今日は、最初のに比べたら全然痛くないけど、でも無痛ってほどじゃなかった。

胃カメラなんかも、上手な先生は全然痛くないっていうけど、マンモグラフィーも上手な人に撮ってもらうのがいいかも。

でもねえ、もともと丸い形のものを、四角い板ではさんで写真撮るっていう原理が、ムリがあると思う。マンモグラフィーは、絶対におっぱいの丸みに合わせた形に改良するべきだと思うわ。

ほっぺたをちょっとつねられただけでも痛いのよ。
それを、ただでさえ敏感な部位を、まるで体から取り外したかのごとく扱うなんて・・・

victoria007でした。
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