書類偽造の疑い34件 岐阜市長出張旅費

おはようございます。victoria007です。

岐阜市長、出張旅費改ざんのニュース続報です。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010100902000016.html

>>岐阜市の細江茂光市長の出張旅費の不正処理を調査している庁内の委員会は8日、書類の偽造が疑われる出張が2005年度から今年8月末までに34件あったとする報告書案をまとめた。市は他の部署でも同様の例がないか、全庁的な調査を実施する。

 偽造された疑いがあるのは、出張精算の際に添付する大会要項などの書類。満額3000円の日当は、昼食が提供される場合は慣例で1500円に減額される。しかし、昼食の提供がある旨の記述を市側が消したり、修正した文書を主催者に再発行してもらうなどの手口で、25件で満額が支給されていた。

 宿泊料についても同様の方法で、主催者が宿泊先を用意して本来実費しか支払われないケースでも満額の1万4000円が9件で支給されていた。

 意図的に開催要項を添付しなかったりしたものもあり、細江市長が不正に受給した旅費は、計83件(延べ102日)分の約19万円に上るとみられる。

 秘書課では、00年ごろまでには、市長の日当の減額処理をしないことが担当者間で引き継がれ、慣例化していたという。

 細江市長は委員会の聴取に「出張精算は市長公室に一任していた。不適正と判断されるものだけでなく、疑わしいものも含めて返還する」と話したという。

 報告書案は、不正処理の動機については「会計課の審査を通すため」としか触れていない。文書変造および同行使容疑での告発については「違法性の度合いや動機などを考慮すると、告発義務があるとまではいえない」とする顧問弁護士の見解を示した。

 委員会は9月議会で田中成佳市議が、事務処理の問題点を指摘して発足。成原嘉彦副市長ら幹部職員6人で構成され、05年4月〜10年8月末の市長の出張299件を調査した。12日に報告書を市長に提出する。

 委員会を傍聴した田中市議は「責任の所在があいまいで、真相究明にはほど遠い」として、刑事告発や住民監査請求を検討する意向を示した。<<

さすが、組織的に改ざんのシステムが構築されていたようですな。

記事にはのってませんが、結局、差額はどこへ行った?

victoria007でした。