彼女の家の食事が合わないんですけどどうしたらいいでしょう?
こんにちは。Victoriaです。
さて、先日、
結婚したい男性の条件という記事で、
食べ物の好みがうるさい人と住むのはイヤ・・・
と書いたところ(結婚したい男性の条件 - Victoriaの日記)、
このようなコメントをいただきました。
>>いまごはんでとても悩んでます。
自分は高校生なんですけど
彼女の家のごはんがまったく自分に合わず
でも彼女に会うためにいくんですけど
どーしたらいいか
最近はそれが鬱で<<
う〜ん、
これは大問題。
彼女の家のごはんということなので、
彼女が作ったというより、
彼女の家族といっしょに食べるごはん=彼女のお母さんが作ったごはんってことでしょうか?
私も、
同じような悩みを抱えていたことがあって、
やっぱり、
高校生の時だったんだけど、
彼氏の親公認の仲だったので、
デートするなら家でしなさい、
食事するなら家で作ってあげるから、
それ食べなさいって言われて、
高校生だからお金ないし、
おしゃべりだけならぶらぶらと歩きながらでも全然OKだったんだけど、
ずーっと歩いてるわけにもいかないし、
お腹もすくし、
あと、
彼氏がいろいろ音楽を聴かせるのが好きで、
そうすると自然に彼氏の部屋へ行こうってことになって、
毎週のように遊びに行くことに・・・
そうするとね・・・
お母さんが、
気をつかっていろいろと運んできてくれるのね。
冷たいお茶とお菓子くらいなら、
全然問題ないのよ。
買ってきたお菓子をお皿に盛って出すだけだから。
ところが、
ちょうど食事の時間になると、
わざわざご飯作って部屋まで持ってきてくれるのね、
二人分をお盆にのせて。
家族公認とはいっても、
まだ向こうの家族といっしょの食卓を囲むところまでは行ってなくて、
いつも彼氏の部屋で二人っきりで、
お母さんの作った食事を食べるって感じだったんだけれども、
とにかく何食べてもマズイ・・・
味付けが合わないとか、
嗜好が違うとか、
そういう問題じゃなく、
単純に、
お母さんに料理のセンスがなかった・・・
例えば、
目玉焼きを作ってくれたことがあったんだけど、
なぜそうなるのかは今もって意味不明なんだけど、
フライパンの手入れが悪いのか、
年季の入ったフライパンの焦げと思われる黒い平べったい粒子が、
目玉焼きの底にいっぱいくっついてて、
それごと食べると口の中がじゃりじゃりするんだけど、
一個二個なら取って食べるんだけど、
目玉焼きの底全体にぺっとり付着してるので、
とても撤去不可能。
しかも、
油ギトギトで、
白身の部分は焦げ付いてるのに、
黄身は微妙に半熟で、
しかもつぶれてる。
塩胡椒がかかってるんだけど、
全体にまんべんなくかかってるんじゃなくて、
一カ所にドバッとかかってるので、
塩辛いところと全く味のないところの落差がハンパない。
ホント、
残したかったんだけど、
でも、
お盆下げにくるのはお母さんなわけじゃない?
せっかく、
ムリして作ってくれてるのに、
半分つついて残すわけにいかないので、
必死で全部飲み込みました・・・
どうやら、
お母さんは料理に全く向いていないらしく、
何を作ってもこんな感じで、
ホント、食べるの苦痛でした・・・
それでね・・・
大学生になって、
バイト代が入って好きに外食できるようになると、
彼氏はとんでもないグルメになった。
とにかく、
食に対するこだわりがすごく、
雑誌で紹介されていたり、
クチコミで評判のいいお店は、
こまめに足を運んで自分の舌でチェック。
ミネラルウォーター一本買うのも、
吟味に吟味を重ね、
おかげさまで、
ずいぶんとおいしいものをたくさんごちそうになりました。
おいしいものを食べて帰ると、
それを再現しようと自分で食材を調達し、
作ってみるのが彼の習慣となり、
今ではプロ顔負けの料理人でもあります。
あれは、
人生の前半を、
お母さんの食事に苦しめられたからこそ、
成し遂げることができた偉業であると、
断言できます。
・・・ということで、本日の結論 :
彼女の家の食事が合わないっていうのは苦痛だよね、ホントよくわかる。でも、高校生の間は外食するお金もないし、ここは我慢のしどころだと思う。だって、その食事を彼女の家の人たちは日常的に食べているわけでしょ?それを否定するっていうのはやっぱりできない。できるとしたら、少食のふりをしてあんまりたくさん食べられないって言うとか、特定の嫌いな食材が出てくる場合はアレルギーか何かで受け付けないっていうとか、なるべくお互い傷つかない形で食べる量を減らす作戦に出るしかないと思う。でも大丈夫。高校卒業したら自分のお金で外食できるようになるから、そうしたら、おいしいレストランに彼女を連れて行ってあげたり、おいしい食事を作ってあげたりして彼女の舌を開拓してしまえばいい。きっと彼女もおいしさを認めてくれて、食事の好みが変わると思う。がんばれ!あと少しのしんぼうだ!
もしも、
まずいわけじゃなく、
根本的に嗜好が合わない場合は、
はっきり言っちゃっていいんじゃないでしょうか?
私も、
鹿の生肉出された時は、
きっぱりお断りしました。
別に、
向こうの家の人たちも、
ムリして食べてもらおうなんて思っていないから、
ダメなものはダメって言ってOK。
あと、
おみやげと称して自分の好きなものを持参し、
「みなさんで、召し上がってください」
なんて言いつつ、
どさくさにまぎれて、
自分が大量に食うっていう手もあります。
果物を一切食べないお宅におじゃまする時、
自分の好きなフルーツ持ってって、
勝手に切り分けて、
おしゃべりしながらさりげに食べるっていうのは、
よくやってました。
やっぱりね、
食べ物で妥協すると長続きしないです・・・
がんばれ!
Victoriaでした。